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最終更新日:2025/4/18
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部署名技術部 設計課 性能チーム
現在は性能チームに所属し、完成したエンジンがお客様と契約した品質をクリアできているかの測定検査を担当しています。基本的にはデスクワークですが、測定検査は、陸上運転といって、工場で実際の海の上と同じ条件でエンジンを運転させて行い、細かな調整を何度も繰り返します。チームには、1年上の先輩がいますので、わからないことも聞きやすいですし、相談もしやすいです。来年は、ここまでできるようになりたいという目標にもなっています。
入社後、充実した内容の研修が1カ月間あったのは、良かったと感じたことの一つです。業界のこと、ビジネス環境のこと、エンジンのこと、会社のこと、など、しっかり教えていただきましたし、各部の責任者が講師だったので、社内のキーマンの方々と話をし、顔を覚えてもらう機会にもなりました。配属後は、OJTで丁寧なフォローをしてもらっていますし、振動研修、危険予知訓練研修会、1年間を振り返る論文発表会もあり、継続的な育成機会が提供されています。このように、当社は、教育体制が整っていると感じています。また、1年間この仕事を続けてみて、たくさんのエンジンに触れ、色々な経験を積み重ねることができました。まだ独り立ち出来るほどの知識や判断力を持ってはいませんが、性能の良し悪しが分かるようになり、仕事に楽しさや面白さを感じています。
理由は大きく2つあります。1つ目は、世界で3つしかないブランドの1つを当社が保有しているということです。当時は漠然としていましたが、世界で3つしかないということで、特別感や凄さを感じました。2つ目は開発から設計、製造、アフターサービスまでを当社が一貫して行っているところです。世界で3つのブランドのうち、製造までの一貫体制を持っているのは世界唯一です。一貫体制を取っているおかげで、自分たちが設計したエンジンの実物を直接見ることができますし、お客様の船に搭載されたエンジンの調子をチェックする海上運転や、海外の港に着くまでの数週間の航海中も同行して、エンジンの調子を見守る保証乗船も経験できます。船の上で稼働しているエンジンを見て、設計に活かす、そういう好循環でスキルアップしていけることに魅力を感じました。
もともと大学で工学部の機械工学科で力学を学び、研究室では、主に熱力学を扱い、空気の圧縮・膨張を用いた研究をしていました。4年間みっちり力学を学んだので、それらの知識を活かして、モノづくりに関わる仕事に就きたいと思っていました。当社との出会いは授業の一環で開催された、日本舶用工業会の会員企業による会社説明会です。そこで興味を持ったので、インターンシップに参加することに決めました。インターンシップでは工場見学、2D CADの使用法などの体験をしました。大学の講義で3D CADを使用したことがあったものの、2D CADは経験がなく難しく感じましたが、担当してくださった方が丁寧に教えてくれ、ある程度の作品(図面)を作ることが出来ました。仕事の内容も、会社の雰囲気も好印象が残り、自分としては満足のいくインターンシップとなりました。
直近の目標は、陸上運転対応を一人でできるようになることです。ゆくゆくは、海上運転も対応し、日本人が一人もいない状況下での保証乗船も、自分一人で対応できるぐらいエンジンについて詳しくなりたいと考えています。外国人の乗組員の方とも、スムーズなコミュニケーションができるくらい、英語も話せるようになりたいと思っています。