千葉県教育委員会

私が高校性の時、英語の先生が授業の合間に、海外での思い出や、そこで出会った人々の話をしてくれました。私はその話を聞いて、英語を身に着ければ、自分の世界が広がり、様々な人と繋がることができるのだと感動しました。私は、その先生のように、英語の可能性や楽しさを伝え、子供たちが未来を切り拓く手助けをしたいと思い、教員になることを決めました。

担任を持った生徒が、わたしの影響で、英語の先生を目指していることです。私はその生徒の担任を３年間持ちました。１年生のころは保育士を目指していましたが、学年が上がるごとに英語に興味がでてきて、勉強するのが楽しくなってきたそうです。英単語の小テストにも手を抜かず、１年間すべてのテストで満点を取っていました。自分が伝えたいことが少しでも伝わったのだとうれしくなりました。
生徒数名に小学校で英語劇をさせたときも感動しました。普段の授業の中では、少し控えめな生徒が、舞台の上で堂々と英語で演技をしている姿を見て、誰にでも必ず活躍できる場面があるのだと思いました。また、小学生たちの笑顔を見た生徒たちが嬉しそうにしていて、彼らの心に何か残ったのであれば、とてもうれしいです。英語劇の指導は大変でしたが、とてもやりがいがありました。

私は出身大学が千葉にあり、自分の指導法や教科への不安があればいつでも相談することができます。また、その際に教授や学生たちと交流し新たな発想を得ることができます。出身でない場合にも県内には、多種多様な教育関係施設や機関が多くあるので、自分の知識や価値観を更新することができます。また、千葉県は、豊かな自然環境があるだけでなく、都心部の開発も進んでおり、様々な文化に触れたり、人々との交流が図れます。そうした中で、自分の趣味や教養を深める機会にも恵まれています。教員としての自分も、一人の人間としての自分も高められるのは、千葉県の魅力だと思います。