最終更新日:2025/4/30

(株)シップ

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東京都

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事業について伝えたい

DERUKIを輩出するべく、挑戦する人材の背中を押し続ける

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商品制作&開発の最前線から見たSHIP

住宅リフォーム会社や工務店のWebマーケティングパートナーとして、全国600社と取引を展開するSHIP。同社の事業の特色、働く社員たちに広がる可能性について、3人の先輩社員から話を聞いてみた。

■斎藤 葵
執行役員/WEBクリエイト部(制作チーム) 部門長
女子美術大学芸術学部デザイン学科卒
2012年入社

■佐藤 叶夢
WEBクリエイト部 (制作チーム)
東京工科大学デザイン学部卒
2021年入社

■林 幸輝
WEBクリエイト部 (開発チーム) 部門長
芝浦工業大学工学部建築工学科卒
2012年入社

先輩たちのお仕事拝見!

斎藤さんは若くして執行役員となり、会社全体を引っ張る立場になった。制作チームの部門長と採用担当も兼務しており、多方面でめざましい活躍を見せている。
Web構築を任されている佐藤さん。周囲を見ると“得意”を武器に働いている仲間ばかりで、自分の強みを最大限に活かせるフィールドが広がっていると実感している。
技術担当の林さんは、AIにフィーチャーして業務に臨んでいる。ワクワク感を大事にして、柔軟に挑戦していく企業文化が根付いているため新しい試みもトライしやすいという。

【斎藤さん】可能性あふれるリフォーム業界を起点に、社会全体の問題を解決したい

株式会社SHIPが設立されたのは2001年のこと。創業者である小松代表はかつて大手ハウスメーカーを相手にするCAD(設計用ソフト)開発会社を経営していましたが、21世紀社会では新しい建物を作り続けるのではなく、今ある建物をさらに良くしていく“リフォーム”に可能性が広がると考え、リフォーム業界を支援する企業として弊社を立ち上げました。

代表の予想通り、リフォーム業界は大きく発展し続けており、今なお、多様な社会問題の解決にリフォームという手段が有効活用されようとしています。実際、高齢化が進む地域では今ある建物をどう活かすかとの問題に直面していますし、職人不足の現代社会では工期の短いリフォームという手段で少しでも長く建物を使い続けるというスタイルがより色濃くなっています。

おかげさまで20年以上にわたって事業を営んできた弊社は、Webマーケティングを通して600社以上の問題を解決してきたノウハウを蓄積しており、リフォーム業界各社の悩みや課題の構造の根幹を把握しています。だからこそ、Web制作・支援という面では、他に追随を許さない品質を有していると自負しています。また、全国600社のリフォーム会社とのネットワークを形成しており、同じような悩みを持つお客さま同士のコミュニティを形成するといった形で支援できるのも差別化要因となっています。

ミッションは「世界一のDERUKUIになり、お客様と社会の向上に貢献します」。キーワードとなるDERUKUIは、問題解決をする人材という意味で用いており、リフォーム会社の問題はもちろん、地域、引いては社会そのもの問題も解決していく意志を込めています。考え方にしても行動にしても“飛び出ている”人は周囲になかなか受け入れてもらえないこともあると思います。しかし、それでも負けずに突き進み、躊躇なく問題解決に臨むDERUKIに集ってほしいと私たちは願っています。

私自身、制作チームの部門長と採用担当を兼務しつつ、執行役員の肩書を持っています。部門を超えて会社全体の問題解決を進めている真っ只中ですが、会社の将来を見据えると住宅にかかわる問題を広く解決するべく、Web以外の手段もあるのではと模索しています。また、リフォーム業界の枠を超え、住まい全体を支援することも十分にできるでしょう。私自身もDERUKUIとして、そうした新しい領域の開拓に挑戦したいと思っています。

