最終更新日:2025/5/12

(株)エムエスピー

  • 正社員

業種

  • ソフトウエア
  • 情報処理
  • インターネット関連

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

充実した研修制度とフランクで風通しの良い社風が、新人たちの成長と活躍を促進

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中堅&若手エンジニアが語る、これまでの成長ストーリー

ITテクノロジーで企業のビジネス課題を解決へ導くエムエスピー。ここで活躍する若手エンジニアや中堅エンジニアに、これまで手掛けてきたプロジェクトややりがいなどを伺いつつ、それぞれの成長の姿を追った。

●北林 篤人さん(写真左)
システム開発部 マネージャー/2013年新卒入社

●稲村 忠仁さん(写真右)
システム開発部 チーフエンジニア/2017年新卒入社

●松田 めぐみさん(写真中)
システム開発部/2022年新卒入社

取材した先輩たちのプロフィール

入社以来、金融系インフラ開発に一貫して従事してきた北林さん。入社5年目にはチーフ職へ、入社10年目にはさらに上位のマネージャー職へキャリアアップを果たしている。
稲村さんは大学でITを学び、2017年に当社へ入社。以来、一貫して金融系の開発業務や保守業務を担当している。入社6年目にチーフへ昇格し、現在、新人教育も担当中。
文系学部からシステムエンジニアの世界へ挑戦した松田さん。配属後は通信系の保守・開発業務を担当している。持ち前の“読解力”を生かしてさらなる飛躍を目指す。

【北林さん】経験を重ねながら、チーフ、さらにマネージャーへと着実にキャリアアップ

お客さま先で発生するさまざまな開発プロジェクトをチームメンバーとともに手掛けています。

入社1年目から2年目にかけては、先輩が作成した設計書をもとにネットワークまわりの設計や構築を行っていました。大学でプログラミングに触れる機会はありましたが、ネットワークに関する学びの機会はほとんどなく、分からないことがあれば周りの先輩たちに一つひとつ確認しながら作業を進めていました。2年目の終わり頃から3年目にかけては、今度はサーバまわりの設計や構築を担当することに。エンドユーザーである金融系企業のお客さまと直接打ち合わせを行いながら設計に落とし込み、お客さまのニーズを形にしていきました。先輩にアドバイスを仰ぐこともありましたが、この頃になるとだいぶ一人で仕事が進められるようになっていましたね。

その後、お客さまの重要システムを動かすプロジェクトを当社チームのチーフとして担うなど、やりがいある案件を責任ある立場でいくつか任せてもらいました。トラブル対応やその原因の究明など難しいミッションを担ったこともありましたが、そうした際にもしっかり前を向きつつ丁寧に仕事と向き合っていたことが評価され、お客さまとより強固な信頼関係を結ぶことができました。

入社して10年目からは、マネージャーとして同じお客さまの案件に関わっています。それまで担ってきたチームのスケジュール管理や品質管理のほかに、予算の管理も加わり、チームの効率的な運用や受注拡大を見据えたアクションも求められるようになっています。そうしたなかで、部下たちのたくましく成長した姿が見られたときには、より大きな喜びを感じます。

マネジメントがメイン業務となりつつも、自身で手を動かす機会もあります。売上拡大を意識した人脈づくりを進めながら、自身の技術もまだまだ向上させていきたいと思っています。応用情報技術者資格やネットワーク系の資格はいくつか取得済みですが、今後はクラウドサービス系の資格取得にもチャレンジしていきたいですね。

【稲村さん】新しい技術に触れられる面白さや、お客さまから評価されるやりがいを実感

大学では、情報通信学部の通信ネットワーク工学科に所属して、主にITの基礎やプログラミングなどを学んでいました。その知識を生かしたいと、就職活動ではIT業界に絞って企業を回り、一番魅力を感じたのが当社。私の場合、自宅のある都内で働き続けられることが会社選びの重要なポイントだったので、常駐先のほとんどが東京都内にある当社はまさに理想的な会社でした。

2017年に入社後、一貫して、金融系インフラまわりの開発業務や保守業務を担当しています。トラブルや不具合が発生した際の対応のほか、お客さまがインフラを運用しているなかで出てきた「ここをもっとこうしたい」「こうだったらもっと便利なのに」といった要望をくみ取り、機能を追加で開発したり修正したりしています。

仕事のなかで「面白い」と感じるのは、新しい技術や開発手法に日々出会えることですね。技術も開発手法も日進月歩で進化を遂げており、それをキャッチアップしていくのは大変なことではありますが、それらを設計や構築に反映させて利便性や効率性、品質などの向上に寄与できたときには大きな手応えを感じます。「今回の改修、お客さまがとても高く評価してくださったよ」といった声を上司を通じてもらえたときには、この上ない喜びを感じます。

入社6年目の2022年には、チーフへ昇格。チームをまとめる立場となり、2023年からはOJT担当として新人育成も担っています。育成において心掛けているのは、私もかつて先輩たちにしてもらったことですが、こまめに私のほうから声がけをして相談しやすい雰囲気をつくっておくことです。できることを少しずつ増やしていきながら、対応可能な領域を広げ、その中で興味の持てる分野や技術が見つけてもらえれば理想です。興味があれば学ぶことがより楽しくなり、仕事にも前向きに取り組めますからね。

