最終更新日:2024/11/11

マスターズシステム(株)

業種

  • ソフトウエア
  • 情報処理

基本情報

本社
北海道

取材情報

学生時代の学び・経験、どう活かせている?

航空、通信、自治体、金融、流通……さまざまな業界のシステムを開発しています。

  • 数学・情報系 専攻の先輩

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札幌にじっくり腰を据えて働ける環境も魅力です。

業務系や制御系、汎用系など幅広い分野でシステム開発に携わる「マスターズシステム(株)」。お客さまとの打ち合わせから設計、プログラム開発、テスト、導入(運用支援)の領域で、ITシステムを裏で支えています。

今回は、入社1年目の若手社員2名と10年目の中堅社員1名にインタビュー。学生時代の学び、入社の動機、現在の仕事内容とやりがい、将来の夢について、たっぷり語っていただきました。

●要覚 翔太さん(システム開発部/2023年入社/写真中央)システムエンジニア科卒
●中畑 翔さん(システム開発部/2023年入社/写真右)ITシステムエンジニア学科卒
●伊藤 陸さん(システム開発部 主任/2014年入社/写真左)メディアデザイン学科卒

「マスターズシステム(株)」の魅力

「プロジェクトに配属された後も、先輩社員が1対1で指導。『新人は分からないことを聞くのが仕事』と言ってくれるので、安心して業務に取り組めますよ」(要覚さん)
「新人は先輩社員とペアを組み仕事に取り組むため、分からないことがあればすぐに聞ける環境です。当社の話しやすい雰囲気は、私が保証します!」(中畑さん)
「当社の社員たちは穏やかな人ばかりで、職場の居心地は抜群!若手の失敗は先輩がすぐにフォローしてくれるので、挑戦もしやすい環境ですよ」(伊藤さん)

学校で学んだロジカルな考え方をベースに、新しい言語に挑戦しています。

私はシステムエンジニア科に進学し、ITについての基礎知識やプログラミング言語について学びました。在学中は基本情報技術者試験に合格するなど充実した日々を送る中、一人で開発するよりもみんなで協力し、チームで取り組む開発は何倍もの喜びを感じることに気づき、夢中になりました。
この思いは、小学校からはじめたサッカーにも共通していて、いくら個人の能力が高くても、チームとして最大限のパフォーマンスを発揮できなければ試合には勝てません。チームワークを発揮してこそ、個人より大きな成果が得られるのです。サッカー好きが高じて、半年以上前からアルバイトで資金を貯め、現地まで国際大会を見に行ったこともあります。2週間の滞在期間中には多くの試合を観戦し、新しい景色に興奮と感動を覚えました。
国籍に関係なく、一つの目標に向かって気持ちを一つにして応援すること、人と人のつながりを強く感じ、人としても大きく成長したように感じています。
この経験より同じ目標に向かう一体感を感じることができ、より強くチームワークの重要性を感じることができました。

就職活動では、社員一人ひとりの成長を促してくれる当社の環境に惹かれ、入社を決心。現在は、カーナビに情報を提供するシステムの開発プロジェクトに参加しています。入社1年目の私は先輩社員のもとで主にデバックの工程を担当するほか、開発やプログラミングのお手伝いをしています。まだ分からないことが多く集中力を持続させるのが難しいですが、定期的に休憩をとりストレッチしながらリフレッシュしています。デバックで思い通りのレスポンスが得られた瞬間には、大きなやりがいを感じます。現在のプロジェクトでは学生の頃に触れてこなかった言語を使用しているのですが、開発のベースとなるロジカルな考え方は同じです。考え方の基礎さえ身に付けておけば、新しい言語にもすぐに対応できると思います。今後も仕事に対する責任感を持ちながら、新しい知識をさらに吸収し、技術者にとって大切なものを見つけたいと思います。
(要覚 翔太)

なんでも話せる職場の雰囲気の良さに惹かれて入社しました。

高校生の頃からIT業界に興味のあった私は、ITシステムエンジニア学科に進学しました。そこでITからゲーム、Web、CGの基礎から応用までをじっくり学んだほか、ビジネスマナーやコミュニケーションスキルも習得。その中で、一番楽しかった授業はJava言語を使った開発で、入力して実行した後、思い通りの結果が画面に現れる瞬間におもしろさと達成感を感じました。他にも学生時代には、コンビニのアルバイトを卒業まで続けました。実は人と話すのに苦手意識があったのですが、接客をするうちに自然と会話できるようになり、最終的には人との会話を楽しむまでに成長しました。これはコロナ禍でも対面授業を続けてくれた学校のおかげでもあると思います。

就職活動はIT業界に的を絞り、さまざまな企業にエントリーしました。面接では本当の自分を表現できず苦労しましたが、当社の面接では社長や人事担当者が学生にとても親身になり、寄り添ってくれたので自然と自分をさらけ出すことができました。面接時の話しやすい雰囲気を通して職場の雰囲気の良さも感じ、入社を希望。入社後はプログラム経験者も未経験者も参加する新人研修が行われるのですが、約3か月間、学生時代の学びを振り返るいい機会となりました。現在は建築資材の受注から仕入れまでを管理するシステムの開発チームに所属し、先輩が手がけたプログラムと設計書を照らし合わせ、相違がないか検証する作業を担当しています。ここではJava言語をメインに使っているため、学校での学びが十分に生かされていると感じています。もちろん分からないことはたくさんありますが、誰とでも話しやすい環境なので安心して業務に取り組むことができます。今後はさらに責任感を養いながら、後輩から尊敬される先輩としての活躍をめざして邁進します!
(中畑 翔)

