日本赤十字社　広島県支部

入社後３年間は、広島県支部の事業推進課で講習普及係として勤務していました。いざという時に、周りの人が応急手当や心肺蘇生が行えるよう、県内の企業や学校、地域コミュニティ等に、知識や技術の普及啓発を行いました。赤十字の講習は、主にボランティアの方が指導員となり活動を行ってくださっています。私はその活動のサポートや事務的な業務、指導員研修会の開催、広報活動等、幅広く講習普及に関わる仕事をしていました。

現在は三原赤十字病院の医療社会事業課で勤務しています。将来は、日赤が海外で行っている医療支援事業に携われるよう、医療現場での経験を積んでいます。日々の業務は健康管理センターの運営の他に、院内で編成している医療救護班の研修や海外救援金・国内義援金の受付、院内献血の実施、ボランティア活動のサポート、講習普及事業の取り組み等、多岐に渡ります。将来の目標に向けて、学びの多い毎日を過ごしています。

私が就職活動をする上で大切にしていたことは、１　世界にはびこる不平等を是正したい、２　無関心によって失われる命を救いたい、３　いかなる利益に関わらず最も助けを必要としている人に手を差し伸べたいという思いでした。この３つの軸が赤十字の基本原則や理念と重なり、世界最大の人道支援団体の活動の一端を担い、自分自身も成長していきたいと考えたため、志望しました。