私の今の目標は、まずは育成を担当している新人が独り立ちできるまでしっかりサポートすることです。また、自身に関しては、最近興味が高まっているデータベース系の知識をより増やして強みにしていきたいと思っています。ぜひ、関連の資格取得にもチャレンジしたいですね。

【松田さん】文系学部からエンジニアへ。持ち前の“読解力”を生かしながら成長&活躍中

大学では文系学部で対人コミュニケーションについて学んでいました。そうしたなかでIT業界への就職を目指したのは、コロナ禍の影響が大きかったですね。多くの企業が不況に陥っているさまを目の当たりにして、手に職をつける大切さをまざまざと実感しました。また、ウェブ面接などを通じて「これからますますITの需要が増えそうだ」という予感も覚えました。

当社を志望した一番大きな理由は、内定時に、「試験結果を通じて、あなたの読解力が優れていることが分かった。その読解力は、当社のシステムエンジニアの仕事できっと生かせるはず」と人事担当者から声をかけてもらえたこと。自分でも気づいてなかった私の“強み”を引き出してもらえたことに感謝の念を覚え、「ここなら自分らしく成長していけそうだ」と入社を決めました。

入社後、入社時研修でITの基礎やプログラミング言語を一から学び、配属されたのは通信系の企業に向けた開発プロジェクト。大規模なシステムの一部の開発を、4~5名のチームで担当しています。ちょうど設計が進んでいたタイミングでチームに入ったため、初心者でありながらいきなり設計を担当させてもらえることに。OJT役の先輩に作業手順を一つひとつ確認しながら業務を進めていき、プログラミング、テスト、リリースまで一連の流れをトータルに経験することができました。

実務についたばかりの頃は毎日が精一杯でやりがいを感じる余裕はありませんでしたが、入社2年目の2023年には、4つ目の開発案件に着手しており、社会インフラともいえる“通信”を支えるやりがいを仕事の中で少しずつ感じられるようになっています。また、先輩の手を借りずに一人でできることが徐々に増えており、まだ僅かではありますがチームや会社に貢献できる手応えも感じられるようになっています。

内定時に人事担当者が言ってくれたとおり、既存システムの解析など読解力が求められる場面が多々あり、文系ならではのスキルも大いに生かせる仕事だと感じています。今後はお客さまと直接打ち合わせする場面が多くなっていくと思いますので、お客さまのニーズを正しく読み解くためにその読解力を生かしていきたいと思っています。

先輩たちが語るエムエスピーの魅力とは?

【北林さん】社員の「やりたい」の声に上司たちが積極的に耳を傾けてくれて、実現しようと動いてくれるところです。たとえば、入社2年目のとき、「ネットワークまわりだけでなくサーバーまわりの設計や構築にも携わってスキルの幅を広げていきたい」と上司に直訴したところ、それを実現できる案件にアサインしてもらえました。自身のキャリアデザインを自身で描き、実現できている手応えを感じています。

【稲村さん】穏やかで優しい先輩たちが多いところです。入社してしばらくはとにかく分からないことだらけだったので、分からないことを「分からない」と素直に言えて質問できる環境があったことは本当にありがたかったです。先輩たちのほうからも「いつでも何でも聞いてくれて大丈夫だよ」と声がけしてくれていて、聞きやすい雰囲気をつくってくれたので、とても安心感がありました。

【松田さん】ワークライフバランスが整っており、オンオフのメリハリをつけて働ける職場だと思います。定時で帰れることがほとんどですし、残業時間を会社がしっかり管理・コントロールしてくれるので、「ついつい残業をしすぎてしまった」といったことがありません。お休みも取りやすく、有休休暇の取得が少ないと、会社から「取得してください」と指導が入ります。テレワークを導入しているプロジェクトもあり、さまざまな働き方が実現できます。

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今回登場した3人の先輩たち。新人、チーフ、マネージャーと、それぞれ立場は違えど、異口同音で「フランクで話しやすい職場の雰囲気」を同社の魅力として挙げてくれた。

マイナビ編集部から

同社は、1986年に設立されたシステム開発企業。大手SIerと太いパイプを持っており、金融、通信、公共といった大規模案件を中心に、コンサルティングや仕様策定といった開発の上流工程から、設計、実装、テスト、導入、その後の保守までトータルに担える技術力と体制を整えている。

手厚い研修制度やフォロー体制を整えるなど、エンジニアの育成に注力しており、新卒採用もかねてより積極的に行ってきた。今回登場してくれた北林さんや稲村さんのように、そのなかで育てられて成長してきた先輩たちが今では育成側に回っており、“後輩たちを育てる文化”が社内にしっかり根付いている。実際、今回の取材でも、「先輩たちにしてもらったように」といった言葉や「先輩たちへの恩返しの気持ちも込めて」といった言葉をたびたび聞くことができ、優しい先輩たちやフランクな人間関係を魅力として挙げてくれていた。

そうした環境は、これから入社する新人たちの大きな安心材料になる。システム系の学科・学部で学んでいる学生たちはもちろん、文系学部・学科の在籍者でもしっかり成長できることは、松田さんをはじめ、現在活躍中の同社の文系出身エンジニアで証明済みだ。「ITの知識やスキルがないから」とあきらめず、同社やエンジニアの仕事に興味を持った人にはぜひとも積極的にチャレンジしてもらいたい。

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食事会や飲み会などプロジェクトや組織の壁を超えた社員同士の交流もあり、多様な知見やノウハウが得られる機会や、幅広い人脈を築く機会として活用されている。

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