医療法人社団五色会【こころの医療センター五色台】

私は精神保健福祉士の資格をとるために大学へ行き、卒業後は精神科病院で働くことが目標でした。大学在住中に精神科デイケアで実習を行い、精神障害がある方の社会復帰をサポートをする仕事がしたいと思ったことがきっかけです。数あるデイケアの中で当院を選んだ理由は、まず規模の大きさです。利用者数約250人という大規模なデイナイトケアで実施しているプログラム数も他にはないほど充実しています。ここでなら取得した資格を活かし、自分が大きく成長できる職場だと感じました。

デイナイトケアに通所されている利用者様のニーズに合ったプログラムを実施しています。スーパーへ行って買い物のサポートをしたり、散歩やストレッチなど健康維持のための運動をしたりと毎日違ったプログラムがあり、利用者様と楽しみながら取り組んでいます。また、利用者様が何か困りごとや悩み事があれば、話を聞き、一緒に解決策を見出しています。また、定期的に利用者様の関係者と情報共有ができるケア会議を開催し、支援者が目標へ向かってよりよいサポートができるように努めています。

当院のデイナイトケアは広い範囲で送迎可能で利用者数も多く、プログラムの数も充実しています。また、入浴介助も実施していたり、年齢の若い方から高齢者、また、車椅子の方への対応もできたりと幅広いニーズに対応していることが魅力であると感じます。私がまだ入社してすぐの時、仕事でミスをしてしまったことがありました。落ち込んでいる私に上司や先輩が声をかけ、励ましてくださったことがとても嬉しく、心に残っています。私はまだまだ経験が浅く、利用者様との関わり方など不安な時もあります。ですが、困った時に誰かに相談できる環境があり、的確なアドバイスや意見を受けられることも当法人の良さであると思います。

もっと経験を積んで精神障害への知識を深め、精神疾患を抱える方々がその人らしく生きていける居場所をつくりたいです。利用者様が私との関わりを通して、少しでも明るい気持ちになっていただけるような関わり方をしていきたいと思います。また、私自身が先輩という立場になった時、かつて自分が受けたような温かい指導を後輩にできるようになりたいです。

スタッフが一丸となって組織をよくしていこうと取り組んでいます。仕事上で「こうした方が良い」と思ったことは積極的に提案できる雰囲気であり、新人の意見もないがしろにすることなく取り入れてくださります。私もこの職場で日々変化しながら利用者様に対してよりよい援助ができるよう努力していきたいと思います。