最終更新日:2024/8/27

(株)熊平製作所

業種

  • 精密機器
  • セキュリティ
  • 機械
  • 半導体・電子・電気機器
  • 金属製品

基本情報

本社
広島県

取材情報

我が社自慢の制度・社風

社員を大切にするのが当社の社風!働きやすさ、健康に配慮しています

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若手がもっと活躍しやすい環境へ。

人事グループの谷さんと川口さんが熊平製作所ならではの制度や社風を徹底解説。この記事を読めば、熊平製作所の社員思いの風土が必ずわかるはず!企業研究の一つとして、ぜひ参考にしてください。

■谷 晋平さん
1999年入社
経営管理部 人事グループ

■川口 立朗さん
2006年入社
経営管理部 人事グループ

学生の皆さんにひと言!

不正通行を検知して阻止・発報するセキュリティゲートは機能に加え、空間と調和する高いデザイン性が必須。熊平製作所の製品は洗練されたデザインも支持されています。
気になる企業があれば他の学生とは違う行動で差別化を図るのも一つの手法。熱意にどう応えてくれるのか、対応を見極めることで自分に合うかどうかが分かるでしょう。(谷)
学生時代の私は自分の研究テーマを当社に売り込むなど、他の学生とは違う企業研究をしていました。マニュアル通りとはひと味違う戦略もあっていいと思いますよ。(川口)

金庫だけじゃない!熊平製作所は創業126年のトータルセキュリティ企業です

クマヒラグループは販売・サービスを担う株式会社クマヒラと、製品の開発・製造を担う株式会社熊平製作所を中心とする企業です。私たち熊平製作所は創業以来、ものづくりに携わり、クマヒラの名を世に知らしめた金庫をはじめ、幅広いセキュリティシステム機器の開発・製造を1社完結で担っています。

当社で開発した製品は金融機関、官公庁、地方自治体、病院、美術館・博物館、原子力施設など、多くの施設で採用され、なかでも金融機関の金庫室・貸金庫設備でのシェア率は圧倒的。(2020年 富士経済調べ)近年は入退室管理システムや映像録画監視システム、セキュリティゲートなど、ソフトとハードを組み合わせたものづくりが高く評価され、オフィスから国家機密を扱う施設まで多くのお客様からの支持を集めています。

国内屈指のシェア(2020年 富士経済調べ)と高度な技術力もさることながら、1898年の創業以来、126年の歴史を紡ぐ安定性も当社の強み。現在まで一度も赤字のない盤石の財務体質かつ20年以上無借金経営を続けており、自己資本比率は73%を誇っています。ちなみに世の中では自己資本比率50%以上が優良企業、70%以上の企業は超優良企業と位置付けられており、このことからも当社の高い安定性がおわかりいただけると思います。また、当社はこれまで一度もリストラをしたことがなく、入社後5年の離職率はわずか3.7%。社員を大切にする風土があるからこそ、多くの社員が定年まで働き続けています。

その1 社員のための取り組み、色々! ~より働きやすい環境を目指して、働き方改革実践中~

過去、大幅に残業を削減したことでその取り組みが広島県に認定されたこともある当社。それだけでは留まらず、以前から注力していた健康経営でもその取り組みが評価され、2018年から6年連続で健康経営優良法人(大企業部門)に認定。健康への配慮が社員を大切にすることにつながると考え、生活習慣病やメンタルヘルス、感染症の発生予防・重症化予防に向けた施策を進め、社員の健康を守っています。

さらにワークライフバランスを図るため、様々な休暇制度も用意。土日が休みの完全週休二日制をベースにリフレッシュ休暇や特別休暇、産休・育休、介護休暇など、個々の事情に応じて利用できる休暇がたくさんあります。年間休日も多く(2024年:129日)、夏期・冬期、GWなどの長期連休に有給休暇をプラスしてより長い休暇を取ることも可能です。さらに働きやすさを付け加えるなら、コアタイムなしのスーパーフレックスタイム、復活有給休暇、在宅勤務制度などもあります。時効になった有休を長期入院などに充当できる復活有休は、コロナ禍で大いに活用されました。

