最終更新日:2025/4/22

新興工業(株)

  • 正社員

業種

  • 自動車・自動車部品
  • 輸送用機器(船舶・航空・宇宙関連など)
  • 機械設計
  • 精密機器

基本情報

本社
岡山県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

モノづくりへの熱き思いを持ち、さらなる飛躍をめざす

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70年以上の歴史を持ち、「和の心」を大切にしている新興工業。
さまざまな分野で活躍している3名の先輩社員に、モノづくりへの熱き思いを語っていただきました。

西山 大暉(2017年入社)
製造部 第一工作課

木屋村 彩佳(2017年入社)
品質管理部 品質管理課

狩屋 隆典(2014年入社)
技術部 生産技術課

先輩の横顔

仲間と協力しながら課題解決に取り組む大切さを実感している西山さん。ものづくりへの情熱を持った上司や先輩たちの存在も自身の成長の大きな要因となっている。
製造に必要不可欠な書類の作成やお客様対応を任されている木屋村さん。新人の頃は座学や実習を通して機械の専門知識を習得。現在も着実にスキルアップを続けている。
治具の製作や、製品をつくり上げる工程の設計・管理を行う狩屋さん。工程全体を把握しながら、作業効率の良い製造環境をつくり上げる仕事に手応えを感じている。

自分と仲間を信じることで、 高い技術を生み出していく。

【人命に関わる重要な部品だから、責任と誇りを持って送り出す。】
摩擦圧接を用いてプロペラシャフトの製造を行っています。材料の確認から始まり、材料のセット、摩擦圧接機による圧接を経て、バリ取りと呼ばれる金属の残留物や付着物を削り取る作業を行い、最後に目視検査を行います。プロペラシャフトは人の生死に関わる重要な部品であることを常に意識しながら、品質重視で業務に取り組んでいます。

【トラブルを乗り越えて、気がつけば一回り大きな自分に。】
私が任されている摩擦圧縮機は、新しい機械のためトラブルが多くありました。しかし、その度に様々な人とコミュニケーションを取ることで、トラブルの原因や解決方法を学習することができました。結果的に製造ラインの生産性向上や自分の知識の幅を広げることができ、今ではとても成長したと感じます。

【良好な人間関係が、一流の技術力を生み出していく。】
当社はとても人間関係が良く、仕事をする上でコミュニケーションがとても取りやすいです。仕事に関する技術を身につけながら、コミュニケーション能力を身につけることができる点も魅力です。仕事への情熱を持つ上司や先輩達が多く、責任感のある仕事も任されるので、どんどん成長していける職場だと思います。

製造部 西山 大暉

自分にしかできないことで、 お客様の期待に応えていく。

【きめ細やかな対応で、お客様との信頼関係を築いていく。】
充実した研修内容と、説明会で先輩達が楽しそうに仕事のお話をされている姿に惹かれ、入社しました。現在は主に客先対応を行っています。使用する設備や、製品を作る手順を定めた契約書や、手順を変更する際の連絡書類の作成を行っています。また、お客様が来社された際には、実際に製造現場を見て回るご案内もしています。

【最初はできなくて当然。大切なのは着実に身につけていくこと。】
入社してすぐは、学生時代では考えられないほどのルールや決まり事の多さに驚きました。しかし、これらはお客様に迷惑をかけないための大切なルールです。その都度メモを取って先輩たちに教えていただきながら覚えました。今は知識も増えてきたので、上司に相談しつつ自分の考えも大事にして業務に取り組んでいます。

【しっかりした研修と優しい先輩達が全面サポートしてくれます。】
入社後約2ヶ月間の座学・機械実習と4ヶ月間の現場研修があるので、知識がなくても安心して業務に取り組めるようになります。現場を知ることは、その後どの部署に配属されても大きな経験となると思います。先輩達もとても明るく、1人で対応しきれない時にはすぐに手伝ってくれるところも当社の良いところだと感じます。

