社会福祉法人　共愛会

現在は特別養護老人ホームの生活相談員をしております。入居者様やご家族、他事業所のケアマネージャーなど様々な方からの相談やご要望に対応をしております。主な業務内容としては、ご入居の相談受付、館内見学、料金やサービス内容のご説明、実態調査、入居者様やご家族からの施設生活に対する相談に対応する為の各部署との連絡調整、地域や行政の制度やサービスの紹介、入退院の調整、アセスメントシートの作成、入所検討委員会や各委員会及びカンファレンスへの参加、レクやイベントの企画、実行など幅広い分野で活動しています。施設をご利用頂く為の最初の窓口として、安心を提供する事、又、ご利用者後も皆様がその人らしい暮らしを送る為に様々な機関と連携し手助けをさせて頂く事が私の役割です。

生活相談員として業務するようになって以降、多種多様な方々からご相談を受けるようになりました。お悩みの内容や背景は、当然お一人おひとり違う為、寄り添った解決方法をご提案する必要があります。その際に、現場、栄養士、看護師、作業療法士、CMなど皆で協力し意見を出し合い、チームとして対応した結果、相談者様にご満足頂けた時、やりがいを感じます。また、そういった積み重ねにより、新規の相談者様から「木犀館はとても良い所だと紹介されてきました。」などの「信頼」されていると実感出来る御言葉を頂いたときはうれしいです。

専門学校で福祉に関する知識を学んだり、実習などで様々な福祉を必要とする方々や福祉の質の向上に注力する方々と出会い今後も必ず必要とされる職業だと考えるようになり福祉の道を志しました。また、福祉の仕事を長く続けていきたいとも考えていました。しかし当時は地元周辺で希望に合った就職先は少なく具体的な進路に迷っていました。そんな中、学生時代の恩師の薦めもあり、福祉業界で歴史と実績の豊富で、自分の希望にも合った現在の法人を受験しました。見知らぬ土地で働くことへの不安を抱いていりましたが、面接を担当してくれた上司が初対面にも係わらず親身になりそんな心情を聴いてくださり、また、寮完備など接遇面も魅力的で「安心して長く働くことが出来る職場だな」と感じ入職を決めました。

就職は人生の大きなターニングポイントではありますが、自分が将来どんな仕事を誰のためにしたいのか、しっかりと考える事が必要かと思います。自身でキャリアマップを作成し、描いてみることも良いかもしれません。また、実際の職場へも沢山見学や訪問をして、実際の職員を観た時に5年後、自分が「こんな人になりたい」と思える人が居たら、貴方にとってやりがいのある職場だと思います。とにかく、悩んでいるときはベストを尽くして行動をしましょう。案ずるより産むが易し、まずはとりあえず、共愛会にも1度足を運んでみてはいかがでしょうか。是非、お待ちしております。

『当たり前はありがとうの対義語、ありがとうはスペシャリティ。今、スペシャルだと思う行動が当たり前になった時、それは自分が成長した証。』この気持ちを常に持ち、実践できる人間になりたいです。そして共愛会に携わる全ての人と一緒に共愛会missionを完遂出来るように少しでも貢献していきたいです。