最終更新日:2024/9/10

上尾中央医科グループ(AMG)[グループ募集]

業種

  • 医療機関
  • 福祉サービス
  • 不動産
  • 損害保険

基本情報

本社
埼玉県

取材情報

我が社自慢の制度・社風

経営やマネジメントのエキスパートも目指せる。意欲に応えるフィールドがあります!

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大規模グループならではの「多彩な育成制度」を徹底取材

医療を中心に150以上の施設を展開する同グループ。その本部を率いる総局長、そして組織横断的に活躍する統括課長、健康管理課課長の2名に、グループの研修・育成について、各経験談も含めて話を聞いた。

(写真左から)
■久保田 巧さん
一般社団法人 上尾中央医科グループ協議会 総局長
1992年入職

■大島 裕樹さん
医療法人社団哺育会 桜ヶ丘中央病院 事務長/ソーシャルワーカー
2007年入職

■松本 淳さん
医療法人社団哺育会 浅草病院 健康管理課 課長(所属長)
2009年入職

注目してほしい取り組みは?

「精力的に内容の充実を図っている育成システムに期待してください。自分の職種に必要なスキルを、気軽に勉強できる体制を整えています」(久保田さん)
「グループ内の病院にかかった際の医療費が還付される制度と、保養所です。国内のリゾート地に格安で宿泊できるので、家族でよく利用しています」(大島さん)
「グループで行う病院対抗運動会。優勝目指して取り組むなかでいろいろな職種の方と交流ができ、気分転換や仕事のモチベーションアップにもつながっています」(松本さん)

変革期にある医療業界。各職員の成長を促す制度の充実を図っています

国の医療制度改革が進み、一般の人が多くの情報を得られる時代になったことで民間企業と同様、医療団体にも「経営意識」が欠かせないものとなっている現在。そのなかにおいて、私たちは約30年前からいち早くグループ体制となり、設備投資、経費削減、症例研究、人的支援などあらゆる面で“スケールメリット”を生かした好調経営を続けています。

職員の育成に時間や費用を投資できるのも、こうした背景があってのことです。今年度は事業方針にも「先導」を掲げ、時代を切り開くパイオニアとして、さらに強い組織を作ることを目標としました。効率的な運営と持続可能な健全経営のため、ペーパーレスの推奨やデジタル化の推進を実施しております。また、選ばれる病院でありつづけるためには人財のマネジメントが不可欠だと考えております。毎年行う職員やりがい調査を活用した環境改善や、プレゼンテーションスキルの向上によるキャリア開発と育成を行うことを掲げています。働きやすく、積極的にチャレンジを行っていける職場環境づくりを目指しております。

また近年、私のプロジェクトとして、医療マネジメント職のための独自のeラーニング制度の確立に取り組みました。各職種別の研修を全て映像化・資料化し、育成システムを体系化。学びたい職員がいつでも学べる仕組みを作りました。これも2万人もの職員が活躍するグループだからこそできることで、法人内SEが開発・カスタマイズを熱心に行いました。現在、約200のコンテンツが出揃っています。

私たちは医療マネジメント職の活躍を期待します。有資格のスペシャリストであれば切磋琢磨しあって研鑽を積み、医療やそのサービスの質の向上を目指す。ゼネラリストは営業力やコミュニケーション力を生かし、それを地域の患者さんに届けていく。それぞれエキスパートの立ち位置になれば、大きな組織をマネジメントしていくことにもなります。

150以上の施設があるため、就けるポジションも豊富にありますし、組織横断的に活躍して経験値を磨けるよう現場と本部職の両方を担える「ハイブリッド制度」も採用しています。私自身、30代前半から管理をする役職に就いていますが、こちらのモチベーションに応えてくれる、十分な環境が当グループには整っています。安定した業界の中でも積極的にチャレンジしたい、そんな意欲を持った方にお会いできることを楽しみにしています。
(久保田さん)

