Primetals Technologies Japan(株)【三菱重工グループ】

同じ大学出身の先輩が、学内での会社説明会でお話しくださったのを聞いて当社を知りました。私は、もともとビルなど一般建築物の設計事務所を志望していたのですが、説明会の時に製鉄プラントの破壊力のあるスケール感に驚き、興味を持ちました。
そこでインターンシップに参加してみると、社内で英語が飛び交っているグローバル企業であることを実感。また、実際の仕事の様子を社内や動画で拝見して、自分の可能性が一気に広がると感じ、入社を志しました。

私は設計統括部の土木建築グループに所属し、製鉄機械を支持するコンクリート基礎の設計や製鉄機械を支える鉄骨のフレームの設計・解析をしています。実際に設計したものに対し、地震や風などという力がかかった時に耐えられるかということについて解析プログラムを通して確認しています。
また、実際に設計したモノを中国などの鉄骨製作メーカーに依頼し、実際に赴いて検査等を行う製作管理の仕事もしています。今まで中国には数回、先日はメキシコにも行ってきました。製作管理であれば1週間程の出張に行くことが多いですね。
ゼネコンやハウスメーカーと異なり、当社では幅広い業務に携われることが魅力だと思います。

自分が設計に携わったものが形になっていくのを見る時に、この仕事をしていて良かったなと感じます。
お客様がメキシコに新たな工場を建てるということで、コンクリートの機械基礎の設計をチームで行ってきました。そして7カ月の間、単独でメキシコに行き、現地のお客様への窓口対応や、日本側との調整、メキシコの設計業者さんとの協働による進捗管理等も担ってきました。海外に工場が建つという案件を私がキーパーソンの1人となって進めることができ、ステップアップできたと感じています。
1つのプロジェクトにかかる期間は1～2年程。そんな時を経て完成していく姿を見ると、これまでの過程がフラッシュバックします！

当社はグローバル企業でもあるので、今後も海外の案件に積極的に参画していきたいと思っています。日本と海外では設計の仕方が異なる部分があり、それを学びながら、海外のお客様との円滑なコミュニケ―ションをとれるグローバルな技術者になりたいですね。メキシコでの仕事は単独派遣で孤独を感じることもあったのですが、異国の文化に対応し、コミュニケーションの輪を広げられたことが、私自身の大きな成果になりました。
また、プライベートでは様々な建築物を見ていきたい。メキシコでは休日に教会や美術館を見て回り、アメリカにも飛行機で行って散策するなど、たくさんの刺激をもらうことができました。

就職活動では自分の可能性を制限せずに、「ちょっと頑張ってみようかな」などと一歩踏み出す勇気を持っていただければと思います。「グローバルな企業はちょっと…」とか、「ここでいいや」というのではなく、本当にやってみたいと思うことに対して挑戦してください。しっかりとチャレンジ精神を持って進んでいけば可能性は広がるはずです。
自分自身の気持ちを大切に、自分がこれから活躍できる場所を見つけていただければと思います。