最終更新日:2025/4/24

イオンフードサプライ(株)(イオングループ)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 食品
  • 商社(食品・農林・水産)
  • 給食・デリカ・フードビジネス
  • 情報処理
  • 検査・整備・メンテナンス

基本情報

本社
千葉県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

イオンの店頭に並ぶ「食」を支えるために、私たちが挑戦していること。

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おいしくて品質の高い「食」を提供するために

総菜の製造、素材の仕入れ、商品開発など、さまざまな角度から会社を支えている3人の若手社員たちは、どのような思いを抱えながら仕事に臨んでいるのだろうか。それぞれの業務内容に迫ってみる。

阿部 美咲
本社 総菜部 商品営業開発
人間栄養学部人間栄養学科卒
2022年入社

隆島 岳晃
南関東センター 畜産課兼カミサリー 畜産管理係 畜産管理班
工学部生命環境学科卒
2019年入社

先輩からひと言

「就活中にも人のいい社員が多いと感じましたが、働いてからもその印象は変わらず、優しく丁寧に教えてくれる先輩たちのおかげで頑張ることができています」(阿部さん)
「製造現場にはDXの波が到来しており、タブレットPCで書類を削減するといった取り組みもスタート。新しいことにトライする気持ちをもって入社してください」(隆島さん)

【阿部さん】1年目からライン管理に挑戦。成長し続ける自分がいる

大学では管理栄養士の資格取得を目指して勉強を重ねていました。ただ、就職活動では資格を活用できる職場にこだわらず、広く食品にかかわってみたいという想いから食品メーカーを志望。最終的に当社を選んだのは、面接などを通し、温かみのある雰囲気や人柄を感じたからです。また、役員の方が「人や地球を大切にして、食と平和を届ける」といった趣旨の言葉を発していたことにも共感し、仕事を通じて「食」の大切さを学び、支えていきたいと思うようになりました。

配属になった南関東センターの総菜課では、関東全域のイオングループ各社店頭で販売する総菜類をまとめて製造しています。調理はもちろんのこと、製造した総菜を綺麗にパックに詰めて盛り付けていくことで、店舗の負荷軽減も実践。私はまさに盛付班の一人として活動しており、担当しているのは、おにぎりや稲荷寿司、太巻きなどの米飯類です。製造する商品数が非常に多く、1つの商品につき数千パックレベルで供給することもあるなど、忙しい毎日を過ごしています。

初期段階では製造工程に入って現場での立ち振る舞いや動き方について学んでいましたが、徐々に社員としてライン管理なども担っていくようになりました。大きな業務だと、イオングループで受注したスポーツイベントに来場する観客向けのお弁当の手配などがあり、私が作業方法を考えて指示を出すことがあります。最初の頃はこんな大役が務まるのかと不安を覚えましたが、必要な量や工程などを入念に調べて準備をしていくことで、今では自信をもって取り組むことができています。
また、製造過程で使用する機械の中には、清掃時に一度分解が必要な機械があるのですが、その分解方法を一部の従業員しか知らないなどの問題に遭遇したこともあり、柔軟にリカバリーを行うため自主的に勉強したりもしました。積極的に仕事に取り組むと自然とできることも増えていき、周囲の先輩や従業員のみなさんからお褒めの言葉をいただけると本当に嬉しいですね。

スポーツイベントの案件以外はほとんど製造に専念していた私も、1年目終盤からは担当ラインを持つようになり、人員配置やトラブル対応などを手掛けるようになっています。まだまだ手探りの物事ばかりですが、早い段階で先輩たちのように全体を見る目を養い、先回りをしたライン管理ができるようになりたいと思っています。

【隆島さん】畜産品の仕入れを担当。自分の仕事の影響力の大きさを体感する日々

私が所属する南関東センターの畜産管理班では、牛肉・豚肉といった畜産品の製造に関して、原料となる肉類はもとより、トレーやパックといった包装資材なども含めた全般的な調達に携わっています。イオングループの販売店からの注文に応じ、原料を確保した上で製造現場にまわしていくのが主たる役割。在庫数に余裕がある状況でも油断せず、急なニーズが発生するなどした場合はいち早く原料メーカーに相談して、適切に交渉を進めていくことになります。

