【井上社長】
利益や業績、給与額など数字で見える情報だけでその企業を判断するのではなく、インターンシップや会社見学などで直接足を運ぶことが大切です。なぜなら、現地に行くことで社内の「活気」を感じ取ることができるからです。社員の表情、元気の良さといった数字には表れない、会社訪問をしたからこそ得られる情報を企業研究の判断材料に取り入れてほしいと思います。
【大久保さん】
インターネットなどで簡単に企業の情報を入手できるからこそ、情報が多すぎて逆に迷ってしまうという落とし穴にはまりがちです。企業研究を始める前に、自分の譲れない軸を定めてみましょう。また、「最終的には自分で決めなきゃいけないんだ」という意識をもつことで、真剣に取り組むことができると思います。
【山下さん】
仕事内容に応じて求められる知識や技術は入社後に学べるものです。専門性をもっているか、仕事にリンクしそうな学部で学んでいるかという観点ではなく、自分の長所を生かせる企業なのかを軸にして、最初から業界を絞らずに企業研究を進めるというのも一つの方法だと思います。皆さんがご自身に合った企業に出会えるよう、応援しております。