最終更新日:2025/5/1

出雲グリーン(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 建設コンサルタント
  • 建設
  • 設備工事・設備設計
  • 専門コンサルティング
  • 環境・リサイクル

基本情報

本社
島根県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

美しい自然、地域の暮らしに寄り添い続けるための『出雲グリーン』という選択

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設計&調査部門の若き精鋭が語る、この仕事の魅力とは

自然に寄り添い、地域の人々の暮らしに寄り添いながら、人と自然が共存・調和しあう社会インフラを手がける『出雲グリーン(株)』。次代を担う若き技術者に、仕事のやりがいや今後の成長に向けた意気込みを伺った。

<写真左から>
設計部 高橋 優太さん/広島工業大学 工学部 電子情報工学科卒(2022年入社)
大学では情報工学を専門に学んだが、「地元に貢献できる仕事を」と知識・スキルゼロから建設業界に飛び込んだ。『出雲グリーン(株)』が本社を構える出雲市出身。

調査部 小島 啓登さん/島根大学総合理工学部地球科学科卒(2023年入社)
幼少期から自然環境への関心が深く、高校時代から地学を独学。大学進学後には気象予報士資格も取得した。将来に期待を寄せられる調査部のホープ。

私の成長の原動力

「休日はのんびりドライブに出かけることが多い」という小島さん。「日本海に面した島根の自然は多様性にあふれていて、行く先々でさまざまな魅力を発見できます!」
「より良い仕事も心身のコンディショニングから」という高橋さん。休日は、資格取得に向けた勉強の合間に筋トレやサウナなどで汗を流すことで、頭も心もすっきり整うそう。
技術と知識を生かして地域貢献できるやりがいに勝る原動力はなし。働きがいと働きやすさが両立できる環境なので、オンもオフも自分らしく楽しみながら成長し続けられる。

【調査部】学生時代に培った知識・ノウハウが現場スキルに直結する楽しさを実感!

子どものころから天気予報を見るのが大好きで、高校生のころには「天候の変化が地球に及ぼす影響をもっと深く知りたい」と独学で地学を学びはじめていました。そんな私が土地の開発や防災・環境保護などに携わる建設コンサルタントを志すようになったのも、自然な流れでした。その舞台に当社を選んだのは、「人と自然との調和」を掲げて地質調査に非常に力を入れていたからです。さらに、上司や先輩方の人柄も出雲の地の自然のように大らかであたたかく、新卒の私でも安心して飛び込めると感じました。

入社後に配属された調査部では、主に災害発生現場の修復や道路工事などに向けた事前調査を行っています。業務内容は実にさまざまで、ボーリングマシンで地面を掘削したり、地中に電流を流して地盤状況を調査したり。地盤そのものを観察するだけでなく、周辺の水量や水質を調べることもあります。なかでも私が現在担当するのは、掘削したボーリングのコアから地盤強度などを調査・分析と報告書の作成。入社1年足らずの未熟な技術者ではありますが、現地踏査や地盤の全体像を簡単なスケッチに落とし込む作業は学生時代から何度も経験してきたこと。周辺環境からボーリングのポイントをとらえたり、積み上げてきた知識をフルに生かしながら地質判定を行ったりと、専門学科出身者の本領が発揮できる舞台でのびのびと仕事に取り組めています。

いっぽう、苦戦しているのは調査・分析の現場で使用する機械装置の操作。当社で使用するのは学生時代に触れたこともない専門的なものが多く、扱い慣れないせいでささいなミスを犯してしまうこともしばしばあります。どれほど緻密な調査・分析を行っても、入力数値に誤りが生じればそれまでの努力が水の泡。その後の工程に迷惑をかけてしまうことのないよう、一つひとつ丁寧に確認しながら仕事をすることを心がけています。

