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最終更新日:2025/5/2
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部署名株式会社共立 舞台制作事業本部 音響部 音響課
勤務地東京都
仕事内容音楽に関わるイベントの音響業務
学生時代に舞台制作について学んできた私は、次第に音響について関わりたいと思うようになっていました。きっかけはプライベートで楽しんでいた音楽ライブ。いつもはきちんと聞こえているのに、ときおり音が聞き取りづらいライブがあったことから、音響の重要性に気付いて興味を深めました。最終的に当社を選んだのは、社内の雰囲気が抜群によかったからです。面談してくれた部長と2人の若手の先輩が仲良くコミュニケーションを取っている姿を見て、人の距離の近さがしっかりと伝わってきました。また業界では規模が大きいだけに福利厚生も整っていますし、ライブからテレビまで幅広く手掛けている点も魅力的でした。
アイドルフェスやロックバンドフェスなどの音響業務に携わっています。新人時代はアーティストが使うマイクやイヤモニ(インイヤーモニター)が正しく稼働するか、チェックをしていくところからスタートしました。最近はアーティストが演奏中に聞く音そのものをオペレートするモニター業務にも携わっています。演奏に支障がないよう、リハーサルと本番で同じ音が出るように調整するのが難しいところで、毎回、現場の変化を予測しながら、あるべき音の形を試行錯誤しています。ツアーなどで全国を巡ると時間的な拘束が長くなりますので、体力的な部分が求められる仕事だとも実感しています。
あるフェス形式のライブ中、出番を待っていたアーティストのイヤモニが、直前で聞こえなくなるトラブルが発生してしまいました。あと数分でステージに上がらなくてはならない状態でしたので緊迫感が漂う中、急遽、音響のメンバーで回復に向けて作業を開始。その傍らでは舞台監督をはじめとする他のスタッフのみなさんが、私たちが作業に集中できるように、あれこれとサポートしてくださいました。おかげで無事にトラブルが解消し、問題なくステージに送り出すことができました。お客さまがライブを楽しんでいる裏側では、プロのスタッフが支え合いながら仕事をしているのがよくわかる一件となりました。
ドームクラスやアリーナクラスの大会場から、ホール、ライブハウス、野外現場など、これまで実に多様な現場の音響を支えてきました。毎回、苦労してリハーサルを重ねて、本番で問題がないように準備しているだけに、開演後、お客さまの大歓声を聞いたときは、この上ないやりがいを覚えます。今も忘れられないのは解散した某アイドルグループ。ラストツアーに同行した上で、最終ライブとなるドーム公演の音響を担当したのですが、満員の観客席から押し寄せてくる歓声には大きく心を動かされました。ちなみにツアーで地方を訪れた際、時間を見つけて観光したり、スタッフと一緒に地元グルメに舌鼓を打つのもひそかな楽しみです。
来場したお客さまが聞く音自体をオペレートするPAになるのを目標にしています。そのためにはバランスよい音をリアルタイムで作る力はもちろん、録音された音源を使うライブの場合、次の音楽をかける“間”をつかむ力も磨かなくてはなりません。先輩たちを見ていると、一人前のPAになるためには少なくとも10年は経験が必要になりそうですが、地道に経験を重ねていくことでオペレートする力を磨き上げていくつもりです。ツアーで47都道府県を制覇するのも目標の一つ。現在は30ほどなので、もう少し頑張れば達成できそうです!