最終更新日:2025/4/15

(株)プローバ

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 商社(電子・電気機器・OA機器)
  • 商社(精密機器)
  • 専門コンサルティング
  • イベント・興行
  • 芸能・映画・音楽

基本情報

本社
岡山県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

日進月歩の技術とチャレンジングな発想で、業界に、未来に、まだ見ぬ自分に挑む。

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若手営業職・SEが語るプローバの面白み

(株)プローバは業務用映像・音響機器の導入提案からシステム構築、施工、アフターサポートまで一気通貫で手掛けるハード系SIer。知識ゼロから挑戦し最前線で活躍する先輩たちに、仕事の魅力ややりがいを伺った。

<写真左から>
■永瀬 奨悟さん/技術部 設計・管理グループ/2017年入社
■梶 貴行さん/営業部 営業1課/2019年入社
■渡邊 託史さん/営業部 営業2課/2019年入社

先輩たちのオフの日の過ごし方

7歳と4歳の子を持つ梶さんの休日の楽しみは、家族だんらんの時間。「近くの公園で遊んだり習い事に連れて行ったりと、子どもたちの健やかな成長が何よりの原動力です」。
渡邊さん最愛のパートナーは2年前に出会った愛犬。「休日は自宅で過ごすことが多かったのですが、最近は散歩やドッグランなど、愛犬と出かけることが増えています」。
「本来はインドア派ですが、土日祝しっかり休める分、意識的に運動することを心掛けています」と永瀬さん。そのため、ここ数年はジム通いで体力づくりに励んでいるそう。

知識ゼロから技術の深部へ!企業や医療現場を支える実感がさらなる成長を後押し

以前は関西の企業で自動生産システムに関わる営業職として働いていました。家庭の事情で岡山への転居が決まり、営業経験を生かせる仕事として知人から紹介を受けたのが当社。映像・音響機器に関する知識は一切持ち合わせていませんでしたが、新天地では何事も挑戦と、入社を決意。当社営業部は1課と2課に分かれ、1課では主に医療施設と放送局、2課では文教関係や官公庁向けに映像・音響機器の提案を行っています。

この仕事の面白さは、日々の経験がそのまま自分の知識・ノウハウになっていくこと。ひとことで映像・音響設備と言っても機器やシステムの選択肢は膨大にあり、その用途やスペック、導入環境によって提案の落としどころはまったく異なります。機械の特性や互換性の有無も知らなかった入社当初はもちろん、次々新製品が登場するこの業界では、今も「知らないこと」ばかり。けれど、一度調べたり実際に扱ったりした製品・システムについての知識は確実に自分の中に蓄積され、自分の引き出しの充実度に応じて提案のバリエーションがどんどん広がっていく楽しさは絶大です。幸い、当社は分からないことや困ったことがあったときも気さくに相談に応じてくれる先輩ばかりで、自分にとっても安心してチャレンジすることができます。そんな心強い後押しを受けながら、つい先日は、新築物件のシステム導入案件にも挑戦。物件工事の着工から設備導入の流れ、施工・配線手順まで、既存施設への導入ではなかなか触れられない建築領域に踏み込み、より専門的な知識を得られたのはとても良い経験になりましたね。

営業職というと「売上目標のプレッシャーが強い」と危惧する人もいるでしょうか。当社は、表面的な数字よりもお客さまからの信頼や提案の質を重んじているため、目先の売上獲得のために業務を強いられることはまったくありません。そんな当社営業職の最大の使命は、積み上げた知識・ノウハウと自由な発想を駆使して自分ならではの提案プランを描き出すこと。自由度が高い分、自分で自分を律する姿勢は求められますが、「やらされる仕事」ではないからこそ、自分の挑戦がお客さまの喜びに結実したときの達成感はひとしおです。

<営業部 営業1課/梶さん>

全国に展開する視聴空間の実現で、岡山県下の教育業界を盛り立てたい!