“分からない”という気持ちを理解した上で、後輩の指導にあたっています。

メディアデザイン学科に進学した私は、プログラミングや3Dアニメーション、色彩学などについて広く学びました。学生時代はさまざまな講義で新しい知識を吸収し、それをモノづくりに生かすことに夢中になりました。ほかにもプレゼンテーションに力を入れる教授のゼミに参加していたため、コミュニケーション力が身に付いたように思います。そのスキルを生かして、所属していた漫画研究サークルでは私が率先して会話を盛り上げたり、人と人の仲介役を買って出たりとサークルを盛り上げることに専念し、3年生のときには部長を務めるという貴重な経験をしました。就職活動では同じゼミの先輩からある会社を紹介していただいたのですが、波長が合わないと感じ断念。その後、校内で行われた合同説明会で当社の前社長と話す機会があり、人のつながりを大切にする考えに共感し、サークルの部長時代に私も同じことを考えていたため、ここで働きたいと強く感じました。

現在はシステム開発部の主任として、カーナビに情報を提供するシステムの開発プロジェクトを取りまとめています。エンジニアとして上流工程から下流工程までひと通りの工程に携わりながら、主任として後輩たちの育成に注力する日々です。私自身、学生時代はプログラミングのさわりしか学んでこなかったため、後輩たちの“分からない”という気持ちが十分に理解できます。相手の理解度を把握した上で相手の視点に立ち、難しい専門用語は使わず指導することが大切です。ほかにも人が集まる場所には積極的に顔を出して、コミュニケーションをとるよう心がけています。これもすべて、サークルの部長時代に学んだことで、お客さまに対してもまめに進捗を報告することで、信頼関係を構築しています。開発の山場をみんなで協力して乗り越えたときほど、うれしいことはありません!
(伊藤 陸)

企業研究のポイント

IT業界とひと言で言ってもその業態は幅広く、さまざまな業種や職種が存在します。そのため企業研究ではまず「将来の自分像」を明確にしてみてはいかがでしょうか。なりたい自分になるためには、どの企業がベストか調べてください。当社は、企業向けのシステム開発に取り組んでいます。業務系や制御系、汎用系など分野を問わず幅広い開発実績が強みです。ゲーム業界に比べて派手さはありませんが、ビジネスをサポートし、お客さまが毎日使うシステムの開発は、大きなやりがいが得られるはずです。
私自身がエンジニア出身のため、技術者の目線にたって社員が働きやすい、より良い環境づくりを日々目指しています。教育の大切さや働く上での苦労を知っています。新入社員に対しては3か月の外部研修に加え、独自の教育プログラムを1年間通して実施し、先輩社員がマンツーマンでサポートします。社員の健康も大切に考え、いつでも医療相談ができるサービスや怪我や病気などに備えるため労災保険だけでなく損害保険にも加入、様々な社員への対応が認められ「健康経営優良法人2023」に認定されています。また、社内の環境見直しも積極的に実施しており、綺麗で気持ちの良い環境を作りました。今後もエンジニアが働きやすい環境の整備に注力し、利益を社員に還元できる会社(期末手当9期連続支給)であり続けるられるよう、今後も精進してまいります。 (代表取締役 石見 智明さん)

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「前向きな気持ちを持って挑戦して欲しい。プロのSE・プログラマーを目指しましょう!先輩と若手の距離も近く、自由に意見を発信できる風通しのいい環境です」(石見さん)

マイナビ編集部から

札幌を拠点に、企業向けのシステム開発に取り組む「マスターズシステム(株)」。通販サイト(ECサイト)や在庫管理システムなどのオープン系、人事給与システムや物流システムなどの業務系、カーナビや5G開発、モビコンOver The Air開発などの制御系、銀行系システムやクレジットシステムなどの汎用系と幅広い業務内容が特徴だ。

どれも上流工程から下流工程までひと通りの工程に携わるが、入社したばかりの新人は外部研修のほか、約1年間じっくり時間をかけて新人を教育する独自のプログラムに参加。教育係の先輩社員とともに目標を定め、定期的に振り返りをしながら、弱点を分析。それを繰り返すことにより、一人ひとりの成長具合に応じたきめ細かな指導が受けられる。

今回の取材では「早く一人前になろうと頑張る新人が途中でくじけることのないよう、社員の教育には長いスパンで取り組んでいます」と石見さん。無理に知識を詰め込むのではなく、新入社員によりそった教育プランを検討し、じっくり無理なくその人のペースに合わせて成長できるサポート体制がありました。

社会人の誰しもが新人を経験し、仕事に就いて学生から社会人になる過程を経験します。社会人になることへの不安や責任感を感じて萎縮しまう方もいると思います。
話しやすい上司、そして前向きに技術者になりたいと頑張る新入社員の目線にたって手を差し伸べてくれる先輩社員の存在は魅力的に感じた。

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土日祝休みに加え年平均有給休暇取得が12.5日と、ワークライフバランスを実現。残業が多いイメージのIT業界において月平均残業8.3時間と、働きやすい環境も整う。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2025に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2026年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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