最終更新日:2025/4/10

(株)東急ストア

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • スーパーマーケット
  • コンビニエンスストア

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

早くからやりたいことに挑戦! イキイキした日々が未来につながる

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東急ストアの現場はこんなにも創造的

店舗独自の企画による特色ある売場づくりで、毎日の買い物に楽しさを提供する東急ストア。入社3年目、青果・デリカ・水産と、それぞれの部門で活躍する若手社員に仕事のやりがいや同社の魅力を伺った。

安孫子 誠さん(写真中央)
東急ストア 新丸子店 青果/入社3年目

齋藤 理紗子さん(写真右)
東急ストア 武蔵小山駅ビル店 デリカ/入社3年目

野口 真希さん(写真左)
東急ストア プレッセ田園調布店 水産/入社3年目

活躍する先輩たち

入社前は「商品を覚えるのが大変そう」と思っていた安孫子さん。難なくできたのは良い意味でのギャップだったそう。研修と仕事を通じ「生きた知識」として自然と身につく。
デパートの物産展巡りが趣味という齋藤さんの目標は、バイヤーになりデリカの商品開発に携わることだ。身近な「好き」を生かして活躍できる仕事だ。
「出勤時間が思っていたより早いので、その分早く帰れるのが魅力」と語る野口さん。プライベートの時間も充実しているという。

青果を輝かせる舞台として「売場」への愛着は増すばかり。いつか最高の売場を! (安孫子さん)

私は学生の頃、書店でアルバイトをしていました。勤め先の本屋さんは少し変わっていて、近くの農家さんが朝に収穫する野菜や果物も店頭で販売していました。時には本よりも売れ行きがよく、私もいつの間にか産直野菜の販売を面白く感じるようになりました。ですからスーパーを選んだのではなく、「青果(野菜と果物)の仕事がしたいからスーパーに就職した」と言うほうが正確です。そのなかで地域密着方針を掲げ実践する東急ストアは、私にぴったりだと思いました。

新人研修は3カ月間に及び、最初に同期全員で基本研修を受けた後、店舗実習、部門別研修と続きます。研修という準備期間がたっぷりと用意されていたので、本配属に向けて心の準備ができました。正直、私が研修で覚えられたのは商品知識や、品出しなど最低限のルーティンワークが精一杯でしたが、何も知らない状態で本配属になるよりはるかに安心です。

最初の配属先の戸塚店はお客さまのご来店数が非常に多く、商品は出す端から、まさに「飛ぶように売れる」お店でしたね。入口からすぐの目立つ場所に青果の大きな特設コーナーがあったので、青果担当の私にとっては魅力的でした。新人ながらそこでたくさんの企画にもチャレンジさせてもらいました。初めて手がけたのは、春に旬を迎えるレモンやミカンなど「春柑橘」の売場づくりで、テーマはもちろん、陳列するための什器の選定やレイアウト、細部の見栄えに至るまで自分で考え、徹底的にこだわりました。店長に褒められたほか、お客さまに喜んで購入いただけたのが何より嬉しかったです。

1年後に現在の新丸子店に異動しました。当時は戸塚店にとても愛着を持っていたので、「あの空間に戻りたい」とホームシックのような状態に。しかし、何でもできる環境や後押ししてくれる先輩たちは、どの店舗にも共通する当社の良さだと気付きました。今では、新丸子店でもさまざまな売場づくりにチャレンジ。駅前店舗のため、会社帰りのお客さまが多い時間帯に目を引く企画を考えています。経験を積むほど売場づくりがますます面白くなり、今は青果売場をすべて自分でプロデュースするのが目標です。そのためにまずは部門のリーダーを目指そうと、“売場愛”がキャリアアップのエネルギーにもなっています。

売場づくりがメキメキ上達。部門の垣根を越えてコラボするのも醍醐味です (齋藤さん)

