最終更新日:2025/3/18

名正運輸(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 物流・倉庫
  • 陸運(貨物・バス・タクシー)
  • 食品
  • 商社(食品・農林・水産)
  • 通信・インフラ

基本情報

本社
愛知県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

現場の管理・改善や配送など、自分に合った形での社会貢献ができます。

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早くから責任ある仕事を任せてもらえる会社です!

2022年から総合職を中心とした、本格的な新卒採用をスタートさせた名正運輸。若手なりの視点で、改善活動や安全な配送に取り組み、周囲に刺激を与えるとともに、大きく成長することをめざしています。

(写真左から)
★近藤孔奈さん/運営本部/2022年入社
学生時代に英語を専攻し、新卒で入社。1年目から西日本エリアの物流センターの改善対策を任され、最近では新卒の研修も担当している。
★村上郁也さん/本社営業所(ドライバー)/2023年入社
新卒入社。学生時代の専攻は心理学。総合職で入社したものの、研修を通じてドライバーに向いていると発見。配送業務に力を注いでいる。
★吉田龍生さん/運営本部/2022年入社
英語英米学科卒の新卒入社。1年目には採用チームで活動し、2年目からは東日本エリアの物流センターの運営にも携わるようになった。

仕事での腕の見せどころ

現場の人は数字よりも、感覚に頼って仕事をするケースがあります。私たちとしては、どんな点に着眼して、改善策を出していくかが大切になってきます。(近藤さん)
何年も、当たり前のように続けてきたことの改善点にいち早く気づき、それを実践すること。そして、いかに毎日のルーティンとして定着させるかが肝心です。(吉田さん)
道路の混み具合などをいかに早めに察知し、到着が遅れそうな時にすぐに連絡ができるかだと思います。多くの人が関わる仕事なので、その姿勢は欠かせません。(村上さん)

現場を改善し、ミスを減らす。私たちの活動が、安定輸送につながります。

当社の総合職は、まさにその言葉通りの働き方となります。私の場合で言えば、4月から10月までは新卒社員の研修を中心に担当。新人と一緒に全国の営業所(物流センター)を回って、ピッキングなどの業務を教えたり、毎日変わる現場の状況をもとに、物流の世界での働き方などを伝えたりしています。
一方、それ以外の時期に中心となるのは、物流センターの運営・管理・改善活動です。具体的には愛知・岐阜・大阪エリアの5拠点を受け持ち、現場で使うチェック表の作成、破損状況などのデータ集計及び分析、そこで見つけた課題の改善策の立案と、その実践などです。

特に今は出荷ミスの多い現場に入り込み、自らの目で出荷作業等を確認。違和感を感じれば、現場を管理している責任者と対策を話し合っています。この現場は1つのセンター内で多くの企業の荷物を管理しており、それぞれ出荷の仕方や荷物の単位などが異なります。それをわかりやすくするため、商品の位置替えを計画している段階です。
仕事をする上で心がけているのは、現場とのコミュニケーションです。私は細かいところまで気づくタイプなのですが、そうした点を指摘し、改善してもらうには作業をしている人たちの協力が欠かせません。
その上で「出荷ミスが何件ありました」「こういった商品でミスが発生しやすいので気をつけましょう」といった掲示を行い、改善することで生産性が向上し、現場から感謝されることがやりがいです。

物流というとトラックでの輸配送が頭に浮かび、私たちのような管理業務は目立たない存在です。けれど正しい商品を、正しい量だけ届ける、その大元は管理業務から始まっています。“物流の根源を支えているのが私たちなんだ”という誇りを持って仕事に取り組んでいます。
また研修に関しては、新人たちと全国を回り、仕事後に一緒に食事に行くなどの楽しみも味わいました。メンバーの中から、いずれは私の部署に来る人がいるかもしれないと思うと期待も高まります。
今の業務で行っている経験をもとに、次の新人たちにも改善の仕方、現場の見方などを教えていければと思っています。
(近藤さん)

総合職として、さまざまな業務をする中で、自分の適性が見つかります。

私は入社後に採用チームに配属となり、新卒採用サイトの設置業務や大学訪問、インターンシップの実施、説明会の準備などを任されていました。
2年目になり、その活動がひと段落した9月からは、近藤君と同じ物流センターの運営・管理業務も並行して受け持つようになりました。私の担当は静岡・千葉・群馬の東日本の5拠点。お客様ごとに異なる作業方法などを見直し、統一できる点を改善していくのが務めであり、毎月近藤君や各物流センターの責任者と会議も行っています。
現在は誤差数の多いセンターの改善に取り組んでいます。出荷されるべきものが出荷されていなかったり、逆に多く出てしまうケースがあるため、作業手順書を作成し、みんなで同じ作業をすることで、おかしい点にすぐに気づける体制づくりに挑んでいます。

私自身、データの集計などに慣れていない分、大変さは感じるものの、 “あの時に、こんなことをしてうまくいったな”と新人研修の時の改善活動を思い出しながら進めています。それと学生時代に、サッカーサークルに入っていた経験も役に立っています。サークルなので監督もいなくて、自分たちでお金の管理などをしていたからです。
仕事のやりがいは、2年目で1つのセンターの改善を任せてもらえる点に尽きます。それで結果が出れば、自分の手柄になるのですから、こんなにうれしいことはありません。当社ならではの大きな醍醐味と言えるでしょう。

