最終更新日:2025/8/9

都市環境整備(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 試験・分析・測定
  • 検査・整備・メンテナンス
  • ビル施設管理・メンテナンス
  • 環境・リサイクル
  • 専門コンサルティング

基本情報

本社
広島県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

自然環境や安全・安心な暮らしを守る、そんな意義深い仕事に未経験から挑戦できます

PHOTO

若手社員と採用担当者が仕事のやりがいや自社の特徴を語る

中国エリアの地域に根差し、複数の事業によってクリーンで美しい環境づくりに貢献する都市環境整備(株)。環境分析と廃棄物処理に携わる若手社員、採用担当者の3名に仕事内容や自社の魅力について聞きました。

■蛯原 有希乃さん(写真中央)
環境計量分析課(2022年入社)

■向田 光志さん(写真右)
廃棄物収集運搬課(2022年入社)

■岩坂 宏明さん(写真左)
総務課 採用担当(2015年入社)

取材こぼれ話

「将来は国家資格である環境計量士の取得が目標です。資格を持った先輩から直接教えてもらえることに加え、取得費用のサポートもあるので、心強いですね」(蛯原さん)
「前職は休みが不規則だったり、夜遅くまで仕事があったりして大変でした。それが今では毎日夕方に帰ることができているので、プライベートも充実しています」(向田さん)
「広島、島根、岡山、山口に拠点が分かれていますが、家族会などのイベントが豊富なので、拠点をまたいだ交流が図れます。社員や家族を大切にする会社です」(岩坂さん)

【蛯原さん】成長すればするほど、いろいろな分析に携われるようになるのが楽しみです

■“当たり前”だった水の陰にある仕事
学生時代は花の研究をしていたので、最初は農業系への就職を志望していました。規則正しく土日に休みたいという希望もあったため、視野を広げて別の業界も検討したところ、目に留まったのが当社でした。それまで水道から水が出て、いつでも水が飲めるということに何の疑問も感じていませんでした。しかし、当社の事業内容を知り、このような会社があるからこそ、当たり前に安心して水を使うことができるのだと衝撃を受け、自分もその役割を担いたいと考えました。

■水中の目に見えない有害物質を分析
分析項目や使用する装置によって複数の班に分かれており、私はイオンクロマトグラフィーと呼ばれる測定を担当。工場からの排水をはじめ様々な水に含まれるイオン成分を分析しています。フッ化物イオン、塩化物イオン、硝酸イオンなどの多様な測定項目が法令で定められた基準値を超えて含まれていないかを調べ、最終的には分析結果を上司が証明書として発行します。水質分析の他、下水汚泥などの土壌分析に関わる機会もあります。

■できることが増えるたびにやりがいを感じる
分析方法も専門用語も何も分からない状態で入社したので、最初は苦労しましたが、同じ班の先輩が付きっきりでサポートしてくれたおかげで自身の成長を実感し、モチベーションにもつながっています。成長とともに扱える装置や任される分析が増えているため、仕事に飽きることがありません。水は見ただけでは異常が分からないため、私たちが正確な分析を行うことが水質改善や人の健康につながり、そこにやりがいを感じています。

■分析は個人プレーではなくチームプレー
入社するまでは、分析の仕事は個人で黙々とやるものだと考えていました。しかし、実際は1つの検体に対して皆で手分けして多角的な分析を行い、分析作業中も頻繁に相談や報告をしながら仕事をしています。入社当初は職場の人間関係に馴染めるか不安を感じていたものの、分からないことや困ったことがあれば、すぐに相談しやすい雰囲気なので安心しました。当社の場合、経験を積めばいろいろな分析に携われるようになるので、将来は先輩方のように多様な分析に精通したマルチプレーヤーとして活躍したいと思います。

【向田さん】社会に欠かせない仕事から得られるやりがいと、残業のない勤務体系が魅力

■入社後に会社負担で免許を取得
当社はパッカー車(ごみ収集車)やダンプ車を使用して、家庭から出るごみや、事務所・店舗などから出る事業ごみ、工場や建設工事現場などから出る産業廃棄物を収集しています。家庭ごみは決められた曜日、ルートで収集を行い、そのまま処分場に搬入します。事業ごみや産業廃棄物は、いったん自社のリサイクルセンターに運搬し、可燃物・不燃物・資源物・廃プラスチック類・金属クズ類など、種類ごとに分別してそれぞれの適正な処分先へ搬入します。私は、入社当初は先輩が運転する車に助手として同乗していましたが、現在は会社のサポートで準中型免許を取得して、運転手として家庭ごみの収集をしています。

■誰かがやらねばならない仕事
ほぼ屋外での仕事になるので夏場の暑さや冬場の寒さ、ゲリラ豪雨など、天候によっては大変な日もありますが、誰かがごみを収集しなければ街はごみで溢れてしまいます。社会に必要不可欠な仕事をしているという誇りが、やりがいにつながっていますね。作業時に住民の方から直接ごみ袋を手渡され、「今日もありがとう」と声を掛けてもらえることもあります。その瞬間は本当に嬉しくなりますね。ごみを出す人も収集する人も、お互いに感謝の気持ちを持てる――そうした関係性も、この仕事の魅力だと感じています。

■会社のサポートのもと、新たな免許取得にチャレンジ
準中型免許の取得時にも利用した資格取得支援制度を再度活用し、まずは大型免許を取得して運転できる車種を増やすことが当面の目標です。将来的には、リサイクルセンターでの作業に必要なフォークリフトやその他の重機の免許も取得して、さらに仕事の幅を広げていきたいと考えています。

