最終更新日:2025/4/8

(株)近代設計

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 建設コンサルタント
  • 専門コンサルティング
  • 建設

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

社会インフラに携わる責任と緊張感。社会に直接貢献していく大きなやりがい

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技術力を駆使してコンサルティング業務に励む若手社員たち

道路、橋梁、無電柱化といった社会インフラの整備に対して「設計」「現場」両軸の技術で貢献する    近代設計。今回は、最前線で活躍する3名の若手社員に、仕事のやりがいや将来の目標などをお伺いした。

安田 裕さん 2019 年入社
東北支社 技術一部 (写真中央)

鈴木 健太さん 2022 年入社
東京支社 技術二部 (写真右)

浅川 大智さん 2019 年入社
大阪支社 技術部 (写真左)

近代設計の若手社員からひと言

「東北支社は、穏やかで居心地良いのが特長だと思います。休日はテレビなどを観てリラックス。ゆっくり体を休めることで次の仕事に備えています」(安田さん)
「面倒見が良い先輩が多いというのが東京支社の印象です。また、積極的に動けば若いうちから規模の大きなプロジェクトに関われる懐の広さもあります」(鈴木さん)
「大阪支社は地域柄の特性もあるかも知れませんが、話好きな方が多い印象があります。仕事のこと、プライベートなこと、どんなことでも話しやすい環境です」(浅川さん)

わからないことはすぐ質問。円滑なコミュニケーションが大切な設計の仕事(安田さん)

私は学生の時から土木を専攻し、社会人になってからもその知識を生かせる仕事に就きたいと考えていました。当社の存在は、学校内で開催された会社説明会ではじめて知り、事業内容を見てすぐに興味を持ち、選考を受けることにしました。全国に拠点を構えている会社ですが、東北支社があるというのも大きな魅力でした。秋田で生まれ育ったこともあり、就職後も東北で働きたいという想いが強く、配属先は東北支社を希望。その願いが無事にかない、入社を決めました。

入社後は、研修を数日受けた後にすぐOJT期間となり、先輩から仕事を教わりながら知識を身 に付けていきました。業務をしながら学べるという体制が私にとっては理想的で、知識も体得しやすく感じました。その際に、わからないことは一人で抱え込まないですぐ質問するという習慣も身に付き、今でもそのスタンスは変えていません。現在は主に橋梁の補修設計を担当しています。発注者である自治体の方々と、実際に施工を行う協力会社をつなぐ良きパイプ役となれるよう日々精進しています。

仕事上、できる限り慎重に業務にあたっていても、思わぬアクシデントが起こるケースもあります。先日の話ですが、補修設計を行う橋梁を調査のため、橋梁の各箇所をカメラで撮影していたのですが、その際、カメラに不具合が起きてしまい、想定外に時間を要してしまいました。その時は上司や協力会社の方々がフォローしてくださり無事に対応できましたが、そういった突発的なトラブルの場合の対応法など、まだまだ経験不足な面が多いですね。とにかく今は数多く経験することで、的確な対応ができるよう成長していきたいです。

東北支社で私は一番キャリアが浅く、先輩方にお世話になってばかりの状況です。技術士補の取得に向けて勉強も進めているのですが、その際にもいろいろ相談させてもらっています。この先、後輩社員も入ってくると思いますので、それまでに自分も先輩方のような「頼りになる存在」になれるよう、経験を積んでいきたいと思っています。そのために大事なのは、目の前の仕事一つひとつに対して真剣に向き合うこと。着実なキャリアアップを目指して、これからも頑張ります。

無電柱化の設計を通じて、災害時も不安の少ない地域づくりに貢献していきたい(鈴木さん)

私は学校を卒業した後、シミュレーターを使って耐震強度を解析する仕事に携わっていました。そこで経験を重ねていくうちに、CADで図面を作成できるようになり、当社にCADオペレーターとして出向する機会に恵まれました。そこで土木設計技術者の仕事を目の当たりにし、興味を持ったことが入社理由です。CADで図面を描く仕事も好きなのですが、当社に身を置いて、もっと知識と業務の幅を広げていきたいと思ったのです。

入社後は、東京支社の技術二部に配属となりました。部内は道路を手掛ける部隊と無電柱化を手掛ける部隊に分かれていて、私は無電柱化の部隊に所属し、主に設計業務に携わっています。主に神奈川エリアに関わる案件が多いですが、最近では茨城エリアの案件などもあり、担当エリアも徐々に拡大。関東圏を中心に、これからもさまざまなエリアへの貢献につながる仕事ができればと思っています。

無電柱化に伴い、電線を地下に収納するための「電線共同溝」のルートを設計していくのですが、それを実現させるためには、ルート周辺に関わる方々からの許可が必要です。その交渉のために自ら足を運ぶこともあるのですが、交渉が難航するとやはり大変さは感じます。ルートの設計自体も、内容が適切か発注者の方々と協議を重ねるなど、無電柱化の設計が完了するためには、クリアすべき課題は山積みです。常にスムーズな進行を心掛け、つまずきを無くす目的で、私は毎日の仕事に自分でノルマを設定。その内容に沿って進めながら、仕事全体の進捗を常に意識するようにしています。

