最終更新日:2025/4/3

(株)分子生理化学研究所

  • 正社員

業種

  • 食品
  • 医療用機器・医療関連
  • 通販・ネット販売

基本情報

本社
東京都

取材情報

事業について伝えたい

医療機関向けサプリメントを通して、健康増進・予防医療の力になる!

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市販とは一線を画す、エビデンスに基づいたサプリメントとは

医療機関向けサプリメントの研究開発・製造を通して、予防医療に貢献する分子生理化学研究所。「医療機関向けサプリメントとは?」「営業企画とは?」「今後の展望は?」など、気になるポイントを伺いました。

◆谷野 豊さん(写真左)
製品開発・学術本部 取締役/博士(工学)

◆谷口 淳一さん(写真中央)
管理本部 取締役

◆中倉 啓介さん(写真右)
営業本部 執行役員

先輩からのメッセージ

当社のサプリメントはトップアスリートにも愛用され、その評判は口コミを通じて海外にも届いています。意欲次第で海外にも活躍の場を広げられます。(谷野さん)
「子どものサプリの相談にも乗ってよ」と、ドクターからご家族についてご相談いただくことも。サプリの専門家として、厚い信頼を得られる仕事です。(谷口さん)
私は大学院でたんぱく質酵素の研究に没頭しました。学生時代に学んだ知識は、ドクターとのコミュニケーションに活かされ、製品企画のベースにもなります。(中倉さん)

【谷野さん】最高レベルの安全性と品質を妥協なく追及しています

大学や専門機関の研究者、クリニックのドクターとの共同開発によって、確かなエビデンスに基づいて原料や製法などを妥協なく追及しているのが、私たちの手がけている「医療機関向けサプリメント」です。

厳格な試験や検査、分析によって厳選した天然由来の原料を積極的に用い、製造時における副生成物まで極限に抑え、体内への吸収をスムーズに促すように植物性のカプセルを採用するなど、最高レベルの品質を実現するために徹底しています。

現在、クリニックや医療機関への導入実績は全国約5000件。安全性と品質、豊富な実績が認められ、皆さんもよくご存じのトップアスリートの方々にも日々のコンディショニングに活用いただいています。

そもそも当社のルーツは、抗酸化物質の一つであるコエンザイムQ10の研究の第一人者である山本順寛先生が、日本で作られているコエンザイムQ10を海外の人々のみならず、日本人の健康の役に立てたいとの強い思いから、設立されたのが当社なのです。

山本先生の元で研究に勤しんだひとりです。私は、小学校時代の夢の職業でもあった研究者として生きていくよりも、これまでの研究の経験・知識・ノウハウを生かし多くの人たちの健康の役に立ちたいとの思いがあり、当社の製品開発に加わりました。

お世話になっているお医者さんと共有する最前線の情報や課題、綿密な分析・調査をもとに、本物に徹底的にこだわったサプリメントを作り、提案し、医療機関を介して多くのユーザーに届けていく。私たちはいわばドクターとユーザーの橋渡しであり、その役割を通して、健康増進や予防医療に関わっていくことができるのです。そして、それが当社の成長につながり、これから加わる皆さんのキャリアへ結実していく。そうした好サイクルに迷いなく挑めるのは、当社ならではの魅力です。

当社は風通しがすこぶるよく、営業と製品開発の情報共有も活発です。チャレンジが歓迎され、積極的にアクションを起こした結果なら、たとえ失敗しても許容される文化があります。「よりよい製品を提供する」という信念をもって、私たちと一緒にさらなる高みを目指しましょう。

【谷口さん】地方創生に貢献する『ふるさとサプリ(R)』など、新たな展開も活発

当社のサプリメントは主に医療機関で販売され、ドクターから高い信頼を受けてクリニックの患者様の健康増進に役立てられています。

営業企画部門では、クリニックや医療機関と連携し、ドクターに新製品や栄養素の最新の情報を提供するとともに、診療現場のニーズをヒアリング。それをもとに製品開発部と協力し既存製品の改良や新製品の開発を行っています。自社ブランドだけでなく、クリニックオリジナルのサプリメントを企画・開発することもあります。

入社後は、約3カ月のジョブローテーションを経て、営業企画の先輩たちに同行しながら製品知識やドクターとの関係構築を学びます。すぐに結果を求めることはありません。ドクター一人ひとりとじっくり向き合い、知識と経験を活かして誠実にサポートすることを重視しています。私も最初は不安でしたが、情報の精査や提案準備を通じてドクターと真摯に向き合い、その積み重ねが信頼関係へとつながりました。

近年では、新たなチャレンジを積極的に展開しています。例えば、地方創生をテーマに『ふるさとサプリ(R)』を開発。規格外や過剰生産の野菜や果物を活用し、地域農産物に新たな価値を提供しています。また、世界的な美容サロングループと共同でヘアケア製品を開発したり、皮膚科医や産婦人科医の要望に応じたスキンケア製品も開発しています。今後、健康と美容を支える製品開発にも一層注力します。
当社は新たなプロジェクトを牽引するチャンスが豊富です。意見を自由に言いやすく、積極的に取り入れる社風があり、失敗を恐れずチャレンジすることを歓迎しています。新しい風をのびのびと吹き込んでください。