多くの専門職種の仲間とともに自己研鑽ができるのが、グループの魅力

現在、事務職をまとめる病院管理の仕事やドクターの採用などに携わっています。グループには独自の事務職認定試験があり、私は医事課と総務の2科目で、最上位資格まで習得しています。昇格を目指したのは入職以来、周りの職員からも相談をいただく機会が多く、さまざまなトラブルに対応するなかで、「患者さんやご家族が利用しやすく、職員も働きやすい病院づくり」に興味を持ったからです。当法人は患者さんと向き合いながら着実にキャリアアップができる環境なので、意欲的で積極性のある方には、ぜひ挑戦していただきたいですね。同期の数も多く、悩んだときに相談できる環境もしっかり整えています。

そもそも私が医療福祉の道へ進もうと決めたのは、学生時代。級長という立場ながら、亡くなったクラスメイトの役に立てなかった後悔から、社会福祉士資格を取得し、スペシャリストとして入職しました。

以来、医療ソーシャルワーカーとして現場で患者さんのサポートをしておりました。入職4年目には通信で精神保健福祉士の資格も取得しました。近年は一人暮らしの高齢者や身寄りのない方がとても増えており、私たちが担うべき役割も年々大きくなっていると実感します。後輩相談員の育成業務も行なっている現在は、研修などを通じて、「患者さんが元の生活に戻れるよう支援する重要な役割だ」ということを繰り返し伝えていました。ソーシャルワーカーは病院で唯一の福祉職。重要な役割を担っていると感じながら働いてもらいたいですし、患者さんに寄り添う立場としてのやりがいには事欠かない仕事です。

私が感じる当グループで働く良さは、スペシャリストの仲間が大勢いる点です。切磋琢磨することが可能ですし、医療相談研究会などでは定期的に症例の報告・発表を行っており、日々の業務をしっかり振り返り、成果を残すことが自己研鑽につながっています。また7年前から本部からの要請で、県をまたいだ相談・連携の場も作っています。各施設で悩んでいて、「所属長に相談しづらい」「地理的に遠くて仲間と繋がれない」という職員がいたときに、電話やメールで気軽に相談できる場があればと感じたのがきっかけです。この取り組みは、グループ内の学会でも発表させてもらいましたが、「少しでも職員の働きやすさに寄与できれば」という思いで続けています。
(大島さん)

対外的な法人営業も。一つの現場に留まらない活躍ができる環境です!

理工学部で建築を学んでいた私が当法人に入職を決めたのは、学生時代、上尾中央病院に入院したのがきっかけです。「こんな仕事もあるのだな」と知るきっかけになり、またキャンパスにも健康診断の巡回バスが来ているのを見て、「健康管理」の仕事に興味をも持ちました。

入職後は希望していた健康管理課に入り、まずは4年間、病院内での健康診断業務の一連を担当。建造物など“モノ”と向き合っていた学生時代とは違い、患者さんや職員など“人”を相手にする仕事ですので、コミュニケーション力や接遇面、渉外力はかなり磨かれたと思います。5年目には主任職に就き、契約・請求などの重要業務も担うように。9年目に所属長となってからは、ドクターとの折衝や後輩の育成、勉強会の開催なども手掛けているほか、管理職として予防接種時期の内部調整など課をまたいだ業務も担当しています。

また現在は、企業に対しての「健康診断」の商品開発・売り込み営業にも注力しています。受診される方々にとって、ベストな診断とその環境を作ることが私の役目。該当企業の社員さまの傾向、注意すべき疾病などを加味しながら最適なプランを組み立て、それをお客さまに提案していくのです。

当グループには、継続的な成長を支えるさまざまな研修や制度が豊富にあります。個人的に毎年とても勉強になっているのが、グループで行うAMG学会・CMS学会です。検査技師や薬剤師など、普段は関わらない職種の方々の研究発表も見られますし、各病院の取り組みを知ることができ、実務につながる学びも得られています。

