最終更新日:2025/3/3

コベルコ建機日本(株)【神戸製鋼グループ】

  • 正社員

業種

  • 商社(機械・プラント・環境)
  • 検査・整備・メンテナンス
  • 輸送用機器(船舶・航空・宇宙関連など)
  • 機械

基本情報

本社
千葉県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

神戸製鋼グループの一員として、建機を通じインフラ整備や復興支援を支えるやりがい

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「営業」「整備」の最前線で活躍する若手社員の成長の軌跡

神戸製鋼グループの建設機械メーカー・コベルコ建機の国内販売会社として安定成長を続けるコベルコ建機日本。社会貢献度の高い仕事に誇りとやりがいを感じ、日々成長を続ける若手社員たちの活躍ぶりに迫った。

【写真左から】
■青山 竜巳さん
支社統括本部 中四国支社 営業部 広島営業所
2023年入社

■金本 晃弥さん
支社統括本部 中四国支社 営業部 広島工場
2022年入社

■吉岡 祐人さん
支社統括本部 中四国支社 営業部 広島営業所
2024年入社

先輩社員たちの1日

「午前中はメール確認や書類作成などの事務作業を中心に行います。昼前から1日10件を目標に顧客を訪問。帰社後は見積書の作成などを行います」と青山さん。
「出社後に朝礼とラジオ体操を行ってから、その日の準備をしてお客さまの現場へ向かいます。夕方には帰社し、片付けや報告書などの事務処理をして退社します」と金本さん。
「まずはメールチェックをし、その後は先輩と一緒にお客さまを訪問します。帰社後は事務処理や先輩にわからないことを聞いたりして知識を深めています」と吉岡さん。

【青山さん】一人で臨んだ初契約。お客さまと対面でコミュニケーションを取り、信頼を得る大切さを実感!

現在は営業として、コベルコ建機製の建設機械(油圧ショベル・クレーン)の販売を行っています。売って終わりではなく、販売後も整備士と連携してきめ細かいアフターサービスを提供し、次のご購入へとつなげています。現在は解体業や産廃業など既存のお客さま約180社を担当。1日に7~8件のお客さまを定期訪問し、商品のご提案やメンテナンスのご案内、お客さまからの修理や部品の注文依頼などに対応しています。商談の際にはお客さまと目を合わせて笑顔で話すことと、依頼にはスピーディーに対応することを心掛けています。苦労するのは、修理の依頼内容がわからないとき。整備士に依頼内容をそのまま伝えて、どういうことなのかを教えてもらい、理解を深めるようにしています。

建設機械は数百万円~数千万円と取引額が大きく、スケールの大きなビジネスです。最もやりがいを感じるのは、やはり新車が売れたときです。今も心に残るのは、一人で取り組んだ初受注。1年目の10月に営業デビューしてから所長や先輩にフォローしてもらいながら商談をしていましたが、3カ月ほど経ったときに初めて一人で商談から受注、納品まで全てを任されました。意気込んで臨んだ商談でしたが、お客さまは「ちょっと考えさせてほしい」とずっと迷われているご様子でした。それでもこまめに訪問し、建機の話だけではなく、世間話も交えながら対話を重ね、信頼関係を構築できるよう心掛けました。すると2カ月ほど経ったある日、お客さまからご購入いただけるという連絡が入り、最高にうれしく、大きな達成感を得ました。

今後の目標は新規開拓を頑張り、社内のセールスコンテストで1位になること。そのためには建機の知識を深める必要があります。中四国支社には定期的に若手営業向けの勉強会があり、専門的な知識が学べるのでとても助かっています。

【金本さん】機械のトラブルを解消し、お客さまに「ありがとう」と感謝されるのが何よりのやりがい

入社後の1年間は、神戸にある「KTS(コベルコテクニカルスクール)」で建設機械のプロになるための基礎研修を受け、建設機械の整備に欠かせない資格を取得しました。2年目には広島工場に配属され、お客さまの現場で油圧ショベルやクレーンのメンテナンスや修理、超大型機械の分解・組み立てなどを行っています。最初は先輩と一緒に現場を回りながら経験を積み、現在は1日2件ほど一人で訪問しています。

難しく感じるのは故障時の原因究明です。トラブルの原因がわからないときには先輩に電話で相談したり、一度会社に戻ってから再訪問することもあります。「安全第一」の仕事ですので、間違いのないように気を付けて対応しています。まだ実務に携わって2年目でわからないことも多いですが、経験豊富で頼りになる先輩方が丁寧にサポートしてくれるので、一人で動いていても心強いです。現場での作業終わりにお客さまから「ありがとう」「助かった」と言っていただくことも多く、やりがいを感じます。飲み物をそっと出してくださる方もおり、さり気ない気遣いにじんわりと心が温まります。

超大型機械の移動は、分解して運び、現地で組み立てるので、新車納入時やお客さまの現場が変わる際には、整備士が何人も同行して作業します。以前、13トンの大型解体専用機をトレーラーに乗せるために分解し、次の解体現場で組み立てたのですが、やり切ったときの達成感は何物にも代え難いものでした。

最近では全塗装がきれいにできるようになり、塗装の技術が上達していることを実感しています。今後は後輩への指導役になれるよう、若手整備士勉強会などを活用して知識を蓄えていきたいと考えています。また、コベルコにはギネス世界記録にも認定されている世界最大級の建物解体機があります。50メートルを超える高層ビルを地上から解体できる背の高い機械です。将来的には大型機械の知識を身に付け、整備に携わってみたいですね。

