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最終更新日:2025/2/12
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部署名空調機商品開発本部 業務用空調開発部 第一商品開発部
大型ビル等に設置される業務用エアコンの制御システムを構成する組み込み機器(リモコンや信号変換器等)の製品企画や回路設計等を7年担当し、今年からエアコンの冷凍サイクルを扱う部署へジョブローテーションで異動となり、冷凍サイクルに関する技術を日々勉強中。異なる技術分野間の橋渡しが今後の仕事の肝となる。
デイリー単位でのルーチンは特になく、製品開発の段階に応じた業務に専念する形式。
部署内、部署間での壁が薄く、全体的に風通しのよい雰囲気が形成されている。部門を跨いだ異動は少なく、自部門出身の幹部社員が多いので、上司と部下の距離が近く、技術に関する議論がしやすい雰囲気がある。
社会人1年目のときの話。画面付きのリモコンがメモリに保持している表示画面情報(16進数の独自フォーマット)をwindowsで見れる一般的なファイル形式に変換するプログラムを作って経費を節約した。 デザイン部門が上記の画像ファイルを使用するために、変換プログラムを30万円程度で外注しようとしていたが、偶然、先輩経由で私のとこまで相談がきて、1時間位でプログラムを作って経費の節約ができた。 例え自分にとって簡単なことでも、他所の分野の方には簡単ではないということを新人時代に印象づけられた出来事でした。逆もまた然りで、気軽に相談できる別分野の人との伝手の有用性を意識するキッカケとなりました。 さて、オチの話です。特に依頼文書もなく、担当者間で部門を越えて、メイン業務に関係ない仕事を勝手に行ったので、後日、上司から軽いお小言を頂きました。経費削減できるなら独断行動もOKとしてしまうと組織としての統率がとれなくなるので仕方なしの案件。
「大学生時代に想像していた技術よりもアナクロな技術で製品開発は行われている。」 研究室で扱う技術は、先端技術であったり、ニッチなジャンルを扱うものが多いと思います。私見ですが、コストや流通性は二の次で、技術自体の可能性を模索するのが研究だと考えております。 一方、企業は営利団体であり、利益の確保が必須です。電気回路の技術者観点だと、市場のニーズを満たすものを、安全マージンを確保しつつ、必要最低限のコストで実現することが利益の確保につながります。 電子部品の値段は、市場の流通量とスペックが大きく影響します。発展途上の技術や先端技術を実現するための部品は、流通量も少なく、高スペックのものが要求され、非常に高価です。その逆も然りです。 その結果、先端技術ではなくアナクロな技術を採用し、電子部品の特性を使いこなした製品開発が行われます。 時代と共にエアコンも基礎スペックがあがり、昔の先端技術が今のアナクロな技術となってます。皆さんが研究室で扱った技術は、数年後のアナクロな技術かもしれません。その時、研究室で培った知識の出番がくるかもしれないので、今への注力も怠らないことを推奨します。