品質管理部 木屋村 彩佳

「和」を大切に、チームで新興ブランドを作りあげる。

【仕事の内容と同じくらい、どんな環境で働くかも大切です。】
幼い頃からモノ作りが好きで、モノ作りに関わる仕事をしたいと思っていました。会社説明会で社長や先輩社員の話を聞いて、とても雰囲気が良く、長く勤めていけると思い入社しました。入社してからもそのイメージは変わることなく、分からないことや疑問点は先輩に聞けるし、すぐに丁寧に教えてもらえます。

【自分の作ったものが、その後の製品の品質に影響を与える。】
現在は生産技術係で加工冶具、検査機の設計やラインレイアウトなどを行っています。ラインレイアウトは、必要な品質や納期、人員や設備、材料の配置などを慎重に考慮しています。自分の考えたレイアウトが、そこで生産される製品の品質や効率などに大きな影響を与えるので、とても責任があると同時にやりがいを感じます。

【自分の設計が、今までに無かった新しい冶具を生みだす一歩となる。】
異動で新しい製品に関わるようになった時には、仕事に慣れるのに時間がかかりました。しかし、先輩に一つひとつ相談しながら覚えていくことで乗り越えることができました。やはり自分の設計したものが形になり、無事に使用できると達成感を感じます。これからは今までの経験を活かし、より使いやすい冶具を設計していきたいです。

技術部 狩屋 隆典

学生の方へメッセージ

皆さんは、これから一緒に仕事をしたいと思える人はどんな人ですか?
興味がある企業の事を知るためにも企業研究する際は、見学会に足を運んだり、インターンシップに参加してみると良いと思います。仕事内容や社内の雰囲気、福利厚生なども大切なポイントなので積極的に質問してみてください。また、人事担当の人とコミュニケーションを図ってみて下さい。人と人とのコミュニケーションの中で、資料ではわからない情報を得ることが出来るかもしれません。
企業研究をしっかり行うことができれば、今まで知らなかった会社や業種に出会える絶好のチャンスだと思います。そういう貴重な機会はとても大切で、必ずやみなさんの成長に役立つと思います。大変だとは思いますが、その活動過程を楽しんでください。

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先輩社員の具体的な仕事内容や福利厚生などを幅広く知ることで企業の全体像が見える。企業の概要と同時に「その会社で働く人」を深く知ろうとすることも大切だ。

マイナビ編集部から

1948年に創業し、1966年に設立。70年以上の歴史を持つ新興工業は自動車部品の製造を主軸に発展を続けている企業だ。同社のつくる金属部品はエンジンで発生した回転エネルギーをタイヤに伝達する役割を担ったパワートレインと呼ばれる駆動系が多く、車の「走る・曲がる・止まる」の重要な機能をつかさどっている。この技術力を活かし、農機や産機にも製品を提供している。
その同社の強みは「設備と人」の融合から生まれる先進の生産体制だ。加工を支援する役割を持つ治具や、特殊工具と呼ばれる工具類は自社で設計・製作。品質保証体制にも余念がない。これらを実践することでフレキシブルな製品づくりにつなげ、自動車業界の「安全・環境・低コスト」の実現に貢献。電気自動車に対応したインホイールモーターの開発にも取り組み、自動車業界の進化にも留意している。
「和の心」を大切にしている同社では、先輩と後輩のコミュニケーションが良く、部署や年齢を超えたあたたかい信頼関係が築かれていることが伝わってきた。職人技を持つベテラン社員が次世代を担う若手に、培ってきた技術の理論と実践を直接伝える「伝承塾」など、「できるものは何でも自分たちでつくってみよう」の文化を持つ同社らしい取り組みも活発だ。
本社と工場が建つ岡山県総社市は歴史と文化が薫る、暮らしやすい風土。伸びやかで穏やかな社風はこのロケーションで育まれていることも知った。

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岡山県総社市に本社と工場を置き、タイやインドネシアにも系列企業を持つ。岡山国際サーキットを通して岡山で開催されるモータースポーツの支援も行っている。

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