その2 社員のための取り組み、色々! ~若手を伸ばす人材育成・評価に注力~

現在、働き方改革の一環として進めているのが評価制度や人材育成といった人事制度の改定です。これまでも社員の声に耳を傾け、賃金体系やキャリアパスなどを随時見直してきましたが、今回は特に若手の成長に主眼を置いた改定を目指しています。具体的には年功序列から実力主義へ、一人ひとりが好きなカリキュラムを選んで学べるeラーニングを推進。制度改定の途上ではありますが、より良い環境を実現できるよう人事グループ一丸となって取り組んでいます。

また、当社は新入社員研修にも力を注ぎ、6カ月間の研修期間のうち、3カ月間はテーマ実習を実施。新入社員と同じ人数の先輩社員をサポート役につけ、社内で役立つシステムを企画・立案・設計・製作し、社内プレゼンの機会を設けています。昨年は来客受付システムを、一昨年は社員食堂の食券販売システムを製作し、社内でも好評でした。実習を通じてものづくりの流れを学ぶのはもちろん、同期との絆を深めてほしいというのが人事の願いです。

チームワークが欠かせないものづくりにおいて大切なのが、社内のコミュニケーションです。当社は社内交流の活性化にも力を入れ、ホテルの宴会場を貸し切ったビアパーティー、退職者を囲む年1回のOB会などリアルイベントのほか、社内報発行を通じた各部署の社員紹介、プライベートな近況報告などを行い、普段は顔を合わせない社員とも積極的に交流が図れる機会を創出しています。

企業研究のポイント

【谷】セキュリティの原点「金庫」からスタートした当社は今も「金庫メーカー」と称され、これまで金庫開発の歴史をリードしてきました。長い歴史を経て、金庫だけではなく、常にあらゆる攻撃から人々の大切な財産や重要なエリアを守り、その多様なニーズに応える製品を提供し続けるトータルセキュリティ企業、これが当社の現在の姿です。多くの学生の皆さんはインターネットなどで企業の最新情報を収集されていらっしゃるかと思いますが、その他にもお伝えしたい当社の魅力がたくさんあります。私たち人事やOBを頼り、また機会があればぜひ会社に足を運んで気軽に質問をしてみてください。

【川口】入社後の仕事を体験し、先輩社員の生の声が聞けるインターンシップは企業研究に大いに役立つと思います。当社ではOBや先輩社員との座談会の場を設け、ざっくばらんに話してもらえるよう工夫しています。媒体を介した客観的な情報も役に立つでしょうが、ダイレクトに企業の話を聞き、自分がどう感じるかを大切にしてほしい。どんな風に働きたいのか、それができる環境があるのかを鋭く質問してくれる学生さんもいますが、気になる企業があればまずは電話やメールでアプローチして、積極性を見せるのも効果的だと思いますよ。

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熊平製作所のシンボルと言えるマンモス金庫扉をバックに微笑む人事グループの谷さん(左)と川口さん。「どんな些細なことでも気になることは何でも質問してください」

マイナビ編集部から

1898年に熊平商店として創業したのが熊平製作所の歴史のはじまりだ。その後、1960年代に特殊防御材(クマヒラアロイ)の完成、日本銀行本店の金庫設備全般の受注、国内に先駆けて金庫でJIS認証を取得するなど、「金庫のクマヒラ」として確固たる地位を確立する。さらに1976年の入退室管理機器「ガードロック」の開発を皮切りに、セキュリティシステム機器分野に本格参入。2001年にはセキュリティシステム「GG-1」を発売し、2011年にはさらに進化した「GG-2」を生み出している。そして2016年からは隠匿物検知分野に進出し、液体検査装置、金属探知器を開発。駅や空港、国際会議場、イベント会場などでのテロ対策としても力を発揮している。

実際、阪神・淡路大震災や東日本大震災でも同社製の金庫室・貸金庫室は倒壊・焼失・深刻な浸水などの被害はなく、品質・性能の高さを見せつけた。また、同社のセキュリティゲートや液体検査装置は国家の威信をかけた各種イベントでもこぞって採用されている。こうした実績からも長年蓄積されたノウハウと高い技術力がわかるだろう。取材を通してお客様からの信頼の厚さを目の当たりにした。126年もの長い歴史と実績を誇りながら、さらなる成長を目指すため、進化をやめない熊平製作所。企業研究ではこうした実績のほか、社員のために様々な改革を厭わない同社の取り組みに、ぜひ注目してほしい。

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転勤はなく、広島県内で安定して働けるのが同社の魅力。安心して働ける制度が整っているので仕事と家庭の両立もしやすく、将来設計もしやすくなっている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2025に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2026年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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