最終更新日:2025/3/1

カシオ計算機(株)

  • 正社員
  • 既卒可
  • 上場企業

業種

  • 半導体・電子・電気機器
  • 精密機器
  • その他電子・電気関連
  • 文具・事務機器関連
  • ソフトウエア

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

社員の意欲と個性を重んじて、“ONLY ONE”を目指す企業

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Y・Sさん エンジニア/理工学部卒
M・Oさん 営業/国際政策学部卒

新しい視点や斬新な発想で、世の中にたくさんの“世界初”を生み出してきたCASIO。そんな同社で活躍する社員二人に、同社ならではの魅力や社風について話を聞いた。

<カシオはこんな企業です!>

“ONLY ONE”を生み出すという目標に向かい、みんなで突き進んでいく企業です。だからこそ、個人のアイデアが求められ、やりがいに繋がっています。(Y・Sさん)
何にでも挑戦出来る企業です。でも、やるからには必ず結果につなげるという責任も求められます。仕事を通して自分を成長させられる企業だと思います。(M・Oさん)

垣根を越えたチャンスによって人を成長させる企業(エンジニア Y・Sさん)

メーカーを中心に就職活動をしていた中、カシオに興味を持った理由は“ZERO to ONE”の精神に共感したからです。ものづくりをしたいということを第一に考えての就活でしたので、そこは重要なポイントでした。また、カシオに就職したOBやOGの話でも、「自由に意見を言い合える」「若手でも仕事を任せてもらえる」と聞いており、自分のアイデアを製品に反映させることが出来るんじゃないかという期待もあり、入社を決意しました。

入社後、電子辞書の開発部隊に配属されてから現在に至ります。この部隊では国内向けと海外向けに辞書を開発するほか、商品企画などが大きな仕事です。私は、一年目は海外で販売する電子辞書のデータベースを作成していましたが、今年になって国内向けの電子辞書を担当することになりました。これまでのようにパソコンと向き合って言語を打ち込んでいくという技術に特化した仕事とは異なり、電子辞書にどんな機能を持たせるか、どんな辞書を搭載するかなど、詰め込む技術を総合的に検討するのが主な仕事です。リサーチも大切ですが、とにかく学校の先生だったり出版社の方だったりと、外部からの協力を仰ぎながら仕事を進めていくため、プレゼンやスケジュール調整なども重要な業務です。当初はそんな営業的なセンスも求められる仕事を技術系の私にこなせるかと不安がありましたが、多くのことが新鮮に感じられ、ものづくりの違った側面に携わることもでき、とても充実した毎日を送っています。エンジニアとしてのスキルを上げるだけではなく、組織のなかでものづくりをするために必要な多くのことを学ぶという、貴重な経験ができています。

私は技術者として入社したので、ずっと技術畑を歩んで行くのだと思っていました。ですが、今の仕事がきっかけとなり、入社前にイメージしていたエンジニア職とは違ったやりがいや達成感を知る機会に恵まれました。このように、社員に幅広いチャンスを与えながら人を成長させていくのは、カシオの大きな特徴であると感じています。また、そんな社風のカシオだからこそ、世の中にユニークな商品を生み出すことが出来るのだと思います。

私も恵まれた環境を十分に生かし、今の仕事を突き詰めていくことをまずは目標としています。そして、電子辞書にかかわらず、世の中に役立つ新しい商品を開発していきたいです。

自由のなかにも、やりがいと緊張感のある職場風土が魅力(営業M・Oさん)

高知県出身の私は、かつて高知県に工場のあったカシオという企業を身近に感じて育ちました。仮に他県出身であっても、人の生活に関わる多様な製品を作っているので、人に身近な企業という印象を持っていたと思います。また、『G-SHOCK』など時計も扱っていることからファッションのイメージもあり、その他の電機メーカーのなかでも毛並みの違う会社だと感じていたカシオで働いてみたい。そう思ったのが入社の動機です。

