最終更新日:2025/4/22

(株)大阪教育研究所(立志館ゼミナール)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 教育

基本情報

本社
大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

あくなき向上心と情熱が史上初連発の原動力に!

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「俺がやらずに誰がやる!」 内に秘めた情熱は人一倍。

教員への夢を追うはずが、ふとした出会いがきっかけで異なる道へ。
己を信じて前へ前へと進み続ける中核社員の成長ストーリー!
人生の成功を勝ち取るためのヒントがここにある。

■松下 和弘さん
2011年入社/教育学部卒
立志館ゼミナール鳳校 校長
鳳校・高石校にて小・中学部理科の授業も担当

【大阪教育研究所\史上初/達成率No.1】
爽やかで温和。一見フツーの好青年に見える松下さんだが、
実は彼、同社で数々の史上初を成し遂げているすごい社員なのだ。

◎最年少で校長就任
◎1校で校長兼理科講師を務めながら、2校目でも授業を担当
◎2校で授業を担いつつ、本部で開発課長も兼務
◎集団塾と個別、両校の校長を兼務
など、常にパイオニアとして前例のないチャレンジを続けてきた。

この画面ではそんな松下さんのこれまでとこれから、仕事観に迫ります。

松下校長のとある1日

小・中学部の理科講師も務める松下校長。わかりやすい授業がモットーで、ホワイトボードに描く図のうまさもピカイチ!生徒からも「早くてうまくて面白い授業」と好評です。
授業の空き時間には事務室で採点や入力作業も行います。以前はすべて校舎内で行っていましたが、現在は外部への業務委託を活用することでより働きやすい環境になりました。
若手講師への指導も校長の仕事の一つ。頭ごなしに叱るようなことはせず、それぞれの立場に立った指導を心掛けているそう。だから鳳校はチームワーク抜群なんです!

目から鱗の授業に感激!「自分もこんな先生になりたい」と入社を決意

私は教育大学の出身で、もともとは教員をめざしていました。しかし周囲には一般企業への就職活動を始める友人も現れ、私も企業研究の一環として色々な会社を見てみようと教育に携わる企業を中心に会社訪問や授業見学を開始することに。その一つが大阪教育研究所でした。堺市出身ということもあり、当社が展開する「立志館ゼミナール」の名前はよく知っていましたし、中高の友達もほとんどが同校の生徒たち。当時から評判だった人気塾の授業を見学できると、かなり期待して参加したのを覚えています。

当日の授業は化学の質量計算だったのですが、担当講師は簡単ではない単元をわかりやすく、かつ雑学を交えて面白おかしく説明して生徒の心をどんどん掴んでいくのです。もちろん私自身もあっという間に授業に引き込まれ、気づいた時には90分経っていたという感じ。見学後に講師の先生からお話を伺う機会があったのですが、その際に「立志館ゼミナールはとことん生徒に向き合う塾です。授業を担う一人ひとりが工夫を凝らし、教材の内容も解説もイラストもすべて自分たちで作っています」と教えてもらい、中高時代の友人が本当に楽しそうに通っていたのが腑に落ちました。

これまで経験したことのない授業を目の当たりにして私の将来は一変。「こんな先生になりたい。そして自分も生徒のために様々な工夫を凝らしたい」と一気に当社の虜になり、大阪教育研究所への入社を決めたのです。

とある校長との出会いが転機。その人を超えるため、無我夢中で頑張った

晴れて入社を果たした私は小・中学部の理科の講師として勤務するようになりました。入社1年目に配属された上野芝校を皮切りに、いくつもの校舎で授業を担当しながら、けやき通り校や中百舌鳥校など新規開校のオープニングスタッフという貴重な経験もさせていただきました。

なかでも忘れられないのは、入社4年目で携わった中百舌鳥校のオープニングです。当時の校長は大ベテランで、身長も200cm近くと非常にインパクトのある方でした。しかしそんなルックス以上に驚かされたのが、仕事に対する真摯な考え方とプロ意識の高さです。私たち塾が行う私教育は学校で行われる公教育とは違い、成績向上や志望校合格など結果を出すことが問われます。もちろん、勉強を通じて生徒の内面を育てることも重要ですが、やはり結果は無視できない。その校長はとにかく結果へのこだわりが凄まじく、だからこそ確かな結果へ導くための授業へのこだわりもすごかった。どんなに難しい単元も生徒の知的好奇心をくすぐる指導を行うことで着実に成績を伸ばし、生徒やその保護者からも絶大な支持を得ていました。中百舌鳥校の評判は瞬く間に広まり、毎日入塾希望者が押し寄せるように。なんと開校1年後には当初の約2倍にまで生徒数が増えていました。ちなみにこれだけ生徒が増加した例は、かつてなかったと聞いています。

