・研究職として働く場合、その研究内容は学生時代の学びと直結することもあれば、そうでない場合もあります。しかし学生時代の研究で本当に大切なのは、問題解決能力を養っておくこと。これは汎用性のある能力であり、どんな研究分野でも通用します。「直結していないけど大丈夫かな」と臆することなく、自分がやってみたい研究を選んでほしいですね。(深津さん)
・ホームページなどの情報だけでは職場の実際はわかりません。私も実験を行う仕事に興味を抱いたものの、この目で見た現場の印象は想像とはまったく違うものでした。「働く先輩に話を聞く」「職場見学をする」、この2つは会社選びに不可欠なものです。積極的に足を運んで、リアルな空気感を肌で感じてほしいと思います。(薄井さん)
・事務職を目指すならば、JAEAのような国の機関から民間企業、各種団体まで、選択肢は豊富です。国の機関とその他の違いは「公益性」の強さ。JAEAの事務職はたくさんの人々に貢献する基盤づくりをサポートする、縁の下の力持ち的存在だと考えています。働く目的の上位に「社会貢献」を据える方は、ぜひこの点を意識してみてください。(関田さん)