最終更新日:2024/11/7

K&Oエナジーグループ[グループ募集]

  • 上場企業

業種

  • ガス・エネルギー
  • 電力

基本情報

本社
千葉県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

新人を温かく育てる環境のなか、天然ガスのプロフェッショナルを目指す!

  • 理系学科系統 専攻の先輩

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さまざまな部門で活躍する先輩社員3人の働き方

千葉県で天然ガスの開発・採取を行う関東天然瓦斯開発(株)、都市ガスの供給・販売を担う大多喜ガス(株)、両社を含めたグループ企業を統括するK&Oエナジーグループ(株)。各部門の仕事内容とやりがいを伺った。

本井 裕貴さん(写真左)
K&Oエナジーグループ株式会社 人事部
2018年入社/経営学部経営学科卒

高橋 知花さん(写真中央)
大多喜ガス株式会社 営業本部 地域営業部
エリア営業グループ エリアチームII
2020年入社/家政学部環境教育学科卒

岡芹 大輝さん(写真右)
関東天然瓦斯開発株式会社 鉱業部 生産技術グループ
2018年入社/理学研究科地球生命圏科学専攻修了

ここが当社の魅力です!

「私は会社の寮に住んでいるのですが、寮内のイベントは全て自由参加。プライバシーを守りつつ社員同士の交流ができる適度な距離感が心地いいですね」(本井さん)
「当社の天然ガスは地産地消であるため、輸入LNGほど市況の影響を受けません。穏やかな社員が多い理由も、会社の経営が安定しているからだと思います」(岡芹さん)
「プライベートなことも気軽に相談できる雰囲気があるのがうれしいです。産休・育休から復職された先輩も多く、将来を考えたときに心強いですね」(高橋さん)

若手の発案で給与計算業務の一部web化を実現。業務改善の提案が成長のきっかけに

経営が安定していることと、地元の千葉県に根付いていること。就職活動中は、この2点を軸にしていました。最終的に選んだのが当社グループ。社会貢献度の高い事業内容が魅力的で、同業界で働いている父からの勧めも入社の後押しになりました。
私が配属されたK&Oエナジーグループ(株)の人事部の業務は、人事政策の立案、人事制度の構築、人材の採用・育成・配置、従業員の給与計算、安全・衛生の推進、社内行事の企画・運営など多岐にわたります。知識のない自分に務まるのか不安でしたが、心配は無用でした。面倒見の良い先輩や相談しやすい上司のおかげで、1年目から順調に仕事を覚えることができたのです。
4年目の今は、担当業務のほとんどを独力でこなせるまでに成長。給与計算業務と高校生の新卒採用活動は、私ひとりに任されています。

成長のきっかけは、入社1年目に経験した給与計算業務における年末調整でした。500名以上のグループ従業員に対し、同業務を行うのは先輩と私の2人。当時は年末調整の申告を紙の書類で行っていましたので、膨大な仕事量に圧倒されました。事前にセミナー等を受けてはいましたが、従業員からのさまざまな質問に答えるのも一苦労でしたので、私たちは年末調整業務のweb化を会社に提案。翌年夏から準備に入り、2年目の年末調整から一挙に導入を進めました。その結果、業務は大幅に効率化し、問い合わせの数も激減。期待以上の成果を出すことができました。

大胆な業務改革でしたが、うれしかったのは新人の意見を正面から受け止めてくれる会社の姿勢。年末調整業務のweb化は以前から検討されていましたが、導入のコストや手間を理由に見送られていたのです。web化が決まったときは、上司や先輩も「これは良い機会。何かあれば自分たちがフォローする」と、背中を押してくれました。この連帯感があるから、当社グループはどの部署でも若い社員が活躍できるのだと思います。

人事業務は、重要で奥が深いものばかり。派手さはありませんが、会社や従業員のために欠かせない業務だと自覚できることが、やりがいのひとつ。業務を進めるなかで、「自分たちの仕事が従業員を支えている」という実感を得ています。
今の目標は、後輩を指導できるよう、より高度な知識を身に付けること。同時に、今後はメイン担当になるかもしれない大学生の新卒採用活動でも経験値を高めていきたいですね。
(本井さん)

天然ガスの生産業務を担当。取り組みが成功したときの達成感は格別です!