営業2課で、主に小・中・高校向けに映像・音響設備の提案を行っています。今やどの業界においても必要不可欠な機器・システムですが、なかでも教育業界ならではの醍醐味は、空間モデルが半自動的にパッケージ化されてどんどん横展開されていくこと。公立の学校は横のつながりが非常に強いので、「プローバさんの提案で素晴らしい視聴空間が導入できた」と評判があると瞬く間に拡散されます。その結果、他校からも「当校にも同様の空間を導入したい」という問い合わせを次々いただけるようになりました。そのため、1件目の提案にはおのずと力が入り、毎回「今までにない新しい視聴空間を構築してみせよう」というワクワクした気持ちで臨んでいます。

一方、税金で運営される公立学校は予算の縛りがあるため、「価値ある設備投資ならいくらでも」というわけにはいかない難しさもあります。また、決裁権を持つ担当者に響かなければ、どれほど綿密な提案を組み立てても実現することはできません。そのため私が常々心がけているのは、限られた予算を最大化すること。そして「お客さまの心を動かすストーリー」を提案に落とし込むこと。例えば、先日行ったとある映像設備の導入提案では、担当者にご同席いただけることを確認した上で、現地デモを実施。既に興味をお持ちの設備とは別に2種類の実機も同時にご紹介し、“本命プラン”により説得力を持たせるよう工夫しました。その結果、成約まで半年はかかると見込んでいた提案が1カ月で成約に結実。お客さまにとっても、私自身にとっても手応えの感じられる商談となり、とてもとてもうれしかったですね。

そんな私の次なる目標は、岡山県下の小・中・高校に、大学や企業同様の「いつでもどこでも学べる設備環境」を浸透させること。もちろん、対面授業でしか得られない学びがあることも十分理解していますが、少子化を背景に学校の統廃合は今後も続くとみられ、特に過疎化が著しい地方ではいずれ遠隔・配信授業のニーズが高まっていくはずです。提案のハードルは決して低くはありませんが、いずれどこかで実現するなら地元・岡山で先陣を切りたいと思っています。そして、時代の潮流に合わせた教育環境の整備を通じて、子どもたちの未来にも寄与していきたいですね。

<営業部 営業2課/渡邊さん>

SE職だけど、月の半分は施工現場へ!専門性を生かしてプランを具現化する醍醐味

SEとして働いていた私が転職を決意したのは、デスクワークメインではなく「もっと人とコミュニケーションがとれる仕事がしたい」と思ったから。そのため当社ではあえて営業職を選択し、入社後3年間は、上記で登壇した梶さんや渡邊さん同様、映像・音響設備の提案に携わりました。そんな私が再びSEポジションに戻ったのは、営業活動を通じて当社が扱う機器・システムへの興味が広がり、技術的理解を深めたいと考えるようになったから。当社には社員の意向をしっかりとくみ取る風土があり、異動の希望も快く受け入れてもらえたのは本当にありがたかったですね。

といっても、私が現在SE職として担うのは、いわゆるシステム・アプリの開発ではなく現場管理。主な業務は資材の手配や施工の段取り、作業当日の現場指示など。受注確定前の提案段階では、営業職からの依頼を受けてシステム構築のたたき台を作り、提案資料や現地でのデモンストレーションなども行います。一部デスクワークもありますが、月の半分以上は施工チームと一緒に現場に立ち、機材メーカーや関連業者とのやり取りも多いポジション。「さまざまな人と関わりながら働きたい」という転職時の想いと前職の経験のどちらも生かされる理想の働き方が実現できる舞台と感じています。

