最終更新日:2025/4/28

(株)フォトロン【IMAGICA GROUP】

  • 正社員

業種

  • 精密機器
  • 半導体・電子・電気機器
  • ソフトウエア
  • 商社(精密機器)
  • 医療用機器・医療関連

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

独創的な技術で映像の未来を切り拓く!3人の若手社員が仕事や会社の魅力を語る

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理想的なワーク・ライフ・バランスで働けるのもフォトロンの魅力

映像領域に特化し、ハードウェアとソフトウェアの高度な技術を駆使して、お客さまの課題を解決に導くフォトロン。同社で活躍する3人の若手社員に、それぞれが感じる仕事や会社の魅力を語ってもらった。

桝谷さん
技術開発本部 開発2部 第2グループ
2023年入社

兼松さん
技術開発本部 開発1部 第1グループ
2020年入社

鴨狩さん
事業開発本部 センシング事業開発部 ビジネス企画グループ センシング1チーム
2023年入社

未来の後輩たちへのメッセージ

「就職活動は、いろいろな会社の内面を見ることができる貴重な機会です。大変な面はあるかと思いますが、気負わず楽しみながら進めて下さい」(桝谷さん)
「つらいときこそ、楽しむ気持ちを忘れないでください。いろいろな分野の企業説明会に積極的に参加すれば、意外な出会いがあるかもしれません」(兼松さん)
「私自身、就職活動中に“やりたいこと”がわからなくなる瞬間がありました。自分が何を大事にしているのかを明確にして、最後まで頑張ってください」(鴨狩さん)

【桝谷さん】案件ごとに仕事の幅を広げ、自信へとつなげていく

就職活動を始めるにあたって、視野を広げてみようと参加したのが当社のインターンシップです。コロナ禍でオンライン開催がほとんどの中、当社は検温、マスク着用などを徹底したうえで2日間にわたり対面で実施。開発部門を体験し、プログラミングの楽しさを知りました。社員の人と話をする中で「こんな先輩と一緒に働きたい」と思ったことが、入社の決め手となりました。

私の部署では、映像編集や撮影データの管理、デジタルシネマ関連のコンテンツ配信などに関するWebアプリケーションを手掛けています。入社後は「7つの習慣」を新卒社員向けにアレンジした研修のほか、プログラミング言語など技術者としての基礎を習得。配属後は、先輩から開発について教わりつつ業務を進めていきました。実際に言語を用いてみると意外に難しく、先輩に頼ることもありましたが、メンタル面も含めとても丁寧にアドバイスをしていただきました。「時間がかかっても、できる限り自分の力でやりきりたい」という私の意思を尊重しながら沢山サポートしていただき、そのおかげでできる仕事が増えていきました。その後は映画の広告を管理するシステムに携わる機会があり、先輩のサポートを受けつつ実装の幅を広げることにチャレンジ。今は声優さんのデータベースを管理するアプリケーションの追加機能の作成に携わっています。

当社では「やりたい」と言えば後押ししてくれる環境があるため、私も自分に少し上のタスクを課し、積極的に仕事に取り組むよう心がけています。案件が変わるたびに新しい技術や工程を学び、確実に1つのことを成し遂げる姿勢も身につきました。自分がつくったシステムがトラブルなく動き、映画館など身近な場所で使われていることを聞くとうれしくなり、やりがいになっています。

私は週に一度のミーティングの日以外は、基本的にテレワークです。出社したときはフリーアドレスを利用し、その日の気分で好きなデスクを選んでいます。そのためテレワークと出社どちらの良さも味わっています。困ったときには相談しやすい環境があったり、先輩たちが若手社員のためにイベントを企画して、交流の機会を作ってくれたりなど、日々働きやすさと楽しさを実感しています。今後はいろいろなプロジェクトで必要となるAWS(アマゾンウェブサービス)の資格取得が目標です。将来的にはさらに仕事の幅を広げ、会社から頼りにされる人材をめざします。

【兼松さん】自分が手掛けたシステムを通じて中継映像が発信される喜び

就職活動では、さまざまな業界の会社説明会に参加しました。そのうちの一社がフォトロンです。事業や製品に関する説明を聞くと、他社に負けない製品力や技術力があることが分かりました。また、システム開発職の先輩社員が語ってくれた仕事内容から開発業務の魅力を知り、ぜひここでものづくりに携わりたいと感じて入社しました。

現在は、フォトロン製品を中心に据えたシステムの開発に携わっています。具体的にいえば、 EVS社収録サーバをGUIで追っかけ編集と送出を可能とする『OnAir Director』の開発です。主に既存機能を改修したり新規機能を追加したりするための詳細設計から実装、テストまでを担当しています。

仕事のやりがいは、自分が関わったシステムを通じて映像コンテンツがTVなどのメディアに配信されることです。また、この仕事を通じてTVなどの映像を支える仕組みを理解できました。想像していた以上に奥が深いことや、周辺技術がたくさんあることに驚きましたね。

TV放送に直結するシステムを扱うだけに、ちょっとしたミスも許されないのがこの仕事の難しさです。特に『OnAir Director』では、サーバに収録した映像を取り出したり、放送に直結する処理を担当しているので、いい加減な仕事はできません。テストを繰り返し行い、不具合や問題点を徹底的に潰してからリリースするようにしています。

先輩たちはプロ意識が強く、質問すれば常に的確なアドバイスがもらえてありがたいかぎりですね。オンとオフのメリハリをしっかりつけて働く人が多いのもフォトロンの特徴です。仕事の時はプロフェッショナルに徹し、仕事を離れれば気さくに明るく接してくれる先輩が多いのです。

