最終更新日:2025/4/4

上尾中央医科グループ(AMG)[グループ募集]

  • 正社員

業種

  • 医療機関
  • 福祉サービス
  • 不動産
  • 損害保険

基本情報

本社
埼玉県

取材情報

研修・教育について伝えたい

経営やマネジメントのエキスパートも目指せる。意欲に応えるフィールドがあります!

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大規模グループならではの「多彩な育成制度」を徹底取材

医療福祉を中心に150以上の施設を展開する同グループ。その本部を率いる総局長、病院 事務長、健康管理課の2名に、グループの研修・育成について、各経験談も含めて話を聞いた。

(写真左から)
■久保田 巧さん
AMG協議会 総局長
1992年入職

■大島 裕樹さん
横浜鶴見リハビリテーション病院 事務長(社会福祉士・精神保健福祉士)
2007年入職

■松本 淳さん
上尾中央総合病院 健康管理課 課長(所属長)
2009年入職

注目してほしい取り組みは?

「精力的に内容の充実を図っている育成システムに期待してください。自分の職種に必要なスキルを、気軽に勉強できる体制を整えています」(久保田さん)
「グループ内の病院にかかった際の医療費が還付される制度と、保養所です。国内のリゾート地に格安で宿泊できるので、家族でよく利用しています」(大島さん)
「グループで行う病院対抗運動会。優勝目指して取り組むなかでいろいろな職種の方と交流ができ、気分転換や仕事のモチベーションアップにもつながっています」(松本さん)

変革期にある医療業界。各職員の成長を促す制度の充実を図っています

国の医療制度改革が進み、一般の人が多くの情報を得られる時代になったことで民間企業と同様、医療団体にも「経営意識」が欠かせないものとなっている現在。そのなかにおいて、私たちは約30年前からいち早くグループ体制となり、設備投資、経費削減、症例研究、人的支援などあらゆる面で“スケールメリット”を生かした好調経営を続けています。

職員の育成に時間や費用を投資できるのも、こうした背景があってのことです。今年度は事業方針にも「先導」を掲げ、職員のテクニカル・ヒューマンスキルの両方を強化することで、さらに強い組織を作ることを目標としました。選ばれる病院でありつづけるためには、何より人財の成長が不可欠だと考えたためです。特に、「リーダーシップ育成」と「初期研修プログラム」の充実を図り「専門資格取得支援・研究発表の推奨」を行うことを掲げています。いずれも若いうちから仕事の意義を感じ、積極的にチャレンジを行っていける環境づくりを目指すものです。

また私の最近のプロジェクトとして、医療マネジメント職のための独自のeラーニング制度の確立に取り組みました。各職種別の研修を全て映像化・資料化し、育成システムを体系化。学びたい職員がいつでも学べる仕組みを作りました。これも2万人もの職員が活躍するグループだからこそできることで、法人内SEが開発・カスタマイズを熱心につづけています。現在、150以上の動画コンテンツが出揃っており、今尚、増え続けています。

私たちは医療マネジメント職の活躍を期待します。有資格のスペシャリストであれば切磋琢磨しあって研鑽を積み、医療やそのサービスの質の向上を目指す。ゼネラリストは営業力やコミュニケーション力を生かし、それを地域の患者さんに届けていく。それぞれエキスパートの立ち位置になれば、大きな組織をマネジメントしていくことにもなります。

150以上の施設があるため、就けるポジションも豊富にありますし、組織横断的に活躍して経験値を磨けるよう現場と本部職の両方を担える「ハイブリッド制度」も採用しています。私自身、30代前半から管理をする役職に就いていますが、こちらのモチベーションに応えてくれる、十分な環境が当グループには整っています。安定した業界の中でも積極的にチャレンジしたい、そんな意欲を持った方にお会いできることを楽しみにしています。
(久保田さん)