そんな中百舌鳥校での経験が私の負けん気に火をつけ、キャリアアップへの思いがより強くなりました。実は当社は入社3年目から管理職への登用試験を受けるチャンスが与えられ、合格すれば若くても校長や課長といった責任あるポストに就くことができます。私も早くから試験に挑み、入社5年目でけやき通り校の校長に就任することができました。手前味噌ですが(笑)、26歳での校長就任は当時最年少!昇格が決まった時はちょっと誇らしい気持ちになりましたね。しかしさらに私のチャレンジは続き、翌年には2校での授業を行いながら、イベント企画などを行う開発部門の課長職も兼任。さすがにこの時は校長ではありませんでしたが、異なる校舎で講師を務めながら、開発課長も担う二足ならぬ“三足の草鞋”を履いていたのは私だけではないかと自負しています。

校舎運営には仲間との協力が欠かせない。この学びが私の財産

そして、入社7年目に巡ってきたのが新規開校する鳳校での“オープニング校長”という一大チャンスです。オープニング、校長職はそれぞれ経験していましたが、その2つが合わさったこれほどの大役は初めて。不安もありましたが、この時、頭に浮かんだのは開校当時の中百舌鳥校の校長の姿です。あふれる自信と自分の信じた道を突き進む姿勢にこれからの自分の姿を重ね、「自分もああなるんだ。中百舌鳥校の記録を超える生徒を集めるんだ」と意気揚々と仕事に取り組みました…が、自分が思い描いたような成果を掴むことはできませんでした。もちろん開校時より生徒数は格段に伸び、結果としては当初の1.5倍超と決して悪くはない数字でしたが、2倍という中百舌鳥校の記録を塗り替えることはできなかったのです。

しかし、私はこの経験を通じてかけがえのない財産を手に入れたと確信しています。入社1、2年目の若いスタッフと白熱する議論を繰り返し、生徒にとってより良い授業・環境は何かを必死で考え、校舎に懸ける私の熱量に共感してもらうため試行錯誤を重ねました。私の思いを浸透させ、スタッフ全員に私と同じ方向を向いてもらうまでには正直、想像以上にたくさんの時間を費やしました。当時は辛い、もうだめかもしれないと思ったことも何度もありました。しかし、今振り返れば、あの時経験したことは私が一回り大きくなるためにすべてが必要なハードルだったとありがたく思っています。

ともに頑張るスタッフのために、私がめざす理想の校長とは生徒のやる気を鼓舞し、成績を上げ、志望校に合格させる優秀な講師であるとともに、スタッフに対しても同様に接し、彼らが意欲的に、かつ気持ちよく働ける環境を整えることだと考えます。そして、スタッフ一人ひとりがこの校舎での仕事を通じて学び、幸せを感じてもらえるように導くことがリーダーである私の役割だと捉えます。そのために私がやるべきことはまだまだありますが、校長として、また校舎を動かすチームの一員として、仲間である彼らと一丸となって歩みを進め続けることが私の目標です。

学生の方へのメッセージ

ネットやパンフレットで得られる情報だけで判断せず、必ず会社に足を運び、その場の雰囲気や働く方々の表情、対応などをしっかり観察することをおすすめします。私が当社への入社を決めたのも、授業見学した時の講師の指導姿勢やその後に聞いた話に深く共感したから。また、人事の方の包み込むような優しいオーラにも惹かれ、「こんな人たちと一緒に仕事がしたい」と思ったのが入社の後押しになりました。学生が企業を見極めるためには様々な本を読んで勉強することも大切で、私はお気に入りの著者の自己啓発本を読破して企業研究に臨みました。まずは、しっかりと知識を蓄えること。そして蓄えた知識を自分の言葉でアウトプットできるよう日頃から練習しておくことも、この時期大切なことではないかと思います。

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それぞれの武器(?)を手に校舎運営という荒波に挑む仲間たち!同社にはいつでも楽しいムードが広がっている。

マイナビ編集部から

立志館ゼミナールといえば南大阪での知名度は抜群。やみくもな拡大はせず、地域密着型の塾として着実に校舎を展開してきた。今後もその方針が変わることはなく、地域との信頼関係を大切に育み、成長したいというのが同社のビジョンだ。今回、取材に訪れて初めて知ったのだが、同社の講師・スタッフはかつてここで学んだ卒業生がとても多いそう。お話を伺った松下さんの教え子も、個別指導の講師や事務スタッフとして同じ校舎で活躍しているという。「この仕事の醍醐味はこうして生徒が帰ってきてくれること。あの時の自分の指導が彼らの心に届いていたんだと、改めてやりがいを感じています」と松下さんは教えてくれた。人を育てる教育はすぐに成果が見えない面もある。しかし、時を経て返ってくる喜びはひとしおだ。そんなやりがいを、仲間と環境に恵まれた大阪教育研究所でぜひ味わってもらいたい。

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2017年春に新規開校したばかりの鳳校。明るく開放的な館内は陽の光が差し込み、とても気持ちのいい空間だった。同社では今後も年1~2校ペースで開校を進めるという。

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