社会福祉法人京都社会福祉協会

　学生時代に、児童館で実習をさせていただいたことがきっかけでした。子ども関係の仕事をしたいと小さい頃から思っており、保育所や幼稚園以外にも「児童館」という場所がある事を知り、就職活動を始めた時に一番に京都社会福祉協会を知りました。「児童館で働きたい！」という勢いのまま採用試験を受けましたが、今もこの京都社会福祉協会で働けて良かったと思っています。

　毎年度末、春休み中の子どもたちの様子を見ている時です。年度始めにはなかなかみんなの輪に入れなかった子や、お友達に対しきつく当たっていた子たちが、お友達と仲良く遊べていたり、優しく接している場面を見たりすると、とても成長を感じます。また、クラブ活動を通して、年齢関係なく仲良くしているところを見ると、この一年間がんばってきてよかったなと思います。日々子ども達と遊んだりおしゃべりをして、たくさん笑うことが、仕事をしていて一番楽しくてたまらない瞬間の一つです。

　「ここへ来て良かった」と思ってもらえるよう、小さな積み重ねを大事にしています。挨拶をする、他愛のない会話をするなど、当たり前のことをしっかりできるように心がけています。
　また、児童館は色々な方の出会いの場であることを実習で学んでから、私自身もそう考えるようになりました。利用者の皆さんとお話をしながら、お母さん・お父さん同士、子ども達同士、大人と子ども…たくさんの繋がりがもてるようにしていきたいと思っています。