最終更新日:2024/11/14

(株)インタープラン

業種

  • 不動産
  • 不動産(管理)
  • 住宅

基本情報

本社
神奈川県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

人をつなぐ、街をつくる。不動産開発の途方もないやりがい

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若き管理職と若手社員が語るインタープランの魅力

(株)インタープランは横浜市・川崎市を中心に土地付き新築一戸建の分譲および宅地分譲を行う不動産デベロッパー。若手がいきいきと活躍する同社で、それぞれの立場から仕事の面白さや会社の魅力を語ってもらった。

■営業部 課長/永倉隆哉さん(2020年入社)写真右
■営業部 /中島悠斗さん(2023年入社)写真左

先輩たちからひと言

「仕入れから完成まで様々な問題が起きますが、専門チームにすぐ相談できるのが強み。ストレスをその場で解消して引きずることもありません」(永倉さん)
「初契約は運も大きかったけど、自分から電話営業を志願したことがきっかけ。この成功体験を励みに、歩合獲得をモチベーションにして同期トップを目指します」(中島さん)
2人は同じ課で「中島君は行動力があり、何事も120%の力で取り組みます」と永倉さん。「永倉さんは一人ひとりの意見を尊重してくれる理想の上司です」と中島さん。

「信頼の種」を蒔いてトップセールスに。管理職として部下の成長も新たなやりがいに(永倉さん)

私は入社以来、土地の仕入れに関する営業に携わっています。プレイヤーとしての自分を振り返ると、最初の転機になったのは2年目の秋に宅地建物取引士の試験に合格したことです。それまでも契約はいただいていましたが、知識不足を痛感したり競合他社に遅れを取ったりと、様々な「壁」を感じることも少なくありませんでした。宅建の取得後は、商談でも自分の話す内容が間違っていないと自信が持てるようになり、取引先の反応も目に見えて変わりました。毎月の勉強会や模擬試験など、宅建取得をサポートする手厚い制度のおかげです。

営業では確かな知識も含め、人として信頼されるよう誠実な態度を心掛けています。それが実を結んだのが3年目です。土地の仕入れは仲介会社などの業者を介して行いますが、私の場合、1~2年目の実績は特定の業者さんからのみでした。しかし3年目には、いろんな業者さんに規模の大きい土地売却の情報を紹介されるとともに、当社が提示する購入金額が他社より低くても「永倉さんなら」と任せてもらうことが一気に増えました。区割りすると建売住宅が十棟建つ土地を「十棟現場」と言いますが、初めて10棟現場を仕入れた時の達成感は忘れられません。

種明かしをすると私の商談相手は同世代の若手の方が多く、最初の頃は裁量や権限も少なかったのが次第に責任ある立場になったという背景があります。もちろん「いつか一緒に大きい仕事をしよう」と語り合った夢が実現したのは、それまでも足繁く訪問し、信頼関係を築いてきたからです。人と人とのつながりが鍵を握ることも、この仕事の醍醐味です。

4年目には係長、5年目の今は課長になり、引き続き営業活動を行うとともに部下のマネジメントにも力を入れています。役職者になって変わったのは周りの態度で、今までは応援してもらっている感覚でしたが、今は「頼りにされている」という期待感をひしひしと感じています。おのずと自分の成績だけではなく、会社の利益や課全体のことを考えるようになりました。特に若手の育成に関しては、私が部下だった頃、「こんな風に動きたいのに」とモヤモヤした記憶を踏まえ、とにかく思ったことは何でも言える雰囲気を意識しています。上司の指示は概ね正しいのですが、自分で納得して動いてもらいたいからです。伸び伸びと仕事をしながら、自分らしい営業スタイルを見つけてほしいですね。

入社1年目で初契約を獲得。自発的に動くことの大切さを、成功体験から学んだ(中島さん)

私は活動的な性格なので、コロナ禍のせいでリアルなキャンパスライフがほぼ制限されたのが大打撃でした。楽しみにしていた留学の夢も叶わず、悶々とした学生時代を過ごしました。それだけに仕事では活発に動きたい、なおかつしっかり稼ぎたいと不動産業界を志望。友人の紹介で出会った当社はその中でもひときわ社員の皆さんが元気一杯で、良い意味で「人間味」を感じたことが決め手になりました。

入社後の数か月間は、ひたすら車で自社物件を回り、「最寄り駅から徒歩○分の○○町にある」といった立地を含めた街の様子とともに、物件の相場を必死で覚えました。相場は変化するものですが、この時に大体の相場観を身に付けられたのは大きかったです。その後は先輩の営業先に同行するなど、丁寧なOJTを経て、5か月目に独り立ちしました。

最初の頃は、大手仲介会社の訪問営業が中心でしたが、次第に地場の会社、いわゆる「街の不動産屋さん」に興味が湧いてきました。地場会社の店舗は、割と人が不在の時間帯があるので電話営業がメインです。課長に「私にもやらせてください!」と直訴し、午前中は電話営業に専念しました。結果的にその中の1件が初契約につながり、1年目で契約を獲得したことを大いに評価されたので、自発的に行動して本当に良かったと思っています。

もっとも、見積もりや区割りの企画設計など、実務のほとんどは直属の先輩に手伝っていただきました。私がアプローチした業者さんが、たまたまその先輩とつながりがあったからですが、先輩を通して当社も既に信頼されていたため、快く私に担当を任せてもらえました。商談がまとまった後も宅地造成の許可を取るなど様々な手続きがあり、売主さんと売買契約を交わしたのはついこの前です。今は確定測量が無事に終わり、決済が下りる日を待ちかねています。

