最終更新日:2025/4/4

マスターズシステム(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • ソフトウエア
  • 情報処理

基本情報

本社
北海道

取材情報

研修・教育について伝えたい

その人らしい成長の実現を、全力で支援するマスターズシステム(株)

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ITのプロへの階段を昇りつづける若手社員たち

エンジニアが自分らしく輝く場を提供し続けるマスターズシステム(株)。新人&中堅社員のみなさんが、どのような学びを経て今に至るのか。教育研修制度にスポットをあてつつ仕事内容についても話を伺った。

(写真右から)
■小西 昂輝
システム開発部
システム情報科学部情報アーキテクチャ学科卒/2024年入社

■加藤 弘冶
システム開発部
AIシステムエンジニア科卒/2024年入社

■泉 侑斗
システム開発部
創生工学部情報フロンティア工学科卒/2017年入社

先輩から一言

「いつもはお客さま先で常駐していますが、本社に戻るとみなさん温かく迎えてくれ、社長もアドバイスを送ってくれます。人のいい社風がまさに根付いています。」(小西さん)
「ワークライフバランスも整っています!今は北海道生活を満喫中。海釣りを楽しんだり、札幌の街に繰り出しておいしい料理に舌鼓を打ったりしています。」(加藤さん)
「実装をするときなどには時折、出張に出かけることもありました。いつもと違う場所で働けるのはいい気分転換になります。」(泉さん)

【小西さん】先輩の丁寧なサポートのおかげで、迷いなく成長できている

大学時代は情報デザインを専攻しており、プログラミングを一つの手段としながら、日常生活の問題を解決する研究に携わっていました。当初はデザイン系企業への就職も視野に入れていたのですが、せっかく学んだ情報学も生かしたいと思ったところ、当社と巡り合いました。直々に面接してくれた社長をはじめ、気さくな人が多いとかんじたことが入社の決め手です。情報系出身とはいえ改めて学びを深めたかったので、新人研修制度が整っていることも不安を取り除く要因となりました。

入社後は3か月間にわたる新人研修を受講。ビジネスマナーに始まり、プログラミング言語のJavaに関する基礎などを学んでいきました。単に知識を伝授されるだけではなく、なぜそういう挙動をするのかという背景まで教えてもらえたおかげで、学生時代には理解しきっていなかった部分を補うことができました。研修のラストにはチームでの演習も行われ、架空のWebサイトを制作するにあたり提案、要件定義、設計、実装、発表までを経験したことも貴重な財産となりました。

配属後は自動車の機能を制御する組み込み系システムの開発に携わっています。まだ配属されたばかりでわからないことも多くありますが、システムの上流から下流までにかかわることができており、直近ではC言語を用いた開発を任されています。研修では問題に対しての明確な答えが存在していましたが、実際の開発では必ずしも正解があるわけではなく、どうやって対処するべきか、迷う場面も少なくありません。

もっとも1年目終わりまではOJT期間ですので、先輩が細かく教えてくれることが非常に心強いです。また、毎週振り返りの時間を設けてくださるのですが、その場で現状の課題を浮き彫りにし、解決するための目標を細かく設定してもらえるおかげで、迷いなく学びを重ねることができています。1か月前の自分と比べても明らかにできることも増えており、自分の成長を感じられるのはやりがいにつながっています。

今後はまず一人前のエンジニアとして成長して、周囲から頼られる社員になることを目標にしています。技術あってこその信頼だと思いますので、この仕事の根っことなるコーディングスキルに関しては重点的に身につけていきたいですね。

【加藤さん】研修で新しい視点を身にまとう。実践の中でも多くの学びを得る

宮城県出身の私は、地元の専門学校で3年間にわたって情報学を学んでいました。就職を考えたときには、暮らしてみたいと思っていた北海道のIT企業を志望。当社に関しては社長も面接に参加し、終始やわらかな雰囲気に包まれており、趣味の釣りの話で盛り上がるなど、人の距離の近さが伝わってきたのは入社の大きな決め手となりました。

3か月の外部研修のテーマだったJavaについては、これまでも学んできた分野ではありましが、より深いところまで突っ込んだ話になると、まったく知らない知識も増えてくるようになり、新しい学びを重ねることができました。既に知っていた知識に関しても、もう一度教えてもらうことで基礎をがっちりと固めることができましたね。また、研修の最後に行われた模擬開発に関しては「面白い」の一言。知識レベルに差がある参加者がチームを組み、お互いにコミュニケーションを図りながらなんとか一つの形を完成させていくことで、実践に近い感覚を身につけることができました。

7月に配属になってから、約3か月間は物流系輸送システムの運用保守に携わりました。不具合が発生した際、その原因を調査するとともに、発見後の修正やテストを行うことで、システムの安定稼働を実現するのがその役割。リモート主体のプロジェクトだったのでコミュニケーションで苦慮しましたが、最初の1か月は本社に出社してOJT担当の先輩から直接指導を受ける機会がありましたし、リモートになってからもチャットや電話でいつでも質問を受け付けてもらえたのは心強い限りでした。

10月には国防関係のプロジェクトに異動。同じように障害調査が中心ですが、内容がガラリと変わったので新しい感覚で仕事に臨んでいます。異動したばかりの現在は、設計書やドキュメントを読み込んで知識を身につけている段階ですが、わからないことがあったらすぐに聞くことを心がけています。今の部署の先輩も快く教えてくれるおかげで、一歩ずつ前に進むことができていると実感しますね。

