最終更新日:2024/8/28

興和アシスト(株)

業種

  • 不動産
  • 不動産(管理)
  • その他金融

基本情報

本社
大阪府

取材情報

先輩100人100の就活

少子高齢化に伴う不動産の課題に、高い専門性で対応。ニーズ高まる家賃債務保証業界へ

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時代のニーズにともない躍進する不動産契約の根幹を担う

▼H.Aさん(2023年入社/龍谷大学 文学部卒業)
▼S.Fさん(2023年入社/同志社大学 法学部卒業)
▼Y.Kさん(2023年入社/大阪経済大学 経済学部卒業)

平成17年の設立以来、不動産の賃貸借契約をスムーズにする家賃債務保証の分野で右肩上がりの実績を築いている興和アシスト株式会社。家主と不動産会社、入居者というトライアングルの真ん中に立ち、三者すべてが安心して賃貸借契約をまっとうできるよう“アシスト”する役割を担っている。時代のニーズにともない、23年度からは新卒採用をスタート。その第一期生である3人に就活から現在に至るまでをお聞きするとともに、人事ご担当者には、25年度採用に向けた意気込みをおうかがいしました。

今の仕事は自分に向いていると思います。同じ部署に、知識はもちろんコミュニケーション能力も高い素敵な先輩がいらっしゃるので、その方を目指して努力中です。
この会社は残業がほとんどないので、誰よりも早く(笑)定時退社しています。プロ野球観戦が趣味なので、そのうち余裕ができたら仕事終わりで野球観戦も可能ですね。

[入社1年目・H.A.さん]難しい案件や裁判の補助にも関われるよう日々勉強中

就活を始めたのは少し早めで、3年生の4月です。祖父がアパート経営をしていた関係もあり、そもそも興味があった不動産関係をメインターゲットに絞ったのは9月頃でした。
最初は不動産の中でもよく見聞きしていた「仲介」をメインに見ていたのですが、調べていくうちに営業や債権管理など様々な職種に興味がわき、そのいずれもの選択肢があるこの会社に絞っていきました。そして最終的にこの会社に決めた理由は、私が一番大切にしたい、「人」にありました。説明会や面接の際に他の会社と明らかに違ったのは、お会いする方たちがみなさん優しい方たちばかりで、「こんな職場で働きたい」と思いました。
家賃債務保証という仕事があることは、説明会で初めて知りました。最初の1カ月半は研修期間があり、社会人としてのマナーや基本的なスキルから始まり、家賃保証とはどのような仕組みなのかというところまで学びました。その後顧客管理部に配属になり、入居されている個人、法人のお客様に直接電話をして、家賃のお支払いについてご案内をする仕事をしています。最近は一人でこなせる案件も徐々に増えてきました。とはいえもちろんマニュアルがあるわけではなく、対応に困ることもあり、その場合は電話を保留し、先輩にアドバイスをいただいています。専門的な知識を駆使しつつ、相手が納得できるように交渉していく能力が必要だと日々実感し、そんな風にうまく説得できて、「なるほど」と納得してお支払いいただけたときの充実感がやりがいにつながっています。将来的には、家賃債務をめぐる裁判に出廷して、その補助をおこない、和解になった場合の交渉にも立ち会うという難しい業務にも関われるようになりたいと、日々精進しています。

[入社1年目・S.F.さん]

大学では法学部法学科で、主に知的財産について学んでいました。
自己分析をした際に営業職が自分に合っているとわかり、不動産には飛び込みの営業が多いということ、動かす金額が大きいことが決め手となり、4年生の4月に、不動産業界にターゲットをしぼりました。
業界研究をしているうちに、これからは家を買う時代ではなく借りる時代になっていくということを目にし、借りる時代にその借り手、貸し手双方に関わっていくこの家賃債務保証という仕事が重要になってくるのではないかと考え、成長過程にあったこの会社を選びました。
現在は、営業部に所属し、主に不動産会社に向けて先輩と一緒に訪問して営業活動をおこなっています。おうかがいする前にはその会社の情報をしっかり把握し、どこをポイントに話をもっていくか、自分の中で戦略を練るようにしています。この仕事に就いて3カ月ですので、まだ把握できていないことなどがあり、予想外の質問、答えにくい疑問点が出ることもありますが、その際は持ち帰り、相談後必ずご連絡しています。
電話やwebでの営業活動も多いのですが、必ず毎回メモを取り、残すことにしています。1回目の営業では成立しないことも多いですが、2回目、3回目でそのメモが役に立ち、契約をいただくこともありました。
やはり営業職ですので、自分で電話アポイントをとって、契約成立まで持っていけることがやりがいです。3カ月間の営業活動で、これまで10社とのご契約が成立しました。
この3カ月で、見つけた営業のコツは、一方的に話さず相手の話をよく聞くこと、そして明るく笑顔で話すこと、です。今後もこの仕事を長く続けて、業者の方、取引相手との信頼関係をしっかり作れるスキルを身に着けたいと思っています。