多くの専門職種の仲間とともに自己研鑽ができるのが、グループの魅力

私が福祉の道へ進もうと決めたのは、学生時代。級長という立場ながら、亡くなったクラスメイトの役に立てなかった後悔から、社会福祉士資格を取得し、スペシャリストとして入職しました。

以来、医療ソーシャルワーカーとして現場で患者さんのサポートをしています。入職4年目には通信で精神保健福祉士の資格も取得しました。近年は一人暮らしの高齢者や身寄りのない方がとても増えており、私たちが担うべき役割も年々大きくなっていると実感します。後輩相談員の育成業務も行なっていた頃、研修などを通じて、「患者さんが元の生活に戻れるよう支援する重要な役割だ」ということを繰り返し伝えていました。ソーシャルワーカーは病院で唯一の福祉職。重要な役割を担っていると感じながら働いてもらいたいですし、患者さんに寄り添う立場としてのやりがいには事欠かない仕事です。

私が感じる当グループで働く良さは、スペシャリストの仲間が大勢いる点です。切磋琢磨することが可能ですし、医療相談研究会などでは定期的に症例の報告・発表を行っており、日々の業務をしっかり振り返り、成果を残すことが自己研鑽につながっています。また7年前から本部からの要請で、県をまたいだ相談・連携の場も作っています。各施設で悩んでいて、「所属長に相談しづらい」「地理的に遠くて仲間と繋がれない」という職員がいたときに、電話やメールで気軽に相談できる場があればと感じたのがきっかけです。この取り組みは、グループ内の学会でも発表させてもらいましたが、「少しでも職員の働きやすさに寄与できれば」という思いで続けています。

また並行して、事務職をまとめる病院管理の仕事やドクターの採用などにも携わっています。グループには独自の事務職認定試験があり、私は医事課と総務の2科目で、最上位資格まで習得しています。昇格を目指したのは入職以来、周りの職員からも相談をいただく機会が多く、さまざまなトラブルに対応するなかで、「患者さんやご家族が利用しやすく、職員も働きやすい病院づくり」に興味を持ったからです。当法人は患者さんと向き合いながら着実にキャリアアップができる環境なので、意欲的で積極性のある方には、ぜひ挑戦していただきたいですね。同期の数も多く、悩んだときに相談できる環境もしっかり整えています。
(大島さん)

対外的な法人営業も。一つの現場に留まらない活躍ができる環境です!

理工学部で建築を学んでいた私が当法人に入職を決めたのは、学生時代、上尾中央病院に入院したのがきっかけです。「こんな仕事もあるのだな」と知るきっかけになり、またキャンパスにも健康診断の巡回バスが来ているのを見て、「健康管理」の仕事に興味をも持ちました。

入職後は希望していた健康管理課に入り、まずは4年間、病院内での健康診断業務の一連を担当。建造物など“モノ”と向き合っていた学生時代とは違い、患者さんや職員など“人”を相手にする仕事ですので、コミュニケーション力や接遇面、渉外力はかなり磨かれたと思います。5年目には主任職に就き、契約・請求などの重要業務も担うように。9年目に所属長となってからは、ドクターとの折衝や後輩の育成、勉強会の開催なども手掛けているほか、管理職として予防接種時期の内部調整など課をまたいだ業務も担当しています。

また現在は、企業に対しての「健康診断」の商品開発・売り込み営業にも注力しています。受診される方々にとって、ベストな診断とその環境を作ることが私の役目。該当企業の社員さまの傾向、注意すべき疾病などを加味しながら最適なプランを組み立て、それをお客さまに提案していくのです。

当グループには、継続的な成長を支えるさまざまな研修や制度が豊富にあります。個人的に毎年とても勉強になっているのが、グループで行うAMG学会・CMS学会です。検査技師や薬剤師など、普段は関わらない職種の方々の研究発表も見られますし、各病院の取り組みを知ることができ、実務につながる学びも得られています。

