最終更新日:2025/4/16

警視庁

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 官公庁・警察・消防

基本情報

本社
東京都
PHOTO

多種多様な車両を修理・整備し警察活動の「生命線」を守る

  • R.T
  • 装備課
  • 車両支援第二係

会社・仕事について

現在の仕事
  • 部署名装備課

  • 仕事内容車両支援第二係

入庁の経緯と現在の仕事

高校卒業後に他県で自動車運転業務に従事していましたが、実家のある東京での転職を考える中で警察行政職員の存在を知りました。自動車整備士の資格を生かして人々の役に立つ仕事がしたいと考えたことや、ワークライフバランスを重視できる職場環境に惹かれて入庁を決めました。車両支援係は、警察活動で使用する全ての車両がいつでも問題なく稼働できるように、点検、分解、修理、調整、検査など自動車整備に関する幅広い業務を行っています。また、各国首脳会議等の大規模警備や災害派遣等の際には車両支援班として出動し、交替で24時間体制で車両故障対応に当たるなど、全国に渡り活躍する警視庁だからこその役割も担っています。


担当業務のやりがい

警察活動で使用する車両はパトカーや白バイのみならず、特型警備車や機動救助車(資材車)をはじめとする30種以上の機動隊車両など多岐にわたります。車両にどのような不具合や故障が発生したのか、担当の職員から状況を正確に聞き取り、修理して返還することが私たちの業務です。「若者の車離れ」が進行していると言われる中、車両の構造に詳しくない職員も増えているため、少しでも興味と愛着を持ってもらえるよう、専門用語を使わずに説明することを心掛けています。車両は警察活動に必要不可欠な「生命線」であり、自分の整備技術を警察活動に生かせることが何よりのやりがいです。


仕事をする上で大切にしていること

一秒でも早く確実な車両の修理を行い、早期に現場復帰を実現することで円滑な警察活動を実現することが私たちの使命です。2023年に開催されたG7広島サミットでは、車両支援班として長距離の走行によってパンクした車両をその場で修理し、強固な警備態勢の維持に貢献しました。また、私たち係員の怪我や事故防止のため、部品・備品・工具等の適切な管理はもちろん、整理整頓や清掃といった環境整備も大切です。係員同士で緊密に連携を図り、時には知識や技術を教え高め合いながら、安全かつ正確な車両整備を実施しています。


これからの目標

警視庁では専門性をさらに高めるための研修制度が充実しています。私も自動車整備等に関する様々な研修や講習を受講し、現在は災害用ショベル車の点検などにも従事していますが、今後は作業経験のない車両の整備技術や電気自動車など最先端の知識も学んでいきたいです。そして、仲間たちから厚い信頼を置かれる車両整備のプロフェッショナルとして、専門性を生かし、警察活動の生命線を守り続けています。


トップへ

  1. トップ
  2. 警視庁の先輩情報