私は学部と大学院で地質学を勉強していました。研究テーマは上総層群という千葉県の地層。その知識と経験を生かすべく、就職先には資源関連の企業を検討していました。実は、当社グループが開発している南関東ガス田も上総層群に位置しています。しかも、天然ガスを採取している地層と、同じ地層を私は研究していたことから、親近感を越えて縁のようなものを感じました。入社に際して迷うことはなかったですね。また、千葉県内での業務がほとんどで、転勤が少ないので、腰を落ち着けて働ける点も魅力でした。

配属先は希望どおり関東天然瓦斯開発(株)の天然ガス生産部門。私は生産技術グループに所属し、ガス井戸から採取する水溶性天然ガスの生産量測定や、地下水の汲み上げによる地盤沈下を考慮した生産管理に携わっています。また、天然ガスは採取すると自然に生産量が減退するので、減退抑制対策のほか、増産対策にも関わることもあります。
当社が所有している測定が必要なガス井戸は、約200本。深さは約2000メートルに達するものもあります。測定結果が当社の操業計画に直結するので、日々、責任の重さを感じながら仕事に取り組んでいます。

この仕事の醍醐味は、自分の取り組みの結果が数字で表れること。減退抑制対策や増産対策の結果が目に見えるので、仕事の手応えを得やすいのです。対策の結果、生産量が増加したときの感動や達成感は、言葉にできないほど大きいですね。
また、生産技術グループは現場での対応力や応用力が求められます。私はまだ経験不足なので、先輩の仕事ぶりを見習っている段階。この部分での経験を重ねていくことが課題だと思っています。

専門性の高い技術職ですが、個々の社員は気さくで話しやすい人たちばかり。各グループのメンバーは10人ほどなので、オフィスはいつも和気あいあいとした雰囲気です。
天然ガスは、燃焼時の二酸化炭素排出量が少ないクリーンエネルギー。環境意識が高く、仕事に誇りを持っている社員が多いことも当社の特徴と言えるでしょう。

生産技術グループは現場から学ぶことで成長するタイプの仕事をしています。今後も現場経験を積んで高度な技術を身に付け、誰からも認められる一人前の技術者になることが目標です。
(岡芹さん)

知識ゼロからエネファームの専売営業に。特別な商品を手掛ける難しさと喜びを実感

私は7歳から千葉に住んでいます。地元愛が強く、就職活動でも千葉県内の会社を第一に考えていました。当社グループに惹かれた理由も、都市ガスを供給して千葉県民の生活を支えているから。また、採用担当の方の親身な対応にも心を動かされました。業界の知識がなかった私の質問にも丁寧に答えてくださり、その場で不安が解消されたのです。

当社グループの新入社員は入社後、本人の適性や職場のニーズによって配属先が決まります。ガス機器の販売しか想像できなかった私は「営業職が向いている気がします」とアンケートに記入。その結果、都市ガスの供給・販売を手掛ける大多喜ガス(株)の営業部門への配属が決まりました。
所属するエリア営業グループの役割は、新築以外の既築住宅に向けた営業活動。その中でエリアチームIIでは、ガスから電気とお湯をつくる家庭用燃料電池「エネファーム」の提案営業を行っています。

チームメンバーは8人。そのうち5人が女性です。コロナ禍で自粛している間はチラシ作成と送付に注力し、緊急事態宣言解除後は給湯器の交換時期を迎えたお客さまへの直接訪問がスタート。エネファームの勉強をしながらの営業ですから、最初の頃は緊張していました。
難しいのは、気にされる点がご夫婦で異なること。奥さまはコスト面のお話を、旦那さまは施工など専門的なお話をすることが多いのです。イレギュラーな質問にはまだ答えられないので、いったん会社に持ち帰り、当日中にはお返事するよう心掛けています。

