常呂町農業協同組合

常呂川がオホーツク海にそそぐ流域一帯に広がる、北見市の「海の玄関口」常呂町の農地は約4,700haあります。その大地は常呂川が運んだ肥沃な土と、恵まれた自然環境を生かし、日本の食糧基地としての役割を果たすべく、小麦・甜菜・馬鈴薯等の畑作物と玉葱・酪農を組合わせた農業を行っています。
常呂町農業の特徴は、畑作農業の基本であります輪作体系と土づくりの確立を目指し、農協としては稀な「土づくり部会」を設置し組合員と力を合わし「TOKORO型クリーン農業」を実践し力強い農業基盤の確立をめざし、農家の皆さんと力を合わせた事業展開を行っています。
常呂町は農業と漁業の一次産業主体の町で、全国的にも珍しい農協と漁協が連携しガソリンスタンドを運営し地域インフラの確保に当たっております。
当農協は、組合員戸数150戸あまりと、オホーツク地区のJAとしては規模の小さなJAではありますが、組合員と職員がともに顔の見える関係の中で農業経営に取組んでおり、農家組合員の営農をサポートするパートナーとして共に地域農業を作り上げています。職員は60名弱と少ない職員数でありますが、他の農協に類を見ない町外出身者率が65%と高く、広く他町村出身者が地元に定着し常呂農業の力となって活躍しています。