【中倉さん】導入拡大を着実に進め、健康増進や予防医療に広く貢献したい

私は大学院で生命科学を研究し、就職活動時には研究開発職を志望していました。しかし、当社の会社説明会で話を聞いたところ、診療の最前線にこそ研究開発の源となるニーズがあり、営業はそれらを直に掴み、研究開発にも踏み込めること、そして健康増進というポジティブな医療に貢献できることを知り、入社を決意しました。

営業の役割は、当社のサプリメントを新規に導入していただくクリニックへの提案と、既存取引先のクリニックのフォローです。まず、ドクター向けの学会やセミナー等を通して、ドクターとの接点を作ることからスタートします。そして、「導入を検討したい」というご要望を受け、クリニックを訪問。診療科目に適した栄養素のサプリメントをきめ細かく提案・説明し、ご納得のうえで導入を決めていただきます。その後、専用システムから継続して発注を受け、定期的な訪問やメール、院内勉強会の実施などを通して、利用状況やニーズの確認、最新情報の提供などを続けていきます。

営業といっても、単に数字を追う営業スタイルとは異なります。クリニックを訪問する際には、ドクターに貴重な時間をいただき、時には1時間かけて予防医療の先端情報を交換しあうこともあります。そこで掴んだ情報を製品開発にフィードバックし、新たな製品開発につなげることも営業の役割です。クリニックオリジナルのサプリメントを開発する際も、私たち営業が開発プロジェクトを主導し、導入によってクリニックに付加価値を付け、クリニック経営のお力になるように努めています。

ドクターを通して、ユーザーの皆さんが喜んでご利用されている様子を伺えた際には、何よりの喜びを感じます。当社のサプリメントを購入するために病院に足を運んでくださるユーザーもいらっしゃると聞くと、嬉しさとともに責任の大きさに身が引き締まります。また、私たちがお会いするのは、決裁権を持つ院長の方々。経営課題等についても深いお話ができ、何かとご相談いただくたびに、ドクターからの信頼を強く実感できます。

現在の目標は、取引先のドクターとの信頼関係をいっそう強め、新たな導入先を一つずつ増やしていくことです。その積み重ねによって当社のサプリメントの利用を広げ、世の中の健康増進や予防医療に広く貢献していきたいですね。

学生の方へのメッセージ

2004年にテレビ番組で紹介されたことで、コエンザイムQ10の一大ブームが巻き起こりました。しかし、私たちはブームに翻弄されるのでなく、綿密な分析やエビデンスに基づいた「本物」を追求するべく、診療の最前線に立つドクターと連携した医療機関向けサプリメントの開発・製造に舵を切ったのです。

現在、アンチエイジングや予防医療への関心が高まるなか、当社独自のノウハウは多方面から注目を集めています。例えば『ふるさとサプリ(R)』では地域の酒蔵と連携し、酒粕を使った入浴剤や化粧品の開発も進めています。

当社が目指すのは、予防医療に貢献するサプリメントのリーディングカンパニーです。そのためにも、まずは導入実績1万件突破を目標に掲げています。導入を広げることで、健康寿命の延伸、医療費の軽減など、日本が直面する課題の解決に寄与できると確信しています。

当社には、原料や製法などの全てに隠し事がありません。エビデンスに基づいた製品づくりを行っているので、学生時代に真面目に研究を重ねてきた姿勢で、ドクターと誠実に向き合える方をお待ちしています。

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コエンザイムQ10、ビタミンC、ルテイン、レスベラトロール等自社ブランド「Wakasapri for Pro. シリーズ」は原料・製法にこだわり抜いた36種のサプリメントをラインナップ

マイナビ編集部から

山本順寛氏を学術顧問に迎え、2002年に設立した分子生理化学研究所。エビデンスに基づいたサプリメントの研究開発・製造を手がけ、ドクターを介して販売する「医療機関向け」という点に大きな特徴がある。

安全性・品質へのあくなき探求は追随を許さず、全国約5000件のクリニック・医療機関から信頼され、導入されている実績がその証左だろう。例えば、スティック状のビタミンCでは、トウモロコシ由来のビタミンCのみを使用し、量産に適した錠剤では余分な成分が多く含まれるため、あえて顆粒状にして余分な成分を排除。「本物のビタミンCを効果的に体内に吸収できます」と、内藤社長も力を込めて語ってくれた。健康食品GMP(Good Manufacturing Practice)認定を受けた工場のみで製造し、医薬品レベルの安全性と品質を確保していることからも、その徹底ぶりが伺える。

自社ブランド「ワカサプリ(R)シリーズ」に加え、国内外200件以上のPB(プライベートブランド)・OEMの開発生産実績も誇り、研究開発の知見をもとに疾患の予防・早期発見のための最新検査にも取り組んでいる。すべてに共通するのは、健康増進・予防医学への貢献。農学・生物・生命科学等で学んだ知識・知見を活かし、社会への貢献を広げていってほしい。

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今回お話を伺った皆さんも自社のサプリメントを愛用し、ご家族にも好評だとか。自分の家族にも安心して進められることも、安全性・品質に対する確信が伺える。

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