現状は技術のみならず、コミュニケーション力が足りていないと痛感している最中です。これからは少しずつ弱点を克服しながら、将来後輩ができたとき、今度は自分が学んだことを教えられるように努めたいと思います。

【泉さん】人に教えることで、自分自身の成長にもつながっていく

入社以来、私はいくつかのプロジェクトに携わってきましたが、この約4年間は国防関係の管理システムに携わっています。安定稼働を実現するべく保守運用するとともに、機能追加などがある場合、設計書を作成した上で開発を進め、テストまでの一連の流れに携わるというのが主な業務となっています。

エンドユーザーはもちろん、直接の顧客であるSIer、ともに働く社員など、かかわる人が多いだけに意見の調整は大変ではあります。ですが、幸いにもベテランの先輩が多いプロジェクトのため、つまずきそうになったら迷わず周囲を頼るようには心がけています。キャリアを積んでも頼れる人がいるというのは当社のいいところだと思っています。

約2年前にはOJT担当として、後輩に直接教える役割を担っていました。挑戦してもらわないと何も始まらないので、まずは後輩に手を動かしてもらい、わからないことがあったら適宜、教えていくという流れで成長を支えることを心がけていました。また、教えるためには自分の知識の再確認が必要なため、改めて調べていく中では自分自身の知見が広がり、さらなる成長に向けてのきっかけをつかむことができました。

当時に比べるとOJT研修の内容は大幅にリニューアルされており、OJT担当と後輩が定期的に面談を重ねながら期間内の目標達成度を確認した上で、次なる目標を定めて作っていくという形を取っています。おかげで新入社員もどうやって自分を磨けばいいのかがわかりやすくなっており、さらに人が育つ環境が整ってきたのは間違いありません。今後、私が再びOJT担当に抜擢された際には、後輩の質問に真剣に応えていくのを忘れずに、次なる世代の育成に注力したいと思っています。

もちろん、エンジニアとしてもさらなるレベルアップを果たすつもりです。私が入社したときはWeb系システムが最高潮の時代でしたが、ここ最近はタブレットPCで業務したいとのニーズが増え、そういった機器を活用する場面が増えています。クラウドを利用して効率化を図るという案件も拡大中。こうした知識を身につけ、自分自身にさらなる磨きをかけなくてはと気を引き締めています。

学生の方へメッセージ

自分自身が求める要素と合致した企業に入社することは、一番の幸せにほかなりません。そのためにもまずは「何をしたいか」を明確にする必要があります。目的が見つからないという人は、周囲の人に聞いてみると気づいていない自分を発見できるかもしれません。もしIT企業を目指すならば、一人で悩みを抱え込まず、ためらわずに周囲を頼れる人にチャンスが広がるはずです。
(小西さん)

当社は1年間にわたる研修期間を設けていますので、技術面に不安がある人でも、学んでいく意志さえあれば成長できる環境があります。もちろん情報系の学生にはアドバンテージはありますが、本人次第では全くの経験ゼロからのスタートでも問題ありません。学生時代のうちに周囲の人へ質問をする習慣をつけておくと、質問をすることの多いこの仕事に入り込んでから、大きなプラスになると思いますよ。
(加藤さん)

IT企業といってもさまざまな形態が存在しています。事業内容はもちろん、給与や福利厚生など多角的に情報を調べ上げながら、自分にはどんな企業が合うのかを明確にしましょう。一番いいのは直接、その企業に訪れること。説明会などの機会があれば、直接そこで働く社員の声に触れながら、その会社の雰囲気をつかみ取るとよいと思います。
(泉さん)

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札幌市中央区にある本社オフィス。普段は客先常駐して働いているエンジニアを、石見社長たちが温かく迎えてくれる。社員にとってはまさに、ほっと一息つける場所である。

マイナビ編集部から

札幌市に本社を構えるマスターズシステム(株)は、多彩で公益性の高いシステム開発に取り組んでいる。技術を発揮する社員あってこその会社だと、経営トップの石見社長が考えていることもあり、システムエンジニアやプログラマーの立場になった職場づくりに取り組んできた。

健康経営優良法人に4年連続で認定されることからもわかる通り、社員の健康面のサポートに関しては特に力を尽くしている。保険に関しては労災のみならず、三大疾病や損害保険なども会社が加入。さらには体調不良時に困らないようにと、24時間365日いつでもチャット型医療相談のサービスが利用できる。ワークライフバランスに関しても整備しており、お客さま先によって多少の変動はあるものの、客先がコンプライアンスを徹底遵守しているため安心だ。

直近では車載システムや5Gなどの通信関連の案件が増え、社員たちには新技術への対応が求められている。技術的背景のない学生は不安を感じるかもしれないが、3人の先輩たちが話してくれたように、学ぶ意欲があればいくらでも成長できる環境が整っている。安心して挑戦し続けられるのがマスターズシステム(株)という会社であると、取材を通して感じた。

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新入社員に対しては合計1年にわたる研修を実施。定期的な面談を活用しながら個人の成長やスキルを細かく把握し、状況に合わせて指導内容を変えているという。

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