総合職ということで、次に何を任されるか、どこに転勤になるかなどはわからないものの、新しいことにチャレンジできると思えば、それも楽しみ。マンネリ化せず、つねに新鮮な気持ちで仕事ができます。実際、採用チームの頃はデスクワークが中心だったものが、今は現場に行く機会が増えたことで、自分は体を動かしている方が性に合っていることにも気づきました。
今後の目標は、担当現場の商品における在庫の過不足や破損を減らすことです。作業手順などのツールをつくり、良いセンター運営ができればと思っています。
そして採用や研修の仕事も、今と同様に並行して続けていきたいなと考えています。
(吉田さん)

ドライバーとして、多くの食品をみなさんのもとにお届けします。

岩手に住む祖母から、東日本大震災の時に物流が止まり、困ったという話を聞き、人々の当たり前を守りたいとこの業界を志望しました。中でも当社の現場を見た時に、みんなでコミュニケーションを取りながら進めている雰囲気が良く、それが入社の決め手となりました。
入社後は半年間の研修からスタート。全国の営業所を回り、ピッキング作業をしたり、改善案を提案したり。おもしろい仕事だなと思ったものの、運転が好きだったこともあり、専門職としてドライバーの道を歩むことにしました。

そして中型免許を会社のサポートのもとで取り、1ヶ月ほどは先輩の車に同乗して、そこから独り立ちしました。
今は3t車に乗り、学校給食用の食材を商社から7~8ヶ所の給食センターに配送する毎日。つねに安全運転を心がけ、業務に臨んでいます。積み込む際に賞味期限や消費期限を確認し、問題があれば報告をするのですが、最初はその確認にとても時間がかかっていました。その時に先輩たちが嫌な顔をせずに手伝ってくれ、おかげで早い段階で仕事に慣れることができたと思っています。

「今後、仕事に慣れてきたら、別のルートもやってみようか」と先輩に言われていて、それも楽しみの1つ。そして何より、物流といえば多くの人がイメージするのがドライバー職であり、自分の中では花形的な存在です。私たちが安全、かつ時間通りに商品をお届けしなければ、学校で給食が食べられなくなってしまうという重大な責任感を意識しつつ、同時にそれを大きなやりがいと感じています。
同期はもちろん、ドライバーの先輩や、役職者の方たちも気さくに話しかけてくれ、とても居心地の良い職場である点も気に入っています。
今後の目標は、まずは新しいルートを任された時に、早く道や業務を覚え、安全運転でしっかりとやり遂げることです。将来的にはドライバーに指示を出す配車係に進んだり、再び総合職に戻り、物流センターの運営・管理などに就くことも可能なため、できることはいろいろとチャレンジしたいと思っています。1つの場所にとどまることが苦手な私には、まさに最適な環境です。
(村上さん)

学生の方へメッセージ

トラックで荷物を運ぶことだけが、物流の仕事ではありません。当社が行っている3PL(サードパーティロジスティクス)の事業では、荷主様となる企業から、物流センターの運営なども受託しており、トラックによる輸配送とともに、重要な役割を担っています。
競争の激しい業界で、創業から50年以上淘汰されることなく、成長を遂げることができたのも、物流センター業を営んできたからであり、経営方針にも「現場を重視し、現場を可視化し、現実を改善する」という言葉を入れているほど。総合職の人にとっては、現場こそが一番の活躍の場と言えます。

加えて私たちの提供するサービスは、荷物の保管・管理や入出荷、そして配送と、すべて人が生み出すものです。だからこそ教育はもちろん、健康面などの心配なく働くことのできる環境づくりにも力を入れています。
私が学生だった頃と違い、今のみなさんは「こうあるべきだ」「こうじゃなければいけない」といった固定概念は少なく、あったとしてもそれを乗り越える力を持っていると思っています。
だからこそ就職活動にもフラットな気持ちで臨み、広い視野で多くの会社を見て下さい。その中で、あなたの目に当社が留まれば幸いです。
(管理本部 加藤和樹)

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「物流業界は朝が早かったり、体を動かす仕事もあります。けれど、その一方でノルマに追われる心配がないなど、魅力もたくさんあります」と加藤さん。

マイナビ編集部から

“物流業界”といっても、いろいろな会社があり、じつは業務内容もさまざまだ。その中で名正運輸の強みは、自社の車両を使い、物流センターで勤務する正社員はもちろん、パートスタッフも、すべて自社雇用のメンバーである点だという。同社と同規模程度の会社の場合、車両の保有率は50%以下が多いとのことだが、同社ではじつに80%を誇っており、メンバー同士のコミュニケーションも円滑で、現場の声も届きやすい。結果として、「早い対応をしてくれる」と取引先からの信頼につながっているのだ。
実際、社内や現場での風通しの良さは、今回の取材対象者の言葉からもうかがい知ることができるだろう。

そうした安定基盤がある一方で、本格的な新卒採用を始めてからは、まだ数年。新卒への期待が高いからこそ、主体的な活動を認めてくれ、チャンスも多いと社員たちも語っていた。
同期や年齢の近い先輩たちと、切磋琢磨し合いながら成長し、次の時代の会社や業界を牽引していく存在をめざす。取材を通じて、そうした夢も同社なら十分に現実のものにできる気がした。

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強みと、輸配送・物流センターオペレーションで培ったノウハウを活かし、今後は食品以外の業界にもサービスを提供していきたいと考えている。

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