エネファームは環境性に優れ、ランニングコストはお得な場合が多いのですが、導入費用が約100~150万円と高額なので、簡単には契約していただけません。私も年間50軒ほどのお客さまを訪問していますが、初年度の契約数はゼロ。2年目に入り、新規と入れ替えで計2件の契約を獲得しました。新規のお客さまは自分たちがつくったDMをきっかけにご連絡いただいたので、とてもうれしかったですね。
仕事では何度もお客さま宅を訪問し、当社のショールームでも細かな説明を行います。簡単には契約いただけませんが、商談がまとまったときの喜びは想像以上。お客さまの生活を豊かにできることもあり、達成感と同時に心が温かくなるのを感じます。

今後の目標は契約件数を増やすこと。また、これからの新入社員に対して、エネファームの正しい知識を伝えていくことも私の仕事だと思っています。
(高橋さん)

企業研究のポイント

企業研究を進めていくと、候補に上がる企業が何社も見つかると思います。そこから数社に絞る段階で私が重視していたのは、「自分がその会社で働いているイメージを持てるかどうか」でした。そのためには、社員の姿を自分の目で見て確認し、話を直接聞くことが重要です。今はコロナ禍で、学生の皆さんが対面で社員と接することが難しい状況ですが、インターンシップや合同説明会の機会があれば、できるだけ参加してほしいですね。
(本井さん)

自分の就職活動を振り返ると、私は必要以上に給与などの待遇面を気にしていたように思います。ただ、入社してみると、そんなこだわりにはさほど意味がないということがよく分かりました。当社グループは転勤が少なく、経営面でも不安がありません。「自分にとって本当に大切なことは何か?」それをよく考えて企業を選んでください。
(岡芹さん)

インターンシップ等に参加したときは、誰もが会社の雰囲気を気にすると思います。私はそれだけでなく、一緒に参加している周りの活動生のことも気にしていました。「この人と一緒に働くことになるかもしれないから、波長が合うかどうかよく見ておこう」という具合に。実際、当社グループでは説明会や面接の待ち時間に近くの席の方と話す機会がありましたが、良い人ばかりで安心できました。珍しい視点かもしれませんが、良ければ参考にしてください。
(高橋さん)

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K&Oエナジーグループの魅力は、社員同士の仲の良さ。上場企業だが従業員数は500人強という適度な規模で、部署を越えた社内交流も活発に行われている。

マイナビ編集部から

カーボンニュートラルが話題になっている昨今。一酸化炭素や硫黄分などをほとんど含まないクリーンエネルギーと言われる天然ガスに、今まで以上の注目が集まっている。だが、国内で消費される天然ガスの約97%は海外から輸入される液化天然ガス(LNG)であり、国内産の天然ガスは全体から見ればごくわずかしかない。その産地も新潟県、千葉県、北海道など少数の地域に限定される。K&Oエナジーグループは、千葉県を代表する総合エネルギー企業。主に天然ガスの生産・供給を通じて、地域のライフラインを支えている矜持を持つ同社グループは、“地産地消”ではなく、あえて“千産千消”と謳っているほどだ。

同社グループを取材して印象に残ったのは、公益的企業という安定した環境で働きながらも、挑戦する姿勢やアグレッシブな考え方を失わない、若い社員のイキイキした姿だった。本井さんは自らの提案で人事業務の効率化を実現し、岡芹さんは天然ガスの生産のために新たな取り組みができないかと模索している。高橋さんも、エネファームの拡販を目指して、さまざまなアイデアを実現しようとしているところだ。
エネルギーシステムの改革が進んで、電力やガスの小売全面自由化が実施された現在、各社の競争は年々激しくなっている。こうした状況下を生き残るためには、意欲にあふれた若い人材が不可欠。チャレンジする気概のある方なら、きっと同社グループで活躍できるに違いない。

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大多喜ガス(株)の社屋は5階建ての自社ビル。茂原市を拠点とする千葉県内約17万件の顧客に、同県内で生産された天然ガスを供給している。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2025に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2026年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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