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最終更新日:2025/2/12
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部署名業務用空調機開発部 第一開発部
現在私はビルや商業施設の天井についている業務用エアコンの開発に携わっています。エアコンを構成する要素には大きく分けて、エアコンの外郭や骨組みを形成する「構造設計」、空気を冷やす・温めるために必要な「冷凍サイクル設計」、冷えた・温まった空気を風として送り届ける「送風機設計」、これらをどのように動かすかを決める「システム設計」やその他「基板設計」、「モータ設計」、「リモコン設計」がありますが、私はその中でも構造設計を行っています。今私が担当している業務はエアコンの構造設計や送風機設計が仮設通りに出来ているかを判断するための検証です。お客様に品質の良いエアコンを送り届けるために、冷え・温まり方にムラがでないか、運転時の音が大きすぎたりしないか、運搬中の衝撃からエアコンを守れているのかなど多種多様の検証を行っています。これらの業務はエアコンに品質を持たせると同時に、自分たちで仮設建てを行った結果、問題がないか確認し一つの製品を形にすることが出来たという達成感を得ることが出来ます。
1日の中でも午前中は空調機を深く知るための勉強会を行っています。製品を分解して、どのような部品があるのか、各部品がどのような原理で動いているのか、どのような機能を担っているのかを確認していきます。こうした勉強会の中で、学生時代では全く知り得なかった空調機の仕組みに詳しくなることが出来ました。今現在は午前中の勉強会を通して、コスト試算の方法、商品開発の考え方についての知識を深めています。午後は所属部署でエアコンの検証業務を主にしています。検証業務がないときは図面の修正を行ったり、資料の整理・修正、次の検証に向けた準備を行っています。
会社の雰囲気として私が感じたのは、わからないことを聞きやすいということです。私自身が機械工学系出身ということで電気系、システム系に疎いので、基板に関連する知識がほとんどありません。午前中の勉強会でも基板関連の知識を学ぶ機会はありましたが、実際の業務に入ると、やはり基本的な部分で抜け落ちていると感じる部分もありました。その不足部分を関係部門の方にすぐに聞きに行っても、対応してくれるのが非常に良い点だと感じます。単純に自身の知識に結び付くと同時に関係部署との交流にも繋がるので、チーム内での縦の連携と同時に、部署を超えた横の連携も取りやすい会社だと思います。
私が印象に残っていることは業務進行中に私が不手際を起こした際のことです。私のつたない進行のせいで一部業務が滞るときがありました。そのようなときでも周りの先輩方に支えられながら問題を解決することが出来ました。先輩方が仰っていた「若いうちに失敗を」という言葉通りで、失敗を糧にしながら成長させてくれる会社だと感じました。この経験を通して、業務でわからないことがあっても、一つ一つ吸収しながら成長できる場があると感じました。
この会社では様々な方が働いています。私は機械工学出身ですが、電気工学、情報工学などエアコンに活かせる専攻出身の方も数多いです。また、化学、生物学、建築系専攻の方々やエアコンの仕組みにわからなかった方々も多くいます。私も同様で当初は空調機の仕組みはあまりわかりませんでした。しかし、どのような方々でも業務が始められるように基礎的な知識を蓄える勉強会の機会もあります。もし当社に興味を持っているが専攻が合わないかもしれないと考えている方はぜひ説明会に参加してみてください。