また業務改善を推進するための「ワークアウト大会」でも、多くの経験をさせてもらっています。20年近く行われている大々的な大会で、最優秀事例には奨励金も出るのですが、私自身もチームでの参加経験を経て、過去にファシリテーター講師の立場も経験。事前研修も行い、プレゼンでの見せ方など、普段の業務ではなかなか得られないスキルを磨けましたし、大きな組織をまとめるという貴重な経験をすることができました。

このようにいろいろなスキルを磨きながら、より良い病院を作るための重要な仕事ができる法人です。私自身もそうでしたが、「どんな仕事をしようか」と悩んでいて、「人の役に立ち、サポートしたい」という気持ちがある方には、やりがいある仕事ができる環境だと思いますので、ぜひ検討してみてください。
(松本さん)

人事担当者からのメッセージ

総勢2万人の組織ならではのスケールメリットを生かし、時代に応じた積極的な病院経営を続けているAMGグループ。人事を担当する私から皆さんにお伝えしたいのは、より良い病院施設を維持しつづけるためには「良い経営」が不可欠であり、そのためのビジネスモデルや経営戦略、販売戦略などは民間の企業と何ら変わらない、という点です。

医療福祉業界はドクターやナースが活躍し、専門スキルを持った人だけが働く場所に見えるかもしれません。しかし実際に入ってみれば、コメディカルの方々以外の職員も大いに貢献できるフィールドがあることは、私自身の経験からも、胸を張ってお伝えすることができます。そしてホスピタリティにあふれた温かい人が多く、共鳴共感しあいながら働けるのは、やはりこの業界ならではの魅力だとも感じます。

医療系以外の学部からこの業界に入り、成長していける教育制度も非常に充実しているため、文系出身の職員も大勢活躍しています。事務総合職には大きく5つの分野があり、入職後は基本的には1つの職種を極めていく職員が多いですが、課の移動も可能ですしグループ共通の認定試験制度のもと、意欲に応じて確実に昇格していくことができます。組織横断的な活躍もできるため「より良い病院づくりに、チャレンジ精神を持って挑みたい」という方にとっては、これ以上ないフィールドと言えるでしょう。

(AMG協議会・人事本部 採用戦略室 渡邊有斗)

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大規模グループならではの充実した教育制度と多種多様な活躍フィールドがあるため、選考は人物・ポテンシャル重視。逆境を乗り越えた経験などもお聞きしてみたいですね。

マイナビ編集部から

創設60年を超える上尾中央医科グループ。150を超える施設を有し、1,000名を超える同期と切磋琢磨しあえる同法人のような環境は、医療・福祉業界においてもそう多くはない。今回、具体的に紹介できたのはほんの一部の内容であるが、この規模感だからこそ実現できる、特徴的な研修・育成制度があることが、理解できたのではないだろうか。グループ内での研究発表はもちろん、全国の多くの病院が加入している「全日本病院学会」などでの学会発表も、積極的に行っているとのこと。業界内でも、存在感を発揮している法人であることが伺えた。

近年はさまざまな業界でグループ化やホールディングス化が進んでいるが、その主なメリットは経営の効率化に加え、人材や情報資源を有効活用でき、企業価値を最大化できることにある。同法人も“質の高い医療・介護を永続的に提供できる体制”をつくるため、いち早くグループ化に踏み切っているが、その先見の明は、各地域で人気の高い施設を多数有しており、順調な経営を続けていることからも明らかだ。

経営、組織のマネジメント、広報、マーケティング、総務など一般企業に存在する職種のほぼ全てが存在する組織で、必要な専門スキルを継続的に磨いていける環境も十分。「医療・介護業界の中でも、幅広いやりがいや自身の成長の手応えを感じながら仕事がしたい」という人には、これ以上ないフィールドだと感じられた。

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コロナ禍の選考は一部オンラインで実施したものの、採用計画は例年通りだという。多彩な研修・教育制度で、高いスキルを持った人材の育成を目指す。<写真はAMG学会>
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