【佐藤さん】プロジェクト責任者として、お客さまの思いが伝わるWebサイト構築に挑む

弊社ではリフォーム業界のお客さまの課題や悩みを解決するWebサイト制作を得意としていますが、その最前線に立つのが私たち制作チームです。大きく分けるとデザインと構築のいずれかに特化した人材が活躍しています。私は入社以来、構築を任されており、HTML、CSS、JavaScriptなどの言語を使用してお客さまに合ったサイト作りに励んでいます。

サイトの方向性やお客さまとの接点を担うのはディレクターですが、プロジェクトが本稼働をすると構築担当もお客さまとの打ち合わせに参加しながら、現場の意見を考慮した制作に臨みます。実は、学生時代、私はどちらかというとデザインが専門でしたが、趣味でWebサイトの運営をしていた経験があるので、それをもとに構築分野でも一つひとつできることを増やしていきました。

転機となったのは2年目の最後、プロジェクトマネージャー(PM)として外壁塗装の会社様のWebサイト制作プロジェクトに挑戦した経験です。構築側の責任者として全体の指揮を取るのがPMの務めであり、より企業に寄り添ったサイトを作りたいと密な対話を重ねていきました。その中で社長の人柄の良さが会社の信頼につながっていることが見え、さらには子ども向けの無料の塗装体験などのステキな取り組みが行われているのも浮き彫りになりました。

サイト構築する上で、そうした雰囲気の良さが伝わるような形で仕上げていったつもりです。完成後、その会社に訪れたエンドユーザーが「サイトの雰囲気そのままの会社だね」との言葉をかけてくださったそうで、何度もミーティングを重ねてお客さまの思いに迫った努力が報われました。

直近の1年間はPMを任される機会が格段に増加しています。実はPMに任命された最初のプロジェクトでは、自分がリーダーシップを発揮するのは難しいと思い込んでいました。しかし、何度もプロジェクトをこなしていると先輩のフォローも少なくなり、自責の意識をもって問題解決に挑むことができています。自分の判断がすべての方向性を決める難しさはありますが、だからこそ面白い仕事だとも実感しています。今後は難易度の高いプロジェクトでも私が仕切って、しっかりと形を作れるようになりたいとですね。難しいと思っても臆することなく挑み、可能性を開拓し続けていきます。

【林さん】住宅業界のAIと言えばSHIP、と真っ先に言われる存在を目指したい

入社以来、私は開発チームのエンジニアの一人として、弊社の提供する各種サービスの土台を支え続けてきました。一時期は別部署にも所属していましたが、現在は部門長として技術系のメンバーを引っ張っていく役割を担っています。ITは日進月歩で進化しているだけに、弊社では新技術の導入にも率先して取り組んでいますが、昨今、特に注力しているのがAIへの対応です。単純に今ある業務に関してAIに疑問に応えてもらうような使い方ではなく、弊社では人の考え方や想いを蓄積していくという切り口での活用を目指してきました。

人材不足に悩まされる日本社会では、優れた社員の退職は大きな損失となってしまいます。そうした社員のビジネススキルや考え方をAIに蓄積していけば、会社の大きな財産となり、業務効率化の枠を超えた社会問題のそのもの解決につながるのではないかと予想しています。例えば、社内教育に優秀な人材の経験を持つAIを活用していけば学びの効率性が高まり、引いては業界の課題でもある人手不足解消に一役買うことができるかもしれません。

具体的に動いているプロジェクトで言えば、リフォーム会社のWebサイト内にAIを組み込んで住宅の悩みに応える『AI住まい相談チャットくん』をサービス開始しました。リフォーム会社の選択に迷った人に対して、AIを通して、リフォームの工事や商品質問への対応、その会社の想いやこだわりなどを伝えていくシステムであり、住宅業界ではいち早くAI対応したことが話題になって、導入したクライアントが業界紙の取材を受けるといった効果が生まれました。嬉しい思いに包まれる反面、サイトを訪れる一般ユーザーがAIの使い方に慣れておらず、その便利さをいかに広めていくかが課題だとも痛感させられています。