また業務改善を推進するための「ワークアウト大会」でも、多くの経験をさせてもらっています。20年近く行われている大々的な大会で、最優秀事例には奨励金も出るのですが、私自身もチームでの参加経験を経て、昨年はファシリテーター講師の立場も経験。事前研修も行い、プレゼンでの見せ方など、普段の業務ではなかなか得られないスキルを磨けましたし、大きな組織をまとめるという貴重な経験をすることができました。

このようにいろいろなスキルを磨きながら、より良い病院を作るための重要な仕事ができる法人です。私自身もそうでしたが、「どんな仕事をしようか」と悩んでいて、「人の役に立ち、サポートしたい」という気持ちがある方には、やりがいある仕事ができる環境だと思いますので、ぜひ検討してみてください。
(松本さん)

企業研究のポイント

医療・福祉業界と聞くと、「特殊で専門性の高い業界だから、自分には無理だろう」「専門資格を持っていないと働けない場所だ」と考える学生さんも少なくないと思います。

しかし、決してそんなことはありません。例えば当法人では、新卒の平均採用実績(総合職)は98%が一般・文系学部の出身。患者さんに直接対応する医療専門職の職員を支えながら、地域住民の皆さんにも貢献できる、やりがいある仕事です。

病院・施設のビジネスモデルは、民間企業で行われている販売戦略や経営戦略と何ら変わりはありません。例えばメーカーが「良い商品を作り、それを売り込み、購入いただく」のと同様、「良い施設を作り、その良さを地域住民の方に伝え、当施設を選んでご利用いただく」ために、私たちのような職員が大勢活躍しているのです。医療福祉業界はホスピタリティにあふれた温かい人が多い特徴はありますが、ほかの業界と何ら変わりがないことを、ぜひ知っていただければうれしいです。

「百聞は一見にしかず」。先入観で判断せず、ぜひ広い視野を持って企業の本質に触れ、皆さんが存分に活躍できるフィールドを探してみてください。そのためには人事担当者と積極的にコミュニケーションをとり、ウェブサイトや募集要項だけではわからない情報をキャッチしにいくことを強くお勧めします。

(AMG協議会 人事本部 採用戦略室 渡邊 有斗)

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「民間企業との共通点も多い職種なので、業界の先入観にとらわれず研究してみてほしいですね。本格的な感染症対策をしている業界なので、ご安心ください」(渡邊さん)

マイナビ編集部から

創設55年を超える上尾中央医科グループ。150を超える施設を有し、1,000名といった同期と切磋琢磨しあえる同法人のような環境は、医療・福祉業界においてもそう多くはない。今回、具体的に紹介できたのはほんの一部の内容であるが、この規模感だからこそ実現できる、特徴的な研修・育成制度があることが、理解できたのではないだろうか。グループ内での研究発表はもちろん、全国の多くの病院が加入している「全日本病院学会」などでの学会発表も、積極的に行っているとのこと。業界内でも、存在感を発揮している法人であることが伺えた。

近年はさまざまな業界でグループ化やホールディングス化が進んでいるが、その主なメリットは経営の効率化に加え、人材や情報資源を有効活用でき、企業価値を最大化できることにある。同法人も“質の高い医療・介護を永続的に提供できる体制”をつくるため、いち早くグループ化に踏み切っているが、その先見の明は、各地域で人気の高い施設を多数有しており、順調な経営を続けていることからも明らかだ。

経営、組織のマネジメント、広報、マーケティング、総務など一般企業に存在する職種のほぼ全てが存在する組織で、必要な専門スキルを継続的に磨いていける環境も十分。「医療・介護業界の中でも、幅広いやりがいや自身の成長の手応えを感じながら仕事がしたい」という人には、これ以上ないフィールドだと感じられた。

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昨年の選考はオンラインと対面のハイブリッドで実施し、採用計画は例年通りだという。多彩な研修・教育制度で、高いスキルを持った人材の育成を目指す。<写真はAMG学会>

会社概要に記載されている内容はマイナビ2025に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2026年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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