私は学芸員を目指していましたが、新型コロナウイルスの影響で当時どこも採用は行っていませんでした。次に着目したのは専攻に関連する食品分野。企業研究の軸にしたのが「コロナなどの外的要因に左右されない業種」でした。人々の「食のインフラ」であるスーパーマーケットは、絶対に無くなることのない業態です。なかでも東急ストアは、誰もが知る東急グループの一員という抜群の安定感が魅力でした。また、私は大学の4年間、東急ストアでアルバイトをしていたので、社風や働きやすさについては、何の心配もありませんでした。

新人研修で良かったのは、さまざまなテーマの座学を通して、それぞれの部門の理解も深まったこと。普段は他の部門がどんな業務をしているか具体的に知る機会がないため、とても勉強になりました。特に私は、学生時代も、本配属後もデリカ部門なのでなおさらです。また、アルバイトの時は接客販売がメインだったため、現場研修では製造のことをしっかりと学ぶことができたのは大きな収穫でした。フライヤーなどの機械操作や、製造工程の注意点などのほか、1日の仕事の流れを把握できたので、配属後も戸惑うことなく働くことが出来ました。

配属先の武蔵小山駅ビル店は、駅の2階にあるので雨の日もお客さまが多くご来店されます。近くには大きなマンションもあり、客層は幅広いです。新人の頃は朝からたくさんのお惣菜を作り、その他接客販売と事務作業も並行するため毎日精一杯でしたが、慣れるにつれ周囲を見て動けるようになりました。パートさんの指示出しなども行き届くようになったと思います。特に成長したと感じたのは売場づくり。什器やPOPをどう工夫すればお客さまにアピールできるかわかるようになりました。最近だと後輩社員と組んで「秋の売場」を演出。炊き込みご飯のバックに紅葉をあしらうなど、旬の食材を先取りするのも楽しいです。

また、社員になって気付いたのは、別の部門とコラボする機会が意外に多いということです。例えばビールをプッシュしたいときは、一緒に枝豆を添えたり「トウモロコシを売りたい」という青果の要望に応えて、茹でトウモロコシをお惣菜にしたりと、垣根を越えて協働する楽しさがあります。他の業態にも興味が湧き、今は高級店の「プレッセ」が気になっています。普通のスーパーではまず取り扱わない、ワンランク上の惣菜も経験して、知見を広げていきたいですね。

「自店企画」がやりたくて入社。新人の頃から自ら動き、成果を上げる達成感 (野口さん)

就職活動では業種にこだわらず見ていましたが、途中で新型コロナウイルスが流行したことによりスーパーマーケットに絞りました。生活の中で一番身近で、人の役に立つ業種だと思ったのです。東急ストアは企業研究を通して「自店企画」に力を入れているとわかり、企画を考えるのが好きな私にとって、かなり響くポイントでした。また、研修が充実している点も決め手のひとつでした。

研修で印象に残っているのは、「自分のモチベーションを保とう」というテーマの講話です。配属後、同期がバラバラになって不安になることもありますが、発想を転換して不安をプラスに変えよう、といったマインドセットを学ぶ内容でした。今も折りにふれ思い出しては励みにしています。現場研修はもちろんのこと、こうしたメンタル面までカバーする研修は、社会人のスタートを切るにあたり非常に役立ちました。

水産を希望したのは、もともと魚を見るのも食べるのも大好きだから。食べるほうでは、自分で魚をさばき料理もします。水産のプロとして、大きな魚を颯爽とさばくのは格好いい、という憧れもありました。もちろん「自店企画」もやる気満々だったので、早速1年目から任されたのは嬉しかったです。この時は「家呑み居酒屋」と銘打ち、姿造りのアジをメインにさまざまなお刺身を盛り込んで、満開の桜で華やかに演出。コンセプトはもちろん、発注から加工、盛り付け、さらには価格設定まで、すべて自分で行った経験は、大きな財産となりました。自店企画に挑戦するたびに、成長する自分を実感しています。

