本学の事務職員にはジョブローテーションがあります。それにより新しいことにチャレンジできる上、以前の部門での経験をもとに、別の視点からの提案ができる機会も豊富です。何より仕事を通じて自分の適材適所が見つけられるため、やりがいを持ち続けて働くことができる職業だと思います。多くの部門を経験する中で人脈も広がり、わからないことが出てくれば、「あの人に聞こう」と機転が効くようになるのもメリットです(I.Sさん)。
学生の成長に携われる点も、大学事務職員の醍醐味の1つです。特に留学の場合、短期であっても、みんなたくましくなって帰ってきます。その成長ぶりを見るのも楽しみですし、後日、レポートも提出してもらいます。その中に「こんな苦労もしたけれど、乗り越えました」のような内容が書かれていれば、こちらも元気をもらえます。海外からの留学生からも「ありがとう」の言葉をたくさんもらえる仕事です(N.Kさん)。
大学の事務職員では、多様な人と一緒に仕事をする機会が豊富です。特に私がいる地域連携推進事務室では、高校や自治体、企業、時にはご近所の方とも日常的に接し、いろいろなお話をします。コミュニケーションを取る楽しさはもちろんですが、外部の方と話すことで、「以前はこうだった」などの情報も得られ、大学を客観的に見られるようになります。そして、それを大学に還元することができる点も魅力です(K.Nさん)。