また、自分で組み立てたスケジュールに沿って仕事を進めるスタイルなので、自分のペースを保てるところもうれしいです。職場環境の良いフォトロンで成長を目指せることに、改めて幸せを感じています。

【鴨狩さん】マーケターの一人として、新製品の開発にチャレンジ

大学時代、部活動のマネージャーを務めていたのですが、カメラで選手の活躍を撮影しているうちに、いつの間にか写真を好きになっている自分がいました。就職活動中はさまざまな企業を見ていたものの、次第にカメラや映像の世界が自分に合っていると感じ、カメラメーカーや映像制作会社を志望しました。当社に関しては社員のみなさんが学生に寄り添ったアドバイスを送ってくれて、人の温かみのある会社と感じた点が入社を志す大きな決め手となりました。
グループ会社や自社での新人研修を経て、5月にはマーケティング部に配属。海外のハイスピードカメラを国内で販売するためのプロモーションの立案、自社で開発する新製品の企画などがその役割。世の中にどんなニーズがあるのか、市場調査をするシーンが多く、既にハイスピードカメラを活用してくださっている自動車やロボットなどのメーカー、大学などの研究開発機関を訪れるなどして、現状の課題、新しいニーズなどを地道に探っています。

文系出身の私にとって苦戦させられたのは飛び交う専門用語。メモを取って上司に確認したり、過去の勉強会のデータベースを参照したりして、少しでも先輩に追いつけるように努力してきました。部署内のみならず、他職種の先輩も何かと面倒を見てくれて、会社を挙げて新人の成長を見守ってくれているのが心強いです。配属直後の5月、見学がてら展示会のブースに立ったことがあるのですが、そのときは何もできなかった私も、12月の展示会ではお客さまの質問に答えられるようになっており、少しずつ自分が成長できていることを実感しています。

新製品が登場するまでには長い時間がかかります。その最初の部分に携われるのは責任も大きいですが、だからこそモチベーション高く仕事に臨むことができています。新卒でマーケティング部への配属は私が初めてなので、期待に応えられるよう頑張って知識と経験を身につけていきたいです。風通しのいい会社なので声を上げればやりたいことが実現しやすく、手を上げればウェビナーなどの学びの場にも快く送り出してもらえています。先輩方のようにお客さま目線を身につけたマーケターとして、企画立案から販売まで一気通貫して手掛けられるように今後も自己研鑽に励みます。

学生の方へメッセージ

フォトロンは、映像・画像にこだわり、独自の技術を使った製品やサービスを自社開発している研究開発型のメーカーです。今期はグループ会社の吸収合併に伴い、新たにスポーツビジネス事業が加わりました。こちらの事業は、クラウドを活用したスポーツコンテンツの中継映像制作・配信・収録/アーカイブ・分岐の運用から、各フローで活用するプロダクションサービス・システムの構築、提案を行っています。

当社では、開発技術者が設計から試作やテスト、納品、稼働後対応などの全ての工程に関与することで、製品期間の短縮や将来の製品開発へ向けた技術やノウハウの蓄積を図っています。本社では営業、開発、技術などがワンフロアに集まり、議論や意見交換を行う環境が整っています。昨年は、テレワークによる社員間のコミュニケーション減少を防ぐため、オフィスを大々的にリニューアルしました。フリーアドレスを全体へ拡大したことで、より社員の交流が活発になりました。また、フロア中央に新設したセンターステージでは、各種セミナーや業務後のゲーム大会、納会など様々なイベントを実施しています。

多くの仕事はチームを組んで進められるので、コミュニケーション力や新しいことに立ち向かう情熱、市場の創造に挑戦する意欲が求められます。社内の変革には常に刺激が必要となりますので、新入社員には新しい風となって活躍していただくことを期待しています。

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フォトロンは常に時代に合わせた「社員が働きやすい環境」を模索し、アップデートしています。一人ひとりがのびのびと自分らしく活躍できる会社を目指し、進化し続けます。

マイナビ編集部から

フォトロンは創業以来、画像処理技術に特化し、自社の事業領域を絞り込み、独創性の高い製品を独自技術で開発することによって成長を遂げてきた企業である。同社の事業へのこだわりは基礎研究から企画、開発、製造、製品の保守、メンテナンスまでの全ての工程を自社内で行うこと。そして映像・画像にこだわる複数の事業を展開することで、安定したポートフォリオを築いている。

一方、現在同社では人材育成にも力を入れ取り組んでいる。新入社員育成の一環としてのメンター・メンティー制度に加え、意欲と向上心を持った社員がいつでも効率的に学べるよう、多くの学びの場を提供し、社員の自己啓発を支援している。グループ会社共通で実施している通信教育や、オンラインビジネス動画学習ツール(グロービス学び放題)の導入により、スマートフォン・PC・タブレットからいつでもどこでもアクセスでき、隙間時間に効率よく学ぶことが可能となっている。また、語学研修支援制度や資格取得奨励制度などスキルアップに向けた資格取得を支援するための制度も設けられ、教育環境は非常に充実している。

挑戦意欲に満ち溢れ、会社の理念に共感できる学生にとって、フォトロンは自己成長を実現する理想的な環境を提供している。

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新入社員育成の一環として、メンター制度を取り入れている。メンターとメンティーがペアとなり2人3脚で1年間課題に取り組み、共に刺激を受けながら成長していく。

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