【吉岡さん】新入社員研修と工場でのサービス研修後に営業デビュー。自信を持って取り組める環境です

「人の暮らし・生活を支えること」を就職活動の軸にしていたので、インフラ整備や災害復興を支える建設機械を販売する当社に非常に魅力を感じました。オンライン説明会や面接では、人事の方の対応が手厚くとても優しい雰囲気で、「こんな社風の良い会社で社会貢献度の高い仕事がしたい」と考え、当社に入社を決めました。入社してからも職場には若い社員が多く、一緒に働く人はみんな優しくて親切で良い意味のギャップを感じましたね。

入社後は2カ月半の新入社員研修があり、座学ではビジネスマナーから建設機械の基礎まで丁寧に教えてもらいました。工場では実機を使った研修もあり、法学部出身の私にとっては知識がないなかで実機に触れることでイメージが湧きましたね。何よりも大きな建機の迫力に圧倒されたことを記憶しています。この2カ月半は同期とずっと一緒だったので、絆が深まり、今でも電話やSNSなどで情報共有をしています。

6月半ばに広島営業所に配属になり、8月まで工場で整備士に同行して実地研修を行いました。メンテナンスや修理でお客さまの現場を訪問する際、整備士の技術力の高さに驚くばかり。実際にショベルを触って学ぶことができたので、知識を深める良い機会となりました。9月からはOJT研修で先輩と同行しながら、商談方法やお客さまとの関係の築き方、業務の流れなどを学んでいます。10月からは一人でお客さまを訪問する機会も増えてきました。機械に詳しいお客さまが多いので、研修で知識を身に付けてから営業デビューができて本当に良かったです。現在は産廃業や販売店を50社ほど担当しており、定期的に訪問しています。

当社の営業は売って終わりではなく、販売後もメンテナンスなどアフターフォローで長いお付き合いが続きます。最初は売れなくても、ずっと通い続けることで自分から買いたいと思ってもらえるような良い関係を築けるよう心掛けています。今後の目標はまず1台販売できるようになること。また、今は自分からアプローチすることが大半ですが、ゆくゆくはお客さまから頼ってもらえるような営業になりたいですね。

学生の方へメッセージ

■一般に馴染みのない「建設機械」の持つ商材としての魅力
建設機械とは、土木建設工事に使われている機械全体の総称です。当社が日本全国で販売しているショベルやクレーンが代表的なもので、人の力ではできない大きな作業(掘る・運ぶ・吊り上げる・分別する・解体する・積み込む)を人に代わって行っています。その役割は多様で、日々の暮らしで利用するインフラを整備したり、国土を整備するための工事の一端を支えたり。また、震災によって崩れた家屋や、機能不全となったインフラの復旧を行うなど、災害復興でも極めて重要な役割を果たしています。そんな社会貢献性の高い商材を扱う当社なら、やりがいと誇りを持って仕事に取り組んでいただけます。

■社内外ともに対面でのコミュニケーションを重んじる社風
「ユーザー現場主義」を理念に掲げる当社では、社員一人ひとりがより顧客満足度の向上を心掛け、お客さまと対面でコミュニケーションをとることをとても大切にしています。効率だけを求めるのではなく、そういったコミュニケーションを重んじる社風に共感していただける方とぜひ一緒に働きたいと思っています。意欲あふれる多くの皆さんとお会いできる日を心から楽しみにしています。

【採用担当 荒 大知】

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「面接は自分の気持ちや価値観を素直に話すことがとても大事。その気持ちに応えてくれる会社であれば、自分らしく働くことができるでしょう」と採用担当の荒さん。

マイナビ編集部から

鮮やかなブルーグリーンのカラーがひときわ目を引く「KOBELCO」の建設機械。皆さんも街中の建設現場やテレビなどで目にした方も多いのではないだろうか。その「コベルコ建機」が開発・製造した製品の国内販売と整備を手掛けるのがコベルコ建機日本である。

一般には馴染みのない建設機械だが、人々の快適な暮らしに不可欠なインフラ整備や復興支援などの現場で大活躍している。今回インタビューさせていただいた3名の先輩社員の話からも、社会貢献度の高い仕事に日々やりがいと誇りを感じながら取り組んでいる様子がひしひしと伝わってきた。

注目したいのが、同社の充実した福利厚生である。特に若手社員たちに人気だったのが、「家賃補助制度」と「カフェテリアプラン制度」だ。「家賃補助制度」は家賃の7~8割を会社が負担してくれる。会社が所有する寮や社宅に入るわけではないので、自分が気に入ったアパートやマンションを選ぶことができるのも魅力だ。「自己負担が軽減されてとても助かっている」と社員たちからも好評だ。「カフェテリアプラン制度」は毎年85,000円相当の社員のプライベートの経費を会社が負担してくれるというもの。ポイントを利用して旅行や帰省、食事などを楽しむ社員も多いという。安定基盤のもと、社会貢献度の高い仕事で活躍したい方にとっては、一考に値する企業だ。

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若さとエネルギー溢れる新入社員たち。研修で同期との絆を深め、仲間と共に新たな一歩を踏み出す。自由な社風のなか、若いうちから裁量権を持って仕事ができるのは魅力だ。

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