不動産開発は、土地を仕入れなければ何も生みだしません。学生時代は自分の影響力を意識する機会はほぼありませんでしたが、今は必ず成果を上げなければと、責任感が段違いに高まりました。だから当社で案件化できそうな物件が来ると、俄然やる気のスイッチが入ります。その過程で購入金額などが合うと、「自分は今、営業をしている!」と実感してやりがいを覚えます。今後の目標は何よりも営業の現場で活躍すること。できることが増えていく手応えが、楽しくてたまりません。

頑張るほど大きな「貯金」が得られるインセンティブ。グループ会社との連携も円滑

◆営業の仕事のやりがいは、「街を開発する」というスケール感に加え、頑張れば頑張るほど収入面でも報われることです。特にインセンティブ(歩合)に関しては、一棟ごとに決済が終わったタイミングで10万円、お客さまへの引き渡しが終わったタイミングで10万円の計20万円が支給されます。他業種の友人と比較するのは難しいですが、お金を気にせず自由に遊びや旅行を楽しんでいるので、まあまあ豊かだと思います。入社後にゴルフも始めました。ただ、多くの結果を残している営業部員の方はインセンティブが桁違いです。「あんな風になれる」という、憧れのモデルが多いため、まだまだやれると自分を鼓舞しています。

私の目標は年間40棟。その達成は最低限として、課員全員に年間24棟の目標をクリアしてもらうのが今目指していることです。私たちの仕事は土地を購入して終わり、ではなく、建売住宅を建て、不動産仲介会社に販売をしていただき、買主様にお引き渡しを済ませて完了です。営業課員はもちろん、グループ会社の設計・造成・建築チームともしっかり協働しなければ良い仕事はできませんが、社内イベントなど親睦の機会も多いため、“大きな1つのチーム”として円滑に連携できていることが強みです。和気あいあいと、そして助け合いながら仕事をするうちに大きく成長できます。(永倉さん)

◆決済や引き渡しには時間がかかるので、初契約のインセンティブはまだ手にしていませんが、課長から言われた「今のうちに貯金を作っておこう」という言葉が印象に残っています。頑張るほどに「貯金」が増えるので目の前の仕事だけではなく、長期的な展望をもった営業活動ができ、さらに豊かになるという好循環をつくりたいと張り切っています。

そのためには長続きできる職場環境が大切です。当課の先輩は、私の初契約も全部手伝ってくださるなど、皆さん人柄の温かい方ばかり。また仕事で関わるグループ会社も当社のすぐ近くにあるため、スタッフ間のコミュニケーションが取りやすく、設計や造成など専門的なことも気軽に相談できます。少数精鋭の環境だから、先輩や同期との距離がとても近いです。

ワークライフバランスに関しても、自分で仕事を組み立てるのでメリハリ良く働けます。有休も取りやすく、他に夏冬の大型連休も楽しみ。今度の夏休みには、久しぶりに趣味のサーフィンを楽しむつもりです! (中島さん)

企業研究のポイント

不動産会社の営業というと、賃貸物件や売買物件をご案内する仲介会社の姿を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、当社の営業は、建売分譲事業をするための土地を仕入れる仕事です。当社は土地付き新築一戸建てを分譲するデベロッパーであり、物件をお客さまにご案内し、販売する仲介業者の仕事とは異なります。同じ不動産業界でも、営業と呼ばれる仕事は会社や業態によって大きく内容が異なります。企業研究をする際は、業界や業種といったカテゴリーで会社を判断することなく、実際にどんな仕事をしているのか、その仕事が自分に向いているのかという視点を持ってほしいと思います。

また、仕事内容だけでなく社風にも注目し、自分にとって働きやすい会社を選んでください。当社の場合は、社長と社員の距離が近いことも特徴です。社長の思いに共感できるかどうかということもポイントにしてみると良いでしょう。私が心掛けていたのは、企業セミナーなどに出席している役員や部長クラスを、“将来の自分の姿”だと思って観察すること。ちょっとでも“違うな”と思ったら、その会社を選ぶのはやめた方がいいと思います。ポイントはできるだけ上の人をみることです。また、会社訪問の際にはどうしても受け身になりがちですが、フィフティ・フィフティ、あるいは、「こちらから企業を選ぶんだ」というくらいの強い気持ちをもって臨んでもいいのではないかと思います。
(永倉さん)

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少数精鋭体制だから先輩・後輩の距離が近い。決算月の納会をはじめボーリング大会や社員旅行などの親睦イベントも充実しているため、部署の垣根を超えて仲が良い。

マイナビ編集部から

横浜市・川崎市を中心に、土地付き新築一戸建の分譲および宅地分譲を行う不動産デベロッパー「(株)インタープラン」。今回の取材では若くして課長に抜擢されたエース社員と、入社1年目で初契約を達成した期待のルーキー社員に仕事の話を中心に伺ったが、当然のことながら同社の魅力はまだまだある。残業時間の短さは、その一例。デベロッパーという立ち位置ゆえではあるが、営業パーソンは遅くとも午後7時半には皆、退勤しているという。ワークライフバランスを取りやすい環境が整っているといっていいだろう。

また、同社の新入社員研修は、「街を知る」「道を知る」「相場を知る」ことに主眼を置いた実践的な内容である。これだけでも非常に充実していると思うのだが、その後も先輩社員に同行し、営業アプローチやセールストークについてOJTで学ぶ機会を設けるなど余念がない。正直な話、新入社員の育成にここまで力を入れている会社は稀有だと思う。デベロッパー業界に興味関心をお持ちのすべての方に教えてあげたい企業である。現時点では“知識ゼロ”でも、安心してプロフェショナルを目指すことのできる体制が整っている。

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新入社員は3か月から半年ほどの研修期間を設け、先輩社員が丁寧なOJTを実施。独り立ちした後も課全体でバックアップするなど、チームで協働する意識が根付いている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2025に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2026年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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