千代田エクスワンエンジニアリング(株)

～身近にある食品を製造する工場の設計～
工場の設計と聞いてどんなことを想像しますか？モノをつくるためのただの箱、そんなイメージを持つ方も多いのではないでしょうか？私も学生時代はそんなイメージを持っていました。しかし食品工場の設計に実際に携わってみて「工場の設計はただの箱作りではない」と痛感しました。
食品の製造工程を理解し、製造工程から部屋のレイアウトを検討し、製造に使用する機器の大きさを把握し、機器の大きさから躯体のボリューム・部屋の天井高を決定し、製造室に虫が侵入しないように隙間をなくす配慮をし、等々
建築のみならず様々な知識を要求されるため仕事内容は非常に難しく、覚えることもたくさんあります。しかし、その分非常に突き詰めがいがあって興味深い仕事です。

～人との関わりも多く様々な知識が吸収できること～
私たちの会社はプロジェクトごとにチームを結成して仕事を行います。チーム内には建築設備、電気設備、生産機器に関するエキスパートたちがいて、チーム内で日々協議しながらプロジェクトを進めていくため自身の専門分野以外の知識も吸収することができて非常に学びが多いです。

～幅広い業務を担当することができることから自身の成長につながると感じたからです～
建築系の学部を卒業した人の多くは就活時に設計職を選ぶか、建物が完成するのを身近で見ることができる施工管理職を選ぶかといった選択を取る方が多いかと思います。しかし弊社では、一人のエンジニアが建物の企画・提案段階から設計・施工段階まで一気通貫して携わることができるため、幅広い視野を持った優れたエンジニアになることができると考えています。

～設計時から施工のことを意識できる建築エキスパートの方々～
設計から施工まで一貫して同じプロジェクトに携わることのメリットとして、自分の設計の善し悪しを肌で感じやすいということがあります。現場では自分が設計したものがそのまま形になるので、設計時にもっとこうしておけば良かったとか、ここをこう設計しておけば綺麗なおさまりになるなとかの経験が蓄積されやすいようです。いろいろな経験をしてきた先輩方の話を聞くことでも非常に勉強になり、図面の見方も変わってきます。