■残業ゼロでプライベートの時間がたっぷりと取れる
忙しい時や急な欠員が出た時には、別の課から応援に駆け付けるなど、チームワークを大切にする社風が根付いていて、メンバー同士が協力し合いながら、1つの目標に向かって取り組んでいます。そのため、私が所属する廃棄物収集運搬課は、朝8時から夕方5時までの規則正しい勤務で、残業がありません。仕事が終わった後は、もうすぐ1歳になる子どもとたっぷり遊ぶ時間が取れるので、それが何よりのリフレッシュになっています。

【岩坂さん】「地域や環境に役立つ仕事」への興味だけを持って飛び込んできてください

■チームプレーが仕事の基本
どの課でも当社の仕事に一人で完結するものはありません。水質分析であれば、1つの検体から何十もの項目を検査しますし、水処理施設の管理も様々な機械をメンテナンスするため、一人で行うことは困難です。これは廃棄物の処理に関しても同様です。一人で行えることは限られていると各社員が認識し、協力することの大切さを理解しているからこそ、どの課でもにぎやかに話し合いながらチームワークを発揮しています。

■主体性やチャレンジ精神が評価される
チームで仕事をするからこそ、重要となるのが「主体性」です。仲間に甘えて、誰かがやってくれると受け身になるのではなく、チームのために自分には何ができるのかを考え、積極的に行動することが活躍のカギとなります。当社には一人ひとりの主体性を尊重してくれる社風が根付いています。私は以前、水処理施設の運転維持管理業務を担当していました。まだ若手社員だった入社3年目の頃、業務の進め方を改善するための提案をしたところ、そのシステムが採用されたという経験があります。自ら動く人にチャンスが与えられ、頑張った人が正当に評価されるのが当社の魅力です。

■興味さえあれば経験や知識は不問
どの課においても専門的な知識や技術、資格が必要となりますが、入社にあたって専門性を問うことはありません。当社で必要としているのは、地域や環境への熱い「想い」を持っている方です。「クリーンな環境をつくる」という、すべての事業に共通した当社の使命に共感し、少しでも興味を持って飛び込んできてもらえれば、経験豊富な先輩社員による実践的な指導のもと、未経験から成長していける環境です。専門資格の取得にあたっても、費用面、学習面の双方で手厚いサポートを行っています。

■所属する課をまたいで多様な仕事が経験できる
当社は環境分析、水処理施設の管理、廃棄物処理という3つの事業を1社で手掛けています。「困った時はお互い様」の精神で、忙しい時に他の課のメンバーが応援に駆け付けてくれることは、複数の事業を展開している当社ならではの強み。私自身、水処理施設の管理をしていた頃、環境分析や廃棄物処理のサポートをした経験があります。他事業の仕事を経験することで、当社が関わるすべての仕事が社会に不可欠なものという誇りをより一層強くしました。

学生の方へメッセージ

業界や企業選びの選択基準には様々なポイントがありますが「この仕事をやってみたい」「この仕事は面白そう」といった純粋な興味関心をスタートに置いてほしいと思います。入社して働いてみないと見えないこともありますし、どのような仕事にも大変な面はあるものです。自分の希望に100%合致する仕事ではなくても「好き」という気持ちから仕事を選べば、困難な局面も楽しみながら乗り越えられるのではないでしょうか。

当社の場合、複数の事業を展開しており、入社後のキャリアの選択肢が広がっています。他の課がやっている業務をサポートすることもあるので、実際に多様な仕事を経験してみて、そこから自分の進みたい道を定めることも可能です。そして、すべての業務が「クリーンな環境をつくる」という点につながり、世の中になくてはならない仕事に誇りを持って取り組んでいます。地域貢献、自然環境を守るといったキーワードに興味を持つ方であれば、ダイレクトに仕事のやりがいを感じながら成長していける企業です。
<総務課 採用担当/岩坂 宏明さん>

PHOTO
計画されている開発が自然と調和したものであるかを判断するために、環境分析は重要な役割を担っている。地域が持続可能な発展を遂げていく上で欠かせない仕事だ。

マイナビ編集部から

今回は環境分析に携わる蛯原さん、廃棄物収集運搬に関わる向田さん、水処理施設の管理を経験した後に総務課へと異動した岩坂さんに取材をさせていただいた。都市環境整備(株)が手掛ける3つの事業の中で、3名のインタビューに共通していたのが、自分の仕事が地域や社会、自然環境に役立っていることを日々認識しながら働けているということだ。「誰かがやらなきゃいけない仕事です」「目立ちませんが、絶対になくしてはいけない仕事ですよね」などと、自らの仕事の意義深さについて多くの話を聞くことができた。

環境分析、水処理施設管理、廃棄物収集運搬の各事業を専門に手掛ける同業者が多い中で、3つの事業を1社で担えるというのは、同社の大きな特徴だ。「クリーンな環境をつくる」ために各事業が連携してシナジーを発揮できることに加えて、社員にとってのメリットも大きい。中でもキャリアの多様性という観点に注目してほしい。他の課が忙しい時に別の課の社員が応援に駆け付けることは、同社ならではの光景。他事業の仕事をヘルプで経験することで興味がわき、その課に異動することも可能だという。様々な社内イベントも通じて、所属する課だけにとどまらず、社員の交流が図りやすい点も魅力だと取材を通して感じることができた。

PHOTO
研究室を新しくするなど設備投資を積極的に進めており、広島の本社には酸素ボックスも完備。社員が仕事に集中するための環境を整えている。
  1. トップ
  2. 都市環境整備(株)の取材情報