この仕事の魅力は何といっても、どの機器・システムを導入するかの選択から、実機を使った検証、システムへの組み込みまで、自分の知識とノウハウをフル活用してお客さま先の環境整備に寄与できること。映像・音響設備のプロとして確実性が求められるプレッシャーはありますが、自分が手がけた設備空間が実現し想定通りに稼働する様を見届けたときは何ともいえない達成感を味わうことができます。もちろん、異動後まもないころは分からないことばかりでしたが、当社は本当に親切な先輩ばかり。上下の垣根が低くいつでも気軽に相談できる環境だったので、現場に慣れるまでそれほど時間はかかりませんでしたね。さらに医療系からオフィス系、文教系など市場によって求められる機器・システムの特性が異なることも、フラットな社風の一因となっているのでしょう。担当する市場が異なれば知識やノウハウも違うので、それぞれが互いを尊重し合う機運があり、それが働きやすさにもつながっていると感じています。

<技術部 設計・管理グループ/永瀬さん>

学生の方へメッセージ

選社軸は人それぞれですが、なかには取扱う商材をきっかけにそれを扱う企業に興味を持つ人もいることでしょう。例えば当社なら「映像作品が好き」「音楽をたしなんでいた」という人が関心を寄せてくれるケースは少なくありません。ただ、ひとことで映像・音響設備・システムと言っても、用途・規模によって機能もスペックも実にさまざま。当社が扱う業務用・商用の設備は、趣味の用途のそれとはまったく異なります。もちろん、知識や経験が一切なくても興味さえあれば十分に一人前の営業職・SE職になれる環境が整っていますが、入社後のミスマッチを防ぐためにも、企業研究の際はその概要だけでなく、取扱う製品・サービスの特徴にも理解を深めておくことが重要です。

また、それに加えて心得ておいてほしいのは、どんな業種・職種であれコミュニケーション能力の有無がその後の成長・活躍のカギとなるということ。社会人になれば、取引先と折衝したり、同僚や協力業者と協業したりと、世代や立場の異なる人たちと関わる機会が一気に増えます。礼儀・礼節を重んじるべきか、それとも多少フランクに接する方が好まれるのか。相手の立場やその場の空気をくみ取る力も含め、円滑な信頼関係を築く力はどんな業種・職種においても役立ちます。サークル活動やアルバイトなどの機会を活用して、学生のうちにしっかりと人間力を磨いておきましょう。

<人事担当者より>

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「映像・音響業界はジャンルが幅広く、個々の企業の特徴が掴みづらい分野。だからこそ会社訪問やインターンシップなどへの参加が、企業理解の大きな助けになるはずです」。

マイナビ編集部から

私たち人間に備わる五感、つまり視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の5つの感覚のなかでも、人の思考・行動にもっとも大きな影響を及ぼしているのは視覚と聴覚だろう。外に出ればさまざまな場面で映像や音が流れ、自宅でテレビをつける機会は減っても、パソコンやスマートフォンの視聴時間はむしろ格段に増え続けている。また、ICT領域の技術革新が著しい近年は、教育から医療、防災、各企業の経済活動にいたるまで、映像・音声情報の活用が加速。映像・音響設備はもはや、私たちが健康で文化的な生活を営む上で、また事業者側にとってはその事業のさらなる発展を目指す上で、決して欠かすことのできないソリューションツールとなっていることに間違いない。

そんな現代において、映像・音響設備・システムの導入提案から施工、アフターサポートまで一手に担う同社の役割は想像以上に大きい。その最前線で活躍する人材には、日進月歩の技術革新にアンテナを張りながら、目まぐるしい変化に対応し、さらにその先を読みながら、まだ見えていない新たな時代のカタチを具現化していく挑戦も必要だろう。自分たちに何ができるのか、を考えるにとどまらず自分たちが作りたい環境を自らの手でクリエイトしていく。そして、教育や医療、企業活動の現場を、世の中を、あっと驚かせて見せる。そんな若い人材が、同社には揃っていると感じた取材だった。

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固定概念にとらわれない未来志向のチャレンジを歓迎する風土のプローバ。若手・ベテランの垣根なく自らのアイデアを積極的に発信し合う機運が広がっている。

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