今の配属先であるプレッセ田園調布店は2店目で、ワンランク上の品揃えとサービスを提供するというコンセプト通り、今まで見たこともない、珍しい高級魚を扱うこともしばしば。初めて教わる技術も多いのですが、年末などはお刺身や焼き魚盛り合わせなどのオーダーが殺到するので、一日でも早く修得しようと貪欲に吸収しています。
また、商品では青果など他の部門でも珍しいものが多く、先日はちぢみほうれん草を推してほしいと相談され、牡蠣と合わせて中華風の一皿に仕上げました。こうした部門の垣根をこえたコラボは、月に一度必ず実施しています。いろいろなことができるクリエイティブな職場です。
直近の目標は水産のリーダーになること。お客さまに喜ばれ、私たちもワクワクする売場をみんなで作りたいと今から張り切っています!

学生の方へメッセージ

小売業は商品や価格の違いに目が向きがちですが、意識してほしいのはその会社が何を大事にしているかという点です。私は、東急ストアの「地域密着」を重視する姿勢に魅かれ、実際に見学して「確かにそうだな」と納得しました。いつでも足を運べるのがスーパーなので、迷ったらぜひ自分の目で確かめてみることをお勧めします。(安孫子さん)

私は就職活動に際し、沢山のスーパーに足を運んで、自分の目でそれぞれの特色を見極めようと努めました。何社も見ていくと「私はこれをやりたいから、このスーパーと相性がいい」ということが自然と判ってきます。第一志望の会社が決まっていても、そこだけを研究するのではなく、ぜひ比較検討してみてください。その結果、「東急ストアがいい!」と思っていただけたら、とても嬉しいですね。(齋藤さん)

私はルーティン作業だけだと飽きてしまうタイプなので、当社の自店企画は自分で考えて動いた結果が数字に直結する、とても達成感のある業務です。「自分の力を試してみたい!」と思う方は、ぜひこの点に注目してみてください。就職活動では、私は面接が苦手だったのですが、あえてマスクの下で満面の笑顔を心がけました。すると緊張がほぐれ、落ち着いた気分に。カタチから入ってみるのも1つの方法です。(野口さん)

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現場の成果を共有する仕組みがあるため、人事の皆さんも店舗社員の活躍をよくご存知。入社前後から見守る社員がイキイキと成長する喜びは、何物にも代えがたい。

マイナビ編集部から

現場に最も近い店舗スタッフの裁量が大きく、出店地域に暮らす人々の求めに応え続けて、愛される「地域一番店」になるのが、東急ストアの掲げる「個店経営」。野口さんの言う「自店企画」、すなわち売場づくりや商品開発、POPなどの演出がまさしく理念を体現しているといえるだろう。目の前で商品の売れ具合が見え、売上数字もすぐわかるダイレクトな手応えがスーパーならではの面白みだが、それは聞くほうも同じ。3名が口々に語る商品や売場づくりのポイントは実に面白く、思わず「その売場を見てみたい」などと感想を漏らすと、人事の方がさっと社内SNSの写真付き記録を出してくれたのも印象的。若手の頑張りを応援し、温かく見守る社風が感じられた。

東急ストアは馴染みある通常のスーパーだけでなく、富裕層の多い地域にはワンランク上の業態、「プレッセ」ブランドを展開。商品構成や価格設定など「東急ストア」との違いも興味深い。高級な商品から身近な食材まで、若手社員がさまざまなことを吸収し、知見を広げられる環境である。伸び伸びと活躍しながら成長し、食のインフラとして揺るぎなく消費者の生活を支える確かなやりがいとともに、想像力・創造力を発揮できるスーパーのカタチがここにある。

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さまざまな業態で地域のあらゆるニーズに対応。東急グループの一員という安定感と、地域の暮らしに根ざす温かみを兼ね備えている。
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