現在の部署は、カシオの時計を海外で普及させ、ブランドを確立していくことを主なミッションとしています。諸外国で販促活動やイベントを行ったり、どの国にどんな製品をどれくらい送るかを振り分けたりしています。そんな活動を通して、カシオの理念や思いを現地の代理店に理解してもらい、世界規模で流通を拡大していくことを目指しています。そのなかで私は中東・アフリカ地域の7カ国を担当し、各代理店とやりとりをしています。これらの地域ではまだ流通が確立されていないところも多いので、販促活動やプロモーションの手法などをこちらから企画・提案し、総合的にコントロールしていく必要があります。異動直後、イスラエルの代理店からオーダーを受けたものの、その製品が大人気モデルのため世界中のマーケットで引き合いが強く、商品を回せなくなってしまったこともありました。この失敗を教訓に、まずは関係部署と相談しながら、どのモデルがどのくらい配布可能で、どんなプロモーションが可能なのか、細かく分析しながら代理店とやりとりするよう心掛けています。

学生時代から興味のあった海外事業への配属は念願叶ったというべきですが、楽しいことばかりではありません。当社はやりたいことをやらせてくれるという風土がありますが、「必ず結果を出さなければならない」という厳しい面もあります。そのため、大きな仕事にチャレンジ出来るやりがいと、成功させなくてはいけないというプレッシャーを感じながら仕事に取り組んでいます。

カシオでは今、世界に向けて時計をプロモーションする取り組みに力を入れています。そんな大規模なプロジェクトに関われることは、自分にとって誇りであり自信でもあります。今後は、まだまだ開発途中の中東・アフリカ地域のマーケットを確実なものにしながら、自分も共に成長していきたいです。

学生の方へメッセージ

ものづくりに対する情熱や、何かを成し遂げたいという熱い思いを叶えられる企業だと感じています。カシオが世の中に送り出す製品は、どれも人が必要とするものばかり。だからこそ、人の発想や意見、情熱を大切にしてくれるのだと思います。自分のアイデアをどんどん製品に反映したいと考える学生のみなさん、ぜひ企業説明会に足を運んでみてください。(Y・Sさん)

カシオはメーカーのなかでも独自の立ち位置を占めていますが、それこそが強みと言えます。ひとつのことにこだわらない柔軟な姿勢と、物事に挑んでいく旺盛なチャレンジ精神で、多くの“世界初”を生み出してきました。カシオには「こうじゃなきゃいけない」はないのです。これまでの人生経験を生かし、何かを成し遂げたいという人こそ、活躍することができます。(M・Oさん)

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自由なアイデアを周りと共有し、“ONLY ONE”を生み出していく独創的な発想と、それに挑戦しようという強い意思と情熱を持っている人たちが活躍できる社風だ。

マイナビ編集部から

電卓から時計など、実にさまざまな分野の製品を展開する同社だが、社員数約2,700人、グループ全体でも12,000人強と、メーカーとしては意外にもコンパクトな組織だ。
そんな同社の経営理念は「創造・貢献」。新しいものを創り、今までにない製品を市場に投入し、世の中に新しい文化を生み出すという姿勢は、創業以来変わらない。アイデアを強みとしつつ高度な技術を駆使して数々のヒット商品を生み出してきた歴史を見ても、そのことがうかがえる。それだけに、人材育成や職場環境の整備には力を入れている。大企業でありながら少数精鋭の精神をモットーに、自らチャレンジする積極性や、失敗を恐れずに新たなものを創造するという情熱を重要視している。同社で取り入れている人材公募制度が一例であるように、固定観念を捨てて前に突き進む姿勢を応援する企業なのだ。

アイデアというのは、何もものづくりだけに特化したことではない。たとえば、世界中で流通の形態が変化している昨今、営業としても新たな視点からマーケットを開拓していくことが求められている。つまり、時代の流れを先取りし、あらゆる分野で“世界初”を目指して突き進んで行くのが同社の姿なのだ。「社会に役立つ何かを生み出したい」「世界で一番になりたい」そんな大志を実現できる舞台がCASIOにはあると言えるだろう。

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全世界で大人気の『G-SHOCK』。認知度のさらなる向上を目指し、プロモーションを展開中。カシオという舞台から、あなたも夢と情熱を世界中に発信出来るかもしれない。

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