(株)日本線路技術【JR東日本グループ】

　業務として技術開発・研究開発や研修等の業務になります。技術開発では発注者側とメーカーとの調整や、試作品に対して改良指示や現場での運用に適した形等の打合せや意見交換を行い、より良い製品にするための協力をしています。研究開発においては、現場に入る材料の研究の協力で現場調査や現場試験といった業務を行っています。
　研修では座学や現場実習を行い、分岐器の基本となる部分から応用編（実務）といった形式で研修を行っています。6年目という経験では研修生への疑問には私では答えられない事も多いのですが、私も先輩や上司に聞くことで日々知識や経験を蓄えています。

　この会社での業務や説明を聞いた時に、こんなに重要な仕事があるのかと思いました。検査とは何か、それはお客様を安全に目的地まで届けるために必要で我々の業務が施工を行う会社に繋がるというとても重要な仕事であると思います。責任も大きいですが、業務を全うすることで得られる達成感もあります。なかなか表に出る仕事ではありませんが、とてもやりがいのある仕事の出来る会社だと思います。

　当面の目標としては分岐器という分野の知識を更に身につけたいと考えています。また、当部署ではJR東日本以外の私鉄・民鉄や海外でのコンサルを請け負うこともあるので、1つの会社に限らず様々な経験をする事ができます。鉄道事業者によってもルールが違うので苦慮する点も多いのですが、それぞれ事業者によっても悩みも違うのでそこに真摯に対応していきたいと思います。教える立場に立つこともあるので、研修生1人1人が理解できるような説明をできるようにこれからも努力していきたいと思います。