今後も弊社は業界を先導してAIを広めていきたいと考えています。AIの進化のスピードは非常に早く、1週間前とは状況がガラリと変わるのが当たり前の世界。部署内でも連携しながら技術の学びを重ねていますが、文字通り昨日と今日が違う一日だとの新鮮な感覚がやりがいにつながっています。

AIと言ったら真っ先にSHIPをイメージしてもらえるような存在になるのが2024年度の目標に定めています。AIにかかわる以上、今の延長線で何かをするのではなく、枠に捉われずに可能性を開拓する姿勢、新しいことを恐れずにワクワク感を楽しむ姿勢が重要になってくるのだと思っています。

学生の方へメッセージ

今期の弊社は採用キーワードに『AI×DERUKII』を挙げています。弊社が得意とするマーケティングまわりも含め、Webは今や世の中に欠かせないインフラとなりました。ここにAIの力を加えていけば、住宅リフォーム業界が抱える成り手不足や高齢化といった課題の解決策を提示していくことができるはずです。

当然、今後の弊社ではAIを活用できる人材が必要不可欠。ただし、ITに精通した技術者だけを求めているのではありません。変化が早い今の時代、AIを使えば過去の経験の蓄積なしに、新人でもベテラン同様の力を発揮できるかもしれません。だからこそ、DERUKUIとして臆せずに挑戦し、問題解決できる人材が重要なものとなるのです。気持ちだけでは問題解決できませんので、行動力とアウトプット力を兼ね備えたクリエイティブな人材にも期待いたします。

就職活動は苦労している学生も多いと思いますが、業種や売り上げ規模、職種を絞ることなく、多様な企業の説明会に参加して自分の視野を広げてください。「営業志望だったけれども実はデザインが向いていた」「大手志向のつもりだったのに中小企業にマッチしていた」という事実は企業と触れ合うことで見えてくるものです。自分を限定することなく、視野を広げる努力を重ねていきましょう。
<執行役員・斎藤 葵>

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『AI×DERUKUI』が採用のキーワード。AIというツールを使えば、DERUKUIたちがさらに大きく飛躍できるチャンスがつかめると社員たちは期待している。

マイナビ編集部から

リフォーム業界に特化したWebマーケティングを提供するSHIPは、自らを「住生活に関わる社会課題の解決を図るDERUKUI集団」と位置付けている。今まで経験しなかったような問題が発生し続けている現代社会において、“出る杭”をどんどん伸ばしていくことが解決策を提示する最短距離だと同社は考えているのである。

今回、登場してくれた3名の社員はまさにDERUKUIそのもの。別企画の先輩情報画面でも3名がインタビューに応じており、入社動機などについて詳しく語ってくれているので、常識にとらわれずに走り続けている先輩の姿をより深く理解するためにもぜひチェックしてほしい。取材対象者の一人、林さんは面接で「SHIPの社歌」を披露したが、入社後も会社の記念日などに合わせて数十曲を作曲し、現在の採用サイトでも2024年バージョンの社歌を披露している。本人の“やりたい”を受け入れる自由闊達な社風が、そんなエピソードからも伺い知ることができた。

社員数は30名未満のコンパクトな組織だけに上下左右の意志疎通もしやすい。定期的に部門長との面談も行われており、細かく一人ひとりの意見を聞きながら将来のキャリア形成をサポートしてくれるという。何よりもリフォーム業界、社会そのものを変革させていくとの目標に、全員が同じ方向を向いている一体感は非常に心地よい。未来を創りたいとの大きな志を持つ人材にこそ、注目してほしい一社だ。

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リフォーム業界に特化している同社だが、将来は住生活にかかわる社会課題全体の解決を志向している。新たな可能性を開拓するために、DERUKUIが必要になってくるのである。

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