最終更新日:2025/2/7

(株)ミライト・ワン【東証プライム市場上場】

  • 上場企業

業種

  • 設備工事・設備設計
  • 通信・インフラ
  • 情報処理
  • 建設
  • 電力

基本情報

本社
東京都

取材情報

我が社自慢の制度・社風

キーワードは「人間中心経営」。将来へ向けて事業や働き方の変革に取り組んでいます!

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ミライト・ワン流のワークスタイル変革を紹介します!

ミライト・ワンでは2022年以降積極的に、事業や働き方の変革を実践している。そこで福利厚生や働き方改革、研修などの各種施策に取り組む社員3名に話を伺った。

写真左から

岩崎 朋子さん(総務人事本部 健康経営推進室)

木下 ゆう子さん(総務人事本部 ダイバーシティ&インクルージョン推進室)

佐生 敬子さん(総務人事本部 人材育成部 育成企画部門)

社員の皆さんから一言

「当社が掲げる『人間中心経営』は、平たく言えば『皆で楽しく働ける会社にしていこう!』ということ。そんなカルチャーに私は共感しています」(岩崎さん)
「上司や同僚とのコミュニケーションが取りやすく、親身になって相談に乗ってくれる人がたくさんいます。風通しが良く、働きやすい環境です」(木下さん)
「既存領域を基盤に新しい領域へ挑戦していく意識があり、これまで以上にチャレンジできる環境が広がっています」(佐生さん)

経営トップと現場との間を取り持ち、経営戦略に沿った健康経営に取り組む(岩崎さん)

健康経営推進室には、福利厚生面の施策を企画・展開していく役割があるのですが、単に何らかの施策に取り組むということではなく、経営戦略に沿った福利厚生を実践していくことがポイントになっています。企業として事業を行うためには、社員一人ひとりの生産性向上が重要です。生産性向上を実現するにあたっては、社員の健康が不可欠という考え方で、さまざまな施策を展開しています。経営トップに状況を把握してもらい、健康経営に対する実りある投資を促すのも当室の役目です。

■健康経営優良法人の認定維持とホワイト500認定を目指す
健康経営優良法人認定制度は、優良な健康経営を実践する大企業や中小企業などの法人を「見える化」して、社会的な評価を受けることができる環境を整備する目的で経産省主導で設立されたものです。当社は2024年3月に「健康経営優良法人2024(大規模法人部門)」に認定されました。健康経営優良法人認定は2023年度に続き2回目となります。大規模法人部門の認定では、上位法人は「ホワイト500」の認定も同時に得ることができます。当社ではこれからも健康経営の指標の1つとして健康経営優良法人の認定を維持しながら、ホワイト500の認定取得も目指していきます。

■心身ともに健康で元気に、生きがい、働きがいを持つことができるようなサポートを展開
「しっかり食べて運動して睡眠も取りましょう」ということはよく耳にしますが、なかなか実践は難しいというのが多くの人たちの本音ではないでしょうか。できない背景には長時間労働や業務量の負荷などが原因となっている場合もあり、それは自身の努力だけでは解決できません。そこで当社ではそういった状況を防ぐために、健康経営推進室が社員たちの声を拾い上げて、経営トップ層に届けるという役割も担っています。働きやすい環境が実現することで、生活習慣が改善されたり、スキルアップのための学びに取り組んだりといった、公私ともに充実した時間を持てるようになります。

■「健康」に関するイベントを積極的に開催
2023年度は、ウォーキングや社長を囲んでのバーベキューなど各種施策に取り組みました。まだ手探りの状況ではありますが、社員の皆さんの意向や希望を伺いながら、2024年度以降は随時アップデートしていく予定です。

柔軟な働き方を可能にする働き方改革などを実践(木下さん)

ダイバーシティ&インクルージョン推進室では、「多様な人財の誰もが働きやすい環境づくり」を目標に掲げて働き方改革に取り組んでいます。くわえて在宅勤務やフレックス勤務といった制度の活用方法を周知し、社員がこのような制度を積極的に活用できる環境をつくることも私たちの役目です。

■在宅勤務、フレックス勤務、時間単位年休などの組み合わせで柔軟な働き方をサポート
「フレックスタイム制(コアタイム10時~15時)」だけではなく、始業時間をシフトして勤務できる「選択型シフト勤務制(プチフレックス)」、年次有給休暇を1年につき5日(40時間)を限度とし、1時間単位で取得できる「時間単位年休」など、柔軟性に富んだ働き方を実現しています。さらに在宅勤務においては、費用軽減措置として実施日数に応じて補助を行っています。

■育児関連制度は法定以上の充実ぶり。 仕事と育児の両立を支援
さまざまなライフステージに合わせた制度作りにも注力しています。たとえば子どもが3歳になるまで取得できる育休制度(法定では1歳未満)、小学校3年生まで利用できる短時間勤務制度(法定では3歳未満)といった、出産・育児・キャリアの両立を支援する各種制度も複数用意しています。

■積立年休を資格取得に向けた勉強や病気治療に有効活用
失効する年次有給休暇のうち、年間5日、総日数20日を限度として積み立てることが可能です。積み立てた年次有給休暇は資格取得のための勉強や病気治療、ボランティアなどにも利用できるようになっています。

