井口さん/私が就職活動の時に重視していたのは、どんな人と、どんな環境で働くことになるのかを確認すること。そのため、人事の方や先輩社員とじっくりと話す機会を設けてもらっていました。入社後のギャップやストレスをなくすためにも、職場環境について知ることは重要だと思います。できる限り多くの企業にアプローチして、理想の会社を見つけてください。
細田さん/私は就職活動の時、大学で学んだ知識を生かせる仕事だけでなく、趣味である音楽関係の会社にもアプローチしていました。就職活動では仕事内容や待遇を重視してしまいがちですが、見聞を広めるためにも「好きなこと」や「興味のあること」にも対象を広げてみることをお勧めします。多くの企業を訪問することのできるチャンスをご自身のために十分に活用してください。
坂本さん/私も含め、理系の分野で学ばれていた方は、ご自身の専攻分野を中心に企業や仕事を探される傾向があるかもしれません。しかし、それが本当に自分のやりたい仕事と結びつくとは限りません。最初から業種や仕事を絞り込まず、様々なことに興味を持ってみると良いと思います。就職活動の時に得た情報や知識が、社会に出てから役に立つことも少なくありませんよ。