その意味ではとても神経を使いますが、調査結果が横断図や縦断図などの立体図になったときの達成感、その後のインフラ修復・復旧工事を通じて地域の役に立てるやりがいは絶大。現在は上司や先輩のアシスタント的な立ち位置ですが、2年目からはある程度任せていただける予定なので、自分なりに工夫を凝らした報告書の作成で、当社の評価向上に寄与できたらと思っています。<調査部(地質調査業務)/小島 啓登さん>

【設計部】知識ゼロから飛び込んだ世界だからこそ、何事にも臆せず挑戦し続けたい。

私が当社を志したのは、数ある建設コンサルタントの中でも専門性の高さに惹かれたから。創業から半世紀を超える長い歴史の中で豊富な実績を積み上げ、技術士をはじめ、RCCMや建築士、施工管理技士など高度資格を持つ社員も多数在籍。“業界の最前線”で活躍するダイナミズムを味わえると思いました。

いっぽう、電子情報工学を専門に学んだ私は、この業界では門外漢。入職者の大半が建築・土木系学部出身者やキャリア採用の中では、マイノリティであると言えるでしょう。それでも臆することなく挑戦できたのは、「専門・非専門問わず、どの業界でも経験ゼロからのスタートになる」新卒だったからこそ。もちろん、学生時代に基礎知識を身につけておけば多少のアドバンテージにはなるとはいえ、スタートラインにそれほど大きな格差はありません。幸い、当社には非専門どころか文系学部から技術職に挑戦し第一線で活躍中の先輩方もおり、成長環境も万全に整っていたので、未知の業界に飛び込む不安はそれほどありませんでしたね。

設計職と聞くと図面の作成をイメージする人も多いと思いますが、ほかにも現地踏査や工程計画の立案などさまざまな業務があります。中でも現在私が主に担当するのは数量計算の確認業務。先輩が設計図面から算出した材料の数値を二重・三重にチェックしたうえで、材料を発注するのが主な使命です。測量部から半年前に異動したばかりということもあって、それほど難易度の高い業務を任されているわけではありませんが、万が一ミスを見逃せばその後の工程の遅れや利益損失にもつながりかねない責任重大な業務。知識の不足が思わぬ確認の齟齬となってしまう恐れもあるので、単語ひとつの意味にしても、分からないこと・不安なことは上司に聞くなり自分で調べるなどして確実な確認作業を徹底し緊張感を持って取り組むよう心がけています。

まだまだ成長途上ではありますが、私たちの日々の仕事はすべて社会インフラ、ひいては人の日々の暮らしの安心・安全にかかわるもの。その自覚を持てば、さらなる研鑽へのモチベーションもおのずと高まります。今後は日々のOJTや自学に加えてドローンや技術士補などの資格取得にも挑戦しながら、ゆくゆくは「高橋に任せておけば大丈夫」と言われるような技術者に成長したいと思っています。<設計部(土木設計業務)/高橋 優太さん>

当社のココが好き! 若手社員が語る『出雲グリーン(株)』で働く魅力とは。

【調査部/小島さん】企業研究や説明会を通じて事業理解を深めた状態で入社したので入社前後のギャップはほとんどありませんでしたが、唯一驚いたのは、1年目の若手社員でもどんどんやりがいのある仕事に挑戦できるチャレンジングな企業風土。在学中は見たことも触ったこともない専門的な機械を扱わせてもらえるので、毎日がとても刺激的で地盤調査への好奇心はますます大きく膨らみ続けています。もちろん、ひとりでできる業務はまだほとんどなく、現地踏査も分析作業も経験豊富な先輩方の手厚いサポートを受けながらではありますが、どの先輩も本当に親切で、新入社員の私にも一切壁を作らず気さくに接してくださる方ばかり。比較的年次の近い先輩は私のことを弟のように、上司は息子のようにかわいがってくださるので、どんなことも安心して相談することができますね。そもそも当社の調査部では、それぞれに担当業務を持ちつつ、互いに手を差し伸べ合う風土が根付き、対新人だけでなく先輩同士の人間関係も抜群。互いの知識やノウハウを惜しみなく提供し合う雰囲気も、個人的にとても気に入っています。

