最終更新日:2025/5/13

大成技研(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 受託開発
  • 自動車・自動車部品
  • 機械設計
  • 半導体・電子・電気機器
  • 輸送用機器(船舶・航空・宇宙関連など)

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

夢中になれる仕事がきっと見つかる!技術者として若手のうちから活躍できる環境も魅力

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多彩なフィールドで活躍する、若手&中堅技術者たちの本音!

幅広い業界のモノづくりを支えている「大成技研」では、多彩なキャリアパスを描けます。そこで、技術者3名の仕事からやりがい、今後の目標までを紹介。先輩たちの本音を通して、同社の魅力に触れてみてください。

【ソリューション部で活躍する先輩たち】

★自動車の衝突実験を担当
渡邉 勘太さん(写真左) 2022年入社

★ロボットのティーチングを担当
馬渡 星名さん(写真中) 2023年入社

★エンジンの設計開発を担当
石井 一さん(写真右) 2015年入社

先輩社員たちの横顔

身体を動かしながら、モノづくりの一翼を担える仕事に就きたいと考えていた渡邉さん。希望が叶い、入社後は車の衝突実験のプロジェクトの最前線で活躍中だ。
学生時代の専攻とはまったく異なる業界にチャレンジした馬渡さん。知識ゼロからの挑戦だったがスピーディに成長を遂げ、入社1年目から海外出張を任された。
エンジン関連のさまざまなプロジェクトを経験してきた石井さん。異動するたびに新しい学びを得ることができ、自分をバージョンアップさせていけるのが楽しいという。

衝突実験を通して自動車の安全性向上を支える仕事だから、やりがいは十分!

高校時代は野球に打ち込み、卒業後はプロダクトデザインについて学びました。就職活動では、モノづくりに関われる仕事を軸に企業研究をスタート。そんな中、学校の先生の紹介で当社の存在を知りました。魅力に感じた点は、メーカーと違って幅広い業界のモノづくりに携われるところです。また、自動車や航空機の開発の最前線で活躍していることを知り、「この会社で働きたい」と気持ちが固まりました。

入社後はまず、社会人マナーなどを学ぶ2週間の研修に参加。その後は、秋葉原にある独自の研修施設「A-LABO」で、技術的なスキルを身に付けました。3D CADの操作方法や製図のノウハウなど、初めて触れる内容ばかり。知識があまりない中でのスタートでしたが、講師に質問しやすい環境だったので、安心して一歩を踏み出せました。人によって研修期間は異なりますが、私は4~5カ月かけてじっくり学べたのがよかったです。

当社には多彩な活躍のフィールドが用意されており、配属先を決める際には一人ひとりの適性や希望を最大限考慮してくれます。野球部出身の私は身体を動かして働ける現場を志望。すると、実車を使って自動車の衝突実験を行うプロジェクトに配属されました。車体にさまざまなセンサーを取り付け、ダミー人形を乗せた自動車を衝突させ、そのデータを取りまとめて分析していく仕事です。ダミー人形を車に乗せる際など身体を動かす機会が多く、自分の理想にぴったりなプロジェクトだと感じています。

衝突実験は、自動車の安全性を支える重要な開発プロセスのひとつ。人々の命に直結する仕事なので、責任の重さに比例して大きなやりがいを感じています。配属先では、衝突実験のデータ分析から見えてきた気づきなどを発表する場があり、私は入社2年目で自分の意見を述べるチャンスを与えられました。いい提言は積極的に採用され、自動車の安全性向上に生かされるので大きなチャンス。ちなみに、今年3月に開催される発表会でも、登壇する機会を与えていただいています。

直近の目標は、目前に控えている発表会でしっかり自分の仕事をやり遂げること。衝突実験のデータをもとに、担当者としての視点を生かした提言を行い、自動車の安全性向上に少しでも貢献できれば、これほどうれしいことはありません。

〈渡邉 勘太さん〉

ロボットのティーチングを通して半導体製造装置の精度を高める! 1年目から海外出張も経験

将来はアニメやイラストの世界で活躍したいと思う反面、ロボットの世界にも憧れていました。そんな私がこの業界に入ったきっかけは、学校で目にした当社の求人。知識ゼロからでもロボット関連の仕事に就けることを知り、エントリーしました。最終的な決め手は、自動車や半導体関連の開発を手がけており、将来性がある会社だったこと。フレンドリーな社員が多く、仕事の大変な部分も包み隠さずに教えてくれたことも志望理由です。

入社してからは、半導体製造装置のプロジェクトに配属されました。しかも、興味があったロボット関連の仕事に関われることになったのです。最初は、半導体のクオリティに大きな影響を与えるウエハーと呼ばれる基盤を掴んだり運んだりするロボットの配線からスタートしました。その後は、ロボットの動作を微調整していく、ティーチングという作業を任されています。

半導体の知識もロボットについて学んだ経験もなかった私にとって、ありがたかったのは先輩たちのサポートです。「いつでも質問していいからね」と言ってもらえたので、疑問をすぐに解消できて大助かり。何でも聞きやすい雰囲気で、失敗をする前に手を差し伸べてもらえる環境だったので安心でした。わからないことをわからないままにせず、質問してクリアにし、知識を蓄積していくことで、“ゼロスタートの壁”を破ることができました。

ロボットのティーチングはコンマミリ単位の微調整を繰り返していくのですが、今では作業スピードが入社1年目と比べると2~3分の1に短縮。複数人で行っていた作業を、一人で担えるようになり、日々、自分の成長を実感しています。大きな成長につながったのは、入社1年目の1月から入社2年目の9月までに及んだ台湾出張。現地企業に導入する、半導体製造装置のロボットのティーチングを担当しました。当社から参加したのは、入社1~3年目の若手技術者ばかり。ベテランがいなかったので苦労の連続でしたが、無事にやり遂げたことは大きな自信につながりました。

現在は、ウエハーを研磨するモジュールの調整にチャレンジしているところです。幅広い経験を通して、半導体製造装置の調整にトータルで携われるようになることが今後の目標。若手の先輩たちと同じように、あと1~2年で実現できるよう頑張りたいです。

〈馬渡 星名さん〉

自動車や次世代戦闘機のエンジン開発を経験! 4つのプロジェクトを経て成長を実感! 

