最終更新日:2025/6/11

クミアイ化学工業(株)【東証プライム市場上場】

  • 正社員
  • 既卒可
  • 上場企業

業種

  • 化学
  • 薬品
  • 農林・水産
  • 商社(食品・農林・水産)
  • 商社(化学・石油・ガス・電気)

基本情報

本社
東京都
PHOTO
  • 10年目以内
  • 化学系
  • 技術・研究系

クミカに入社して

  • N.S.
  • 2018年入社
  • 筑波大学大学院
  • 数理物質科学研究科 化学専攻
  • 化学研究所 プロセス化学研究センター
  • プロセス開発 (有機合成)

就職活動について

選考を受けた主な業界
  • 農林・水産
  • 化学・石油
  • 薬品・化粧品
  • プラント・エンジニアリング・環境
  • 官公庁・公社・団体

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 多くの人と接する仕事
  • 最先端技術に触れる仕事
  • 研究をメインにする仕事
現在の仕事
  • 部署名化学研究所 プロセス化学研究センター

  • 勤務地静岡県

  • 仕事内容プロセス開発 (有機合成)

1日のスケジュール
8:30~

始業開始 (±1時間の時差出勤が任意で可能)。
部署内でショートミーティングを毎朝10-30分程度行う (他の業務がひっ迫している場合は不参加も可)。
基本的に、月曜には今週の実験概要を共有、火曜日以降は曜日ごとに持ち回りで、週報を発表し、ディスカッションする。

9:00~

実務開始。
安全に、品質・収率良く、スケジュール通りに、をコンセプトとした研究開発業務。
昨日の実験の分析・解析をしたり、新たな実験をしたり、その他データ解析、資料作成、会議等様々。
基本的には新たな実験を行い、担当する反応の全容理解に励む。

12:00~

昼食。
社内の仕出し弁当や、近隣の店舗・コンビニ・パン屋などで食事。
新化学研究所は開放的な雰囲気であり、雑談も多人数でできるが、個別に食事してネットを見てたり、昼寝したりと様々。

13:00~

午後の業務開始。
午前中の実験を引き継いで行ったり、分析・解析を行う。
温度、濃度、時間等を厳密に管理して実験を行うこと殆どで、またスケールも大きめなため、実験点数は多くはない。しかし、分析・解析は適宜詳細に行うことが求められる。
一方、幅広く反応条件の検討を行いたい場合は、実験点数を増やし、ラフに実験を行う (≒スクリーニング)こともある。

17:10~

定時、帰宅 (±1時間の帰宅が時差出勤により任意で可能)
基本的に定時で帰れるように努め、1時間を超える残業者は少数。
日中効率的に作業を行い、私生活とのオン/オフを切り替えている人が多い。

18:00~

飲み会に出席。
清水・静岡は漁港が近いおかげか、海鮮ネタが安価でおいしい。
また、おいしい日本酒蔵元やビール醸造所も多く、お酒とツマミには困らない。
店舗が沢山あるので、開拓するのも楽しい。
(静岡県民の県民性として、飲み会の開催が得意な特徴がある、と本で読んだことがあります笑)

18:00~

夜釣り等で趣味に興じる (早朝・出社前にやる場合も多い)。
清水・三保・久能などで、タチウオ、ブリ、ヒラメ、マゴチ、サワラ、スズキ、クロダイ、アジ、ハゼ、オオモンハタ等(カサゴの仲間)などを狙う。
役職・年齢問わず、釣り好きは多め。
たまには日本のどこかの島に遠征もしてます。

現在の仕事内容と入社して感じたこと

有機合成