皆さん、初めまして。 橋梁調査会 採用担当です。
当社の採用ページをご覧いただきありがとうございます。
※当社では、4月頃よりWEB会社説明会を開催予定です。
あなたも橋梁ドクターを目指しませんか
我が国が道路橋に関して直面する最も大きな課題は、老朽化です。
平成24年(2012)12月2日に発生した中央自動車道笹子トンネルの天井板落下事故を契機として、インフラのメンテナンスに対する見方が大きく変わりました。高度成長期といわれた時代に整備されてきた橋梁やトンネルなどの我が国の社会インフラが、補修・修繕・更新といった時期にさしかかってきたことを示しているものでした。
国では、平成25年(2013)道路法を改正し、道路橋などのインフラについて5年に1度の点検を義務づけました。
橋梁調査会では、従前より橋梁の点検・診断に取り組んできましたが、現在は平成31年(2019)に改正された橋梁定期点検要領に基づいて行われた点検結果を診断(橋の健全性を評価すること:橋のドクター役)することに取り組んでいます。
具体的には、国で管理する道路橋約39000橋のうち約29000橋について全国8支部に配属している技術者が診断しています。
また、道路橋点検士の資格運営機関として、これまでに16000人近くの研修を行い、現時点では約9200人の点検士を認定しています。この資格は国土交通省民間登録資格に登録されており、全国の橋梁点検で活躍しています。
橋梁の点検をより効率的かつ的確に行うためのモニタリングや計測に関する技術を評価する「橋梁分野の新技術導入促進機関」に指定されています。さらに、令和3年(2021)には全国の国、都道府県、市町村、高速会社が管理する道路橋のデータベース管理運営機関にも指定されました。
全国約73万橋のデータベースを保有するとともに、今後の我が国のインフラマネジメントに貢献するため、日本の経済を支えているインフラを守るために、あなたの技術を活かしませんか?
未来への絆を皆さんの手でつないでいくことを期待しています。