東邦地水(株)

地質調査に携わっています。地質調査といっても目的や方法は多岐にわたり、私の主な仕事としてはボーリング調査を行っています。
ボーリング調査を実施する目的としては、建築物の基礎設計や土木工事のための地盤調査、水利用のための地下水調査などがあります。現場のボーリング作業により得られた試料を観察し、試験・分析を行い、報告書にまとめて納品します。目に見えて、自分が作ったものが残るような仕事ではありませんが、何かを作るための基礎となる大事な仕事ですので、誇りをもって取り組んでいます。

私の中で1番思い出に残っている仕事は現場透水試験についての研究に関わる業務です。
現場透水試験とは、工事施工時の排水計画や地下水利用の際に必要な透水係数を求めるための試験です。通常行う業務では決まった方法で試験を実施しますが、この時は複数の試験を比較しながら業務を進めていきました。すると、様々な試験方法がある中で、現行の試験方法が用いられている理由やどういった工夫の末に現行の形に落ち着いたのかといったことが見えてきました。
いつも取り組んでいる仕事に対して違った視点から見るとこにより新たな知見を得ることができ、1番思い出に残っています。

私の働く本社（三重県四日市市）には、20代～60代まで幅広い年齢の方が所属しています。
最近は若手社員も多くなり、新入社員でも肩ひじ張らない和やかな空気感で仕事が出来ると思います。また、分からないことがあれば、先輩社員や上司が所属部署に関係なく気軽に相談に乗ってくれたり、親身になって教えてくれます。
不安なこと、わからないことはどんどん聞いて、安心して仕事ができる会社です。

就職先を決めるにあたって、まずたくさんの会社を訪れることが大切だと思います。会社も人と同じようにそれぞれの性格(社風)があり、多くの会社を見比べることで違いを実感できると思います。訪問した会社で対応してくれた社員の方のみならず、事務所や建物の雰囲気を観察することで、おのずと会社で働く人たちのイメージがつかめるでしょう。当然、手あたり次第適当に会社の説明を受けるのではなく、自分のしたいことや、行きたい業界を見定めたうえで会社を訪問することは大切です。また異なる業種の会社をいくつか訪ねてみると、新たな気づきがあるかもしれません。

私は休日によく映画館に足を運び、1日中映画漬けで過ごしています。
ここで、当社の立地についてです。映画なんてどこでも見れるかと思われるかもしれませんが、実は映画館で映画を見る際、どこに住んでいるかというのは死活問題なのです。有名映画や大作映画は全国どこの劇場でも上映されますが、マイナー映画の上映館は意外と限られています。その点、当社の本社が位置する四日市は、近隣に数多くの映画館を有し、さらに名古屋への交通の便もよいため、映画好きにとって格好の立地となっています。週末は別世界へ旅立つことによってリフレッシュしています。