ダイバーシティをうたう当社では、多様な価値観を尊重し、個々の人財の特性や能力を最大限に活かせる職場環境づくりを推進しています。また、並行してライフイベントに合わせた柔軟な働き方にも力を注ぎ、例えば誰もが育休を取りやすい環境にするため相談窓口を設けたり、実際に育休を取得した社員の経験談を社内に公開したりと少しずつ改革を進めています。社員一人ひとりが、ワークライフバランスを保ちながら働くことは、会社内の生産性向上という点でもとても重要な課題です。これからも社員の声に耳を傾け、さらに「働きやすい会社」を目指していきたいですね。

人材育成に関する各種施策、人材育成プラットフォーム「みらいカレッジ」の運用に取り組む(佐生さん)

人材育成部は育成企画部門とみらいカレッジ部門で構成されている部です。育成企画部門では、人的資本経営に関する人材育成のさまざまな施策を立案します。みらいカレッジ部門では、人材育成プラットフォームとして2022年に設立した「みらいカレッジ」の運用や階層別研修などを担当しています。

■グループ全体で利用可能なラーニングマネジメントシステムの活用
当社の社員に加え、パートナー企業を含めた約17,000人のスタッフに向けて、いつでも・どこでも学べるeラーニングシステムを展開しています。技術力を高める「テクニカル学部」、管理能力を高める「マネジメント学部」、社会力を高める「ソーシャル学部」といった3つの学部を用意。3分野で100以上の講座を取り揃えており、スキルアップをサポートしています。

■自身のキャリアパスを描くための育成面談や配属面談
社員一人ひとりが自分自身のキャリアパスや成長を自身で考えながら、形を作っていくことができるように社員の育成面談を2023年10月に新たにスタートさせました。育成面談そのものは以前から実施していたのですが、より積極的に自身のキャリアを考えるものにブラッシュアップしています。今後、ミライト・ワンが注力していく「みらいドメイン」では、街づくり・里づくり/企業DX・GX、グリーン発電事業、ソフトウェア事業などを見据えており、そのために必要な人材育成と活用に取り組む必要があります。そこで社員の描きたいキャリアパスと当社の事業戦略を、面談によって丁寧にすり合わせることで、これからのキャリアを一緒に考える場として、また、新しいチャレンジを後押しする場として利用してもらっています。新入社員についても、研修期間中に事業部から業務の説明やジョブ体験の日を設けて業務の理解をしてもらった後に、配属のギャップが少なくなるように面談によって配属先を決めています。

■各階層での階層別研修
入社後の半年間は新入社員研修期間となっています。4月~6月は導入研修・主要4事業の理解・IT基礎研修、7月~9月は仮配属先でOJT研修、10月は先輩社員がメンターとしてサポートしていくといった流れです。以降もフォローアップ研修や中堅社員研修、サブリーダー研修、リーダー研修、管理職研修と期待される役割やキャリアステージに合わせた階層別の研修が整備されています。

企業研究のポイント

少しでも興味があれば、直接企業に訪問できるイベントなどを利用して、企業とコンタクトする機会を持つようにしましょう。社風や人の雰囲気は文面では伝わりづらいもの。なるべく社員と直接会って話をすることで、インターネットの情報では知りえない、より具体的なイメージをつかむことが出来ると思います。(岩崎さん)

企業が現在どのような事業に取り組んでいるのかを調べる方は多いと思いますが、将来に向けてどんなことに取り組もうとしているのかを研究することもオススメしたいですね。当社であれば、未来へ向けて成長させていく「みらいドメイン」という事業領域を設けて、街づくり・里づくり/企業DX・GX、グリーン発電事業の拡大、ソフトウェア事業、グローバル事業(データセンター/通信タワー事業)に注力する動きがあります。ぜひ調べてみてください。(木下さん)

皆さんが企業研究で重視するポイントは、やはり社内の人間関係ではないでしょうか。それを知るためには、社員同士のつながりや雰囲気、社風といった点を把握することが重要となると思います。会社見学やインターンシップなどで社員と接する機会もあるはずです。その際には社員の振る舞い方に意識を向けてみると、社風や人柄が見えてきますよ。(佐生さん)

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「健康経営、ダイバーシティ&インクルージョン、人材育成のどれもが『人間中心経営』に則って実践されているのが、当社の制度面での特色です」

マイナビ編集部から

今回の取材では「健康経営」、「ダイバーシティ&インクルージョン」、「人材育成」に取り組む社員の皆さんに登場いただいた。これら3つの活動指針となっているのは「人間中心経営」なのだそう。これは同社が2030年に向けて策定した変革へ向けたビジョンの1つでもある。

・みらいカレッジ開学 ~「学び」と「つながり」を提供する“事業構造改革の原動力”~
・社員にとって働きやすい職場づくりと心身の健康を守る「健康経営」
・With コロナへの“ミライト・ワン流”働き方改革

上記のような施策に取り組むことが人間中心経営には明記されており、取材した皆さんからもこれらの指針に沿った具体的な施策を実践し、会社をよりよいものにしようという熱意が伝わってきた。

同社では「みらいドメイン」、「企業/環境社会基盤ドメイン」、「通信基盤ドメイン」と3つの事業領域に取り組む。同社がスコープしている事業領域の動向やトレンドについては、自社運営のメディア『未来図』を材料に研究を行うのもいいだろう。

通信建設会社を超える「超・通建」をテーマとして掲げている同社の可能性に興味を持った方は、ぜひ企業研究の1社に加えてほしい。

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70年以上にわたって展開してきた通信インフラの構築・保守を基盤に、街づくり・里づくり、企業DX・GX、グリーン発電事業にも挑戦している。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2025に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2026年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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