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最終更新日:2025/4/16
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部署名第二交通機動隊 騎馬隊
警視庁の交番や騎馬隊で活躍する父の背中を追いかけ、幼い頃から警察官になることを夢見ていました。生まれ育った首都・東京で様々な職種を経験しながら自分に合う仕事を見つけていきたい、そして国籍や年齢を問わず多くの人に安心感を与える存在でありたいと考え、迷わず入庁を決意しました。騎馬隊は、交通事故防止のための交通安全教育や学童交通整理、交通・防犯など各種パレードの交通整理、外国大使の信任状捧呈式馬車列警護など、馬と共に様々な活動を行っています。その歴史は古く、2023年には創設120周年を迎えました。
騎馬隊は年間400回ほど出動しており、最も多い活動が子供たちに向けた交通安全教育です。私は2024年に2頭の馬と初めて小学生の前に立ち、交通ルールを守ることの大切さを伝えました。子供たちがきらきらした瞳で見つめ、真剣に耳を傾けてくれたことは忘れられません。馬の試乗を怖がる子供もいましたが、最終的には笑顔で写真撮影をすることができました。警察の騎馬隊は全国で、警視庁と京都府警察、皇宮警察のみに設置されています。その一員として、子供たちをはじめ地域住民の方々を笑顔にできることにやりがいを感じています。
馬とは言葉を交わすことができないため、普段から行動や仕草、表情に気を配ることを大切にしています。耳や目、口元の動きから考えを読み取ったり、食事や排泄物から健康状態を把握したりとわずかな変化も見逃さず、信頼関係を築けるように努めています。調教をしていてうまくいかないこともありますが、いつでも前向きに明るくいられるよう笑顔で接することを意識しています。現在私が世話をしている「太陽」は大人しく真面目な性格で、私が馬から学ぶことも多く、仲間であり先生のような存在です。
交通安全教育で、もっと子供たちの関心を惹きつけられるように、先輩方を見習いながら身振り手振りなどを交えた聞き手に伝わる話し方の技術を磨くことが当面の課題です。また、パレードの交通整理や馬車列警護など多くの現場に赴き、幅広い活動に参加できるよう、馬との信頼関係構築に努めていきたいです。そしていつの日か父のように、首都交通の安全を守ることのできる騎馬隊員になりたいです。