[入社1年目・Y.K.さん]

今はSさんと同期の営業です。就活は3年の2月くらいから初めて、様々な業界を見たのですが、やりたくない仕事を外していき、残ったのが不動産。つまり消去法で選びました。
学生時代にはガソリンスタンドでバイトしていて、人とコミュニケーションをとることは得意だったので、不動産がよいのでは、と思ったことも理由です。ただ、不動産業界は土日出勤の会社が多いのがネックだったのですが、この会社は完全土日休み。これが大きな決め手になりました。
現在は新規開拓の営業を担当し、週1はテレアポ日、週4は外回りというルーティンで仕事しています。コミュニケーション力があると言いましたが、コミュニケーションを取る以前に、話も聞いてくれない場合も多々あり、思い描いていいたビジネスマン生活とはギャップを感じることも多く、社会の厳しさを味わっている途中です。20軒飛び込みで回っても、話を聞いてくださるところが1軒、という割合でしょうか。3カ月たって学んだことは、先方も突然やって来た人間の話を聞こうと思ってくださること自体が珍しいことなのだから、ダメ元だと腹をくくる覚悟ができた、というところでしょうか。冷たく断られたとしても、自分の中で切り替えて、運よく話を聞いてくださる方には誠心誠意、心を込めて話す準備はいつでもしておかなければならないと思っています。先方から出た疑問点にこたえられる知識とスキル、会話術などは先輩にアドバイスをいただきながら毎日少しずつでも進歩できるよう勉強しています。
現在、宅建に向けて勉強中で、次回受験予定です。頑張って勉強しているので受かりたいですねー。今回万が一ダメだとしても来年中には必ず!
営業部の自由度の高い雰囲気の中、さらに努力して、顧客を増やして会社に貢献していきたいと思っています。

企業研究のポイント

不動産業界と一口に言っても、扱う物件は様々な選択肢があります。時代を見据え、その中からどのような道を選んでいくべきなのか。同社の人事ご担当者に聞きました。「現在、不動産業界は大きな変化の流れの中にいます。新築物件の価格上昇にともない、中古市場が活況になり、家は買うよりも借りる時代へと移行が続いています。そんな中、少子高齢化にともない、家主、オーナーによるリスク回避の動きが活発に働き、家賃債務保証業界へのニーズは緩やかながらも増加しているのです。」
現在と未来の業界の状況や世間の価値観を見据え、それに見合った柔軟な組織づくりを心がけている会社であるかどうか、見極める目が必要です。そんな中で当社が期待する人物像は、自ら考えて発信し、行動に移すことのできる人材。高いコミュニケーションスキルを持ち、失敗を恐れず積極的にアクションできる人材です。
以前は、賃貸借契約や家賃保証についてまったく知らずに応募していらっしゃる方も多かったように思います。もちろんしっかり下調べができている方のほうに魅力を感じてしまうことは否めません。ぜひしっかり企業研究をして、その会社の概要を把握してからエントリーすることをおすすめします。

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企業研究は選考を有利にするだけでなく、自身との相性を見極めるために大切なことです。会社のホームページはぜひ一度、チェックしてみてください。

マイナビ編集部から

家賃債務保証というコアな業界で平成17年の設立以来、着実に実績と信頼を築き、確固たる存在感を示している興和アシスト(株)。その右肩上がりの業績を裏付けるように、23年度から新卒採用もスタート。今回の取材では、その第一期生3名にお話しをうかがいました。3人に共通しているのは、就活を始めた時には知らなかったという「家賃債務保証」という業界を、不動産にしぼって研究していく過程で知り、あえてこの分野を選んで入ってきたということ。もちろん不動産でありながら土日完全休み、残業の少なさ、年間休日120日以上という待遇も魅力的ではありますが、それ以上に3人を引き付けたのは、成長過程にあるこの業界、この会社、この会社の中にいらっしゃる“人”たち自身であることに注目したいと思います。
新築物件の高騰、少子高齢化などネガティブ要素が注目される不動産業界にあって、その不安な時代の中だからこそ信用や安心を担保する家賃債務保証会社のニーズが高まっており、その流れはしばらく変わることなく、この業界も今後発展し、整備されていくことになるでしょう。時代の流れを見極め、様々な変革を遂げている中で働きやすい環境づくりにも余念なく、未来を担う人材育成にも力を注ぐ興和アシスト(株)は、新たなフェーズに入った成長企業だと思います。

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定時で退社できることで、その時間を使って資格取得に向けた学びや趣味を広げたりする先輩たちも多いとか。ハードな働き方が多い不動産業界の中で、この環境は魅力的です。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2025に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2026年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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