最終更新日:2025/5/1

大電(株)

  • 正社員

業種

  • 半導体・電子・電気機器
  • 非鉄金属
  • その他電子・電気関連

基本情報

本社
福岡県
PHOTO
  • 10年目以内
  • 機械系
  • 技術・研究系

アイディアと設計で未来を明るくする

  • K.D
  • 2014
  • 有明工業高等専門学校
  • 機械工学科
  • 電線事業部 技術部 機器技術課

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 形の残る仕事
  • 豊富なアイディアを活かす仕事
  • 社会インフラを支える仕事
現在の仕事
  • 部署名電線事業部 技術部 機器技術課

  • 勤務地佐賀県

現在の仕事内容

街中で見かける配電線路の無停電工事や工場などの非常用発電車からの電力供給の際に使用する工具や接続機材(まとめて電力機器製品という)の開発・設計・技術サポートに携わっています。お客様のニーズに合った製品を作るために、お客様との仕様確認の打合せに始まり、構想をスタートし、2D/3DCADによる設計・シミュレーションソフトを用いた強度解析・試作・評価を行い、これまで世の中には存在しなかった新たな製品を生み出すことを日々行っています。電力機器製品には、低圧600Vの他に高圧6kV・特別高圧22kVクラスの電気的性能も必要不可欠であるため、機械設計のみならず電気的性能も考慮しながら設計を行っています。


大電に入社を決めた理由

幼少期から自動車やモノづくりが大好きで、学生時代は迷うことなく機械系の道へ進んでいました。就職をするにあたり、生まれ育った地元でモノづくりを通して日本中・世界中に貢献することに携わりたいと強く思うようになり、地元企業を探すことにしました。地元企業と言っても多数の企業がありましたが、その中でも、生活に必要不可欠な電気を送るための電線をはじめとして、今の時代ではなくてはならないロボットに使用されるケーブル、自動車にも使われているバッテリーインジケータ、油圧機器やネットワーク機器等、幅広い製品を生み出しているメーカーである大電株式会社を知り、モノづくりを通して世の中に貢献したいという思いと一致したのが入社の決め手です。


これまでで一番印象に残っている仕事を教えてください

発電車から負荷設備へ電力供給をするための多心ケーブルの端末接続方法はネジ嵌合式が一般的でしたが、接続作業を簡潔化したいというお客様の要望に応えるために、ワンタッチで接続できる機構を持った多心ケーブル用の機材の開発に携わりました。数十年前に単心ケーブル用のワンタッチ接続機構を持つ機材は開発されており、主力製品の一つとして現在も販売していますが、多心ケーブル用のワンタッチ接続は社内初の試みでした。多心用なので、単心用にはない問題点も多く試行錯誤を繰り返すこともありました。他にも、複雑になりがちな構造をどれだけ単純化できるか、より簡単に製造ができる構造にするためのアイディアを考え、良い製品となるように日々頭を悩ませて設計をしていました。いろんなことを乗り越えて完成し、お客様に使っていただいている今となっては、設計の楽しさを再認識でき、たくさんの経験を積むことができた大きな案件でした。


上司はどんな人ですか

「製品の開発・設計は、ひとりの力だけではなくチームワークが大切で必要不可欠だ」と教えてくれたのは上司でした。その言葉の通り、新製品の開発をするにも改良をするにも一人だけで最初から最後までを行うのではなく、みんなでアイディアを出し合い、意見を言い合い、みんなの力を合わせて「良いものを生み出していこう」という職場です。全ての知識を最初から持つことは不可能でも、知識がない部分は周りの知識を借りて、組み合わせたものを知恵として活かすことで、やがて様々なことに挑戦することができます。各人のアイディアを活かし、たくさんのことに挑戦させてくれる上司です。


今後の目標

電力機器製品を私生活で目にする機会は少ないと思いますが、これまでの勉強や仕事で得た知識や知恵を活かして、生活の支えとなるような更なる貢献ができる仕事に携わることです。店頭や展示会で新製品や新技術を目にしたときに「こんなものが世の中にあったのか!」と驚くことがあるかと思います。その時の「こんな考え方があったのか!」「こんなものが欲しかった!」「これは便利になる!」と驚いたり、感動したり、感心したりする感覚を、製品を手に取ってくれた世界中の方々に味わってもらえるような製品の開発・設計を行いたいです。


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