同じように見える肉類の売り場も、実は季節による変化の影響を色濃く受けています。実際、豚は夏場に体が小さくなりますので取れる肉の量が減ってしまいますから、頭数だけで判断すると在庫不足を招きかねません。また、トレーにしても夏は涼しげな青色、冬は温かみのある暖色に変えるなど、細やかな気配りも重ねて売り場作りをおこなうので、先の先を見据えた対応も不可欠。こうした仕事を円滑に回すために、私自身が強く意識しているのは、製造現場の人たちに気持ちよく仕事をしてもらうことです。“お客さまは製造現場の人たち”との気持ちをもって、オーダーの一つひとつを丁寧に伝えていくのが、より良い製造に繋がっていると思います。

この部署に異動する前の3年間は、神奈川県にある西関東センターの一員として製造に携わっていました。ラインをまとめ上げる役割を担ってからは100人規模の従業員に指示を出していた時期もあります。台風が来たときなどは、従業員の通勤状況による影響から生産が追い付かず、調整に苦戦したこともありました。また、年末年始などの肉類が特に売れる時期はとても忙しく、繁忙期の目まぐるしい忙しさもたっぷり経験しました。

こうした様々な課題を乗り越え、無事に店頭に商品が並んだ様子を見たときは、自分が作ったモノが世の中に広がっていく実感に感慨深い思いを得ていました。管理業務に異動した今も同じ点にやりがいを感じており、自分の調達した素材によって何万パックもの肉類が店頭に並ぶのですから、非常に大きな達成感を感じています。

これからも畜産という分野で経験を積み重ねていくことで、私という人間が影響を与えられる範囲を広げていくつもりです。いずれは全社の製造全体の品質を高めたり、営業開発や情報管理などの職種も経験しながら、畜産を広い目で見つめられるようにしたいですね。

学生の方へメッセージ

「リーダーシップをとれる・学びつづけることができる・モノづくりが好き」。当社で活躍している社員の共通点を挙げるなら、この3つの要素になるかと思います。

まず、仕事をしていると、さまざまな課題を解決しなくてはなりません。「誰かが決めてくれるのを待って、それに従う」のではなく、「皆で話し合って決めよう。そのリードを自分がとろう」という姿勢のことを、当社ではリーダーシップと捉えています。リーダーシップをとって、先頭を走る気概のある方を歓迎します。

イオン店舗でお買い物をされるお客さまのニーズやウォンツは絶えず変化します。また、お客さまに新たな価値を創造していくことも必要です。そのためには、一度身に付けた知識や経験値は永久に役立つものではなく、常に学びつづけていく力が不可欠です。

さらにお客さまのことを考えながら、品質や安全性、生産効率を追求したモノづくりをおこなうことが、私たちの仕事の本懐です。探究心を持ち、理論と実践を持って取り組んでいける方には、とても働きがいのある職場だと思います。

チャレンジを重んじる風土で、失敗の許容度が高いのも当社の特徴です。「人生の主軸は自分にある」と実感しながら、やりがいを持って働いていけるはず。当社と一緒に自分を高めていきたい、という思いを持った方と働けることを楽しみにしています。

(人事部長/大津 啓介さん)

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「仕事で必要なスキルは、成長段階に応じてしっかり学べる教育環境を整えています。入社時点ではまず明るく前向きな対応ができる方にお会いしたいですね」(大津さん)

マイナビ編集部から

言わずと知れた国内大手の流通企業グループ「イオングループ」。イオンフードサプライは、その店頭に供給される畜産・水産・惣菜商品の製造加工や、農産商品の加工などを手掛けている企業だ。消費者の立場では、加工された商品を当たり前に見慣れているが、実際には調理しやすく、かつ安全においしく食せるよう、多くの機械や人の手を経て店頭に供給されている。

入社後はまず各拠点にて、同社の商品がどう作られているか、どのように売り上げを作っているかをしっかりと学ぶ。多品種を扱い、流通も手掛けている企業ため、幅広いフィールドで経験を積みながらキャリアアップを果たしていける。あくまでメーカーのため、「モノづくりの喜びや探究心を持てるかどうか」は自身との相性を考えるなかで重要なポイントとなるだろう。大勢の人と協働する仕事のため、コミュニケーション力やチームで取り組める資質も役立つ仕事だ。

また今回の取材を通じて新しく知れたのは、同社がサスティナブルな取り組みにも熱心な企業であること。巨大な企業グループだからこそ成し得ることも多く、社会的にもポジティブな影響を与えられる可能性が大きい。食やモノづくりへの興味がある方はもちろん、社会課題の解決に志を持っている方にも検討を勧めたい企業だと感じた。

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全国全ての拠点に社宅や寮が整備されており、福利厚生面の充実ぶりも大手グループならでは。安定した基盤のもと、未来志向を持って食のインフラ整備に寄与できる企業だ。

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