高専時代に機械工学を学び、その後に通った専門学校では自動車整備士になる勉強をしていました。卒業後はディーラーの整備士になるのが一般的な就職コースなのですが、腰痛が改善しなかった為に断念しました。どうしようかと悩んでいたときに出会ったのが、当社でした。志望理由は、これまでに学んできた機械工学や自動車の知識を生かせる会社だったからです。将来のビジョンを熱く語ってくれた社長の想いに共感できたことも、決め手のひとつですね。

最初に配属されたのは、自動車のエンジン制御関連の実験を行うプロジェクトです。実際にエンジンを回転させながらパソコンでデータを収集し、出力・燃費・排ガスの最適化を追求。車のエンジンの性能にダイレクトにつながるプロジェクトだったので、大きなやりがいを味わえました。2020年には、私が開発に携わったエンジンを搭載した車がリリースされました。「問題が起きたらどうしよう」という不安もありましたが、大きな達成感を得ることができました。

入社4年目からは、エンジンの動弁系の実験プロジェクトを担当。排気ガスを排出するバルブや空気を吸い込むバルブの実験に携わりました。燃焼の知識が必要だった前の仕事と違って、材料力学や応力の知識が求められる仕事。同じエンジン関連のプロジェクトでしたが、新たな経験を通してさらにエンジンへの理解を深めることができました。

入社6~7年目頃に自動車エンジンから離れ、次世代戦闘機のジェットエンジンを制御する、ロジックの構築を担当。熱力学や流体力学の知識やプログラミングスキルを生かしながら、ジェットエンジンが効率よく動く仕組みを考えていく仕事です。めったに経験できないプロジェクトでプレッシャーはありましたが、高いモチベーションで挑むことができました。

現在は、自動車エンジンに関する新たなプロジェクトに携わっています。エンジンの外側に付属していて過酷な環境にさらされる樹脂部品の不具合の原因を追求し、改善につなげることが私のミッション。樹脂の知識を学びながら、新しいチャレンジを行っています。プロジェクトを異動するたびに、新たな知識やスキルを吸収できるのがやりがい。今後は、エンジンではなくモーターで動く電動自動車の開発にも挑戦してみたいです。今年で入社10年目を迎えましたが、幅広い経験ができる当社でなら、仕事に飽きることはありません。

〈石井 一さん〉

学生の方へメッセージ

当社の特徴は、さまざまな業界や企業のモノづくりにチャレンジできることです。配属先を決める際は希望を最大限考慮するので、やりたいことが決まっている方はもちろん、「モノづくりに興味があるけど、何が向いているかわからない」という方にとっても理想的な職場だと言えます。

また入社前から、専属の営業担当がやりたいことを見つけるところからサポートします。キャリアパスは無限に広がっているので、途中で志向が変わっても大丈夫。転職することなく、キャリアチェンジを通して希望を叶えることが可能です。

当社が求める人物像は、好奇心や挑戦意欲が旺盛な方。また、知識ゼロからのチャレンジであっても、素直に物事を吸収できる方や地道にコツコツ学び続けられる方なら、きっと大きく成長できると思います。秋葉原にある独自の研修施設「A-LABO」での研修をはじめ、手厚い教育制度を整えているので安心してください。

私たち企業と就職活動中の皆さんは、同じ立場です。「会社に選ばれる」ではなく、「自分が会社を選ぶ」という気持ちを大切にしましょう。無理に、会社に合わせようとしなくても大丈夫。素の自分を出して、自分らしくいられる会社こそが、皆さんにとっての理想の1社だと思います。

〈採用担当/舟川さん〉

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「多彩な活躍のフィールドがあるため、やりたい仕事が決まっていない方でも大丈夫。モノづくりに少しでも興味がある方は、当社の説明会にきてください」と舟川さん。

マイナビ編集部から

モノづくり企業の技術パートナーとして、自動車業界を中心にさまざまな業界の設計・開発を手がけてきた「大成技研」。40年以上培ってきた確かな技術力を武器に、長年にわたってメイド・イン・ジャパンの品質を支えている技術者集団だ。スーパーGTに参戦しているチームのスポンサーとしても知られており、レーシングカーの開発にも携わっている。

日本を代表する企業のプロジェクトに多数参画しているのが特徴で、強みとなっているのは技術に対する圧倒的なこだわりと仕事に真面目に向き合う姿勢だ。秋葉原にある研修施設「A-LABO」での研修などを通して、「大成技研」のDNAは若手たちにしっかりと受け継がれている。

ハード面に加えて、研修施設「A-LABO」の魅力は豪華な講師陣です。幅広い業界のメーカー出身の元エンジニアから、実務にダイレクトに役立つ“生きた知識やスキル”を学ぶことができるのだ。「1」を聞けば「10」が返ってくるほど、手厚い指導を受けられるのも魅力。しかも、技術研修は一人ひとりに合わせて期間が設定されている。

今回取材した先輩3名は、早くからチャレンジングなプロジェクトを経験し、スピーディに成長を遂げている。若手のうちから大きな仕事に挑戦できる理由がよくわかる取材であった。

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大画面プロジェクターが投影できる中央ホールやセミナールーム、自習室などが完備された研修施設「A-LABO」。仲間とコミュニケーションを深められるバーカウンターも設置。

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