仕事を進める上で、上司の存在は身に染みて頼もしく、いつも助けてもらっています。入社してすぐ「わからないことは素直に聞くように」と言ってもらえたのですが、それで気持ちがかなり楽になりました。歳の離れた先輩社員の方にも気軽に話しかけることができるフラットな関係が築けていると思います。今はとにかく知識を吸収して、ゆくゆくは主担当となって仕事ができるようになることが、当面の目標です。無電柱化は、地震時にも電柱倒壊などによる被害が起きないよう、防災対策を主な目的とした取り組み。世の中の安心に少しでも貢献できるよう頑張っていきたいですね。

業務はもちろん、資格取得の際もサポートしてくださる先輩の皆さん。まさに恵まれた環境(浅川さん)

学生時代、私は土木を専攻して、卒業研究では無電柱化に関する研究を手掛けてきました。その内容がとても興味深く、社会人になってからも無電柱化の仕事に携わりたいと思っていました。公務員などの選択肢も考えましたが、当社に出会ってからは「ここに入社したい」という気持ちが固まりました。また、出身大学の同じ先輩が、近代設計の無電柱化の仕事で高い実績を上げていることを知り、入社への想いはさらに強くなっていったのです。

そして念願かなって入社することができ、大阪支社に配属されました。入社してからずっと、無電柱化の設計業務に携わっています。もともと志していた仕事ではありましたが、学生時代の研究レベルとは比較にならないほど高度な知識が必要になるため、最初は大変でしたね。設計内容を議論する会議では10社ほどの関連する企業が参加。それぞれの意見や要望を確認しながら内容を固めていくので、調整に苦労します。しかしその分、やり遂げた後には大きなやりがいを感じることができます。

会議に臨む時はいつも、事前につくった資料を上司に確認してもらうのですが、その際も的確なアドバイスをもらうことができ、後につながる良い勉強になっています。また、当社は資格取得に対する支援も手厚く、先輩社員の指導も本当に親身で助かります。私は入社した年に技術士補の資格を取得し、実務経験を積んできているので、あと少しで技術士の受験資格を得ることができます。その際は今より増して先輩方にお世話になる機会が増えていくと思いますが、遠慮することなく指導を一生懸命受けようと思います。

入社以来、手掛けている案件はどれも開発途中で、無電柱化が実現した瞬間にはまだ立ち会えていません。息の長い仕事ですが、そのぶん完成した際の喜びは大きいのではないかと期待しています。当社が有する無電柱化の技術は国内でもトップレベルだと思いますので、自分が置かれている環境に感謝しながら、これからも精進し続けたいですね。着実に経験を積んでいき、いずれは管理技術者となって責任の大きな仕事を全うすることで、より安全性・利便性の高いまちづくりに貢献していけたらと思っています。

学生の方へのメッセージ

土木設計技術者の仕事で生かせるのは、技術はもちろん、コミュニケーション能力です。私も最初はうまく話を合わせることすらできず、仕事で会話するのには苦労しました。そんななか、場数を多く踏むにつれて発言できる機会も増え、仕事にも慣れてきました。これも東北支社の先輩方が支えてくれているおかげだと思っています。勤務地の希望もかなえられて、異動が少ない点も当社のメリットだと思います。(安田さん)

社会インフラを新設したり、補修したりといったスケール感ある仕事は、大きなやりがいを感じることができます。会議用の資料をつくったり、図面を作成したり、会議や打ち合わせに臨んだりと、やるべき仕事は数多いですが、その分やり遂げた後の達成感は大きいです。また、最近オフィスも改装され、きれいな環境もモチベーションアップにつながっています。(鈴木さん)

この仕事は、テクニカルな側面だけでなく人と人とのコミュニケーションも大切なので、明るく積極的な資質をお持ちの方であれば活躍しやすい環境だと思います。自分よりも遥かに年上の方と接する機会も多いですが、臆することなく自分から話題を見つけて話しかけるくらいの心掛けが重要だと思います。気軽に話せる存在が周囲に多ければ多いほど、巡ってくるチャンスも増えるでしょう。(浅川さん)

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担当するエリアは違っても、同じ志のもと働く者同士、会話も自ずと熱くなる。お互い刺激し合いながら自分自身を高めていける絶好の環境が、ここにはある。

マイナビ編集部から

近代設計は、1969年の創業以来、50年以上にわたって数々の実績を残してきた建設コンサルタント。近年では橋梁、道路・都市計画、無電柱化・電線類地中化、共同溝・地下構造物などの分野に力を注ぎ、人々が安心して暮らすことのできる国土づくりに貢献している。2010年には東証プライム市場の大手、E・Jホールディングスグループに参画し、さらに強固な経営基盤を獲得した。

今回の取材を通じて目の当たりにしたのは、まだ若手の先輩社員たちが責任とやりがいの大きな仕事を任され、活躍する姿。国や自治体に対して提案を行うという重大な役割を果たすことで、技術者としても一人の社会人としても大きく成長していることを実感した。

業務を効率化し残業を削減するなど、社員が働きやすい環境を構築することに力を注いでいるのも同社の大きな特徴。充実した福利厚生制度や研修制度が整えられているため、長く安定して働き続けることができる。調査・設計業務と発注者支援業務の両者を経験しながら、幅広い知識を持つ技術者に成長できるのも、同社の特徴といえるだろう。土木構造物の計画や設計に携わりたいと考えている人はもちろん、自分の技術で社会に貢献する仕事に興味がある人にも、大きな魅力を持った企業だと感じた。

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同社は創業以来、50年以上にわたって建設コンサルタントとして、大きな実績を築き上げてきた。高いスキルを持つ技術者を目指して成長していくことのできる環境がある。

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