【設計部/高橋さん】技術の世界は長い下積みを経て、ようやく第一線で仕事ができるようになると思っていましたが、当社ほど本人の意志・意欲を尊重し、柔軟に活躍の舞台を広げてくれる企業はなかなかないと感じています。知識もスキルもゼロから建設業界に飛び込み、入社後は測量部に配属されていた私が、2年目の今設計職としての一歩を踏み出せているのも、「より高度な専門職に挑戦したい」との思いを汲んでもらえる環境があったから。特に、右も左も分からない新入社員に対する先輩方の気遣いはとても細やかで、退勤後に食事に誘っていただいたり、業務上のことだけでなくプライベートな相談にも気軽に応じてくださったり。部門を超えて積極的にコミュニケーションを取ろうとしてくれる方ばかり。そんなまわりの思いに報いたいと、仕事へのモチベーションも自然と高まります。そして、当社は新しい発想や新しい技術にもとても寛容。知識や経験が浅い若手の意見にこそ耳を傾けようという機運も浸透しているので、とても居心地がいいですね。

学生の方へメッセージ

受注産業である建設コンサルタントにとって、技術品質の高さは安定した経営の要。近年若い世代の成長が著しい当社では、今期含め数年に渡って増収増益が続いており、今後のさらなる成長をけん引する存在としてますます期待が高まっています。

その当社の最前線で存在感を放つ人材の顔ぶれは実に多種多様。上記に登場してくれた小島さんのように学生時代の学びをダイレクトに生かし活躍している人もいれば、非専門分野からチャレンジした高橋さんのような人、さらには文系学部から身ひとつで飛び込んできたチャレンジングな人材もいます。基礎知識があってもなくても実務の世界では誰しもみんなゼロからのスタート。知識以上に現場経験の蓄積がモノをいうので、実は大学で勉強してきたこと云々よりも、興味や意欲の多寡、コミュニケーションの方がはるかに重要なのです。

公共インフラを支える責任は大きく、第一線に立てば決して失敗が許されない緊張感の求められる仕事ではありますが、だからこそ当社では入社後の教育・育成にことさら注力。人的”資本”としての「人財」ととらえ、個々の個性や成長進度に寄り添いながら着実にスキルアップできるよう後押ししているので、前向きに取り組む意欲さえあれば、必ず一流の技術者に成長できるでしょう。
【採用担当/渡部さん】

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「工学部をはじめとする理系出身者が多い中、文系から技術系管理職に登用された実績もあり、前向きな意欲があれば活躍できる環境が整っています」

マイナビ編集部から

建設コンサルタントにとって、既存建造物の維持管理は欠かすことができない。こと、現在は高度経済成長期の構造物の修繕ニーズがピークの最中で、災害対策事業も加速の一途にある。もっとも重要な社会資本である国土の安心安全を守る建設コンサルタントの存在感は、今後ますます高まっていくとみて間違いない。事実、ここ『出雲グリーン(株)』の業績は数年にわたって増収増益が続いている。

今回の取材を通して、同社で若い人材の増加が進んでいるのは、そんな安定性の高さのためばかりではないと感じた。多彩な研修機会や資格取得支援など万全の成長環境を強みに、在学中の専門を問わずあらゆる学生に門戸を開き、採用後も手厚いサポートでスキルとノウハウの研鑽をバックアップ。一方で、経験の浅いうちから責任ある仕事を任せる大らかさもある。早い段階から自らの成長と存在意義を実感できるからこそ、常に前向き挑戦し続けられるのだ。

もちろん、技術と資格が要のこの舞台では自ら果敢につかみ取りに行く姿勢も必要だが、切磋琢磨のムードが浸透する同社には、その意欲さえ高めてくれる環境がある。これほど魅力的な舞台は、なかなかないに違いない。

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社員総数50余名の組織規模で、全社員の顔が見えるアットホームな職場風土。気軽に声を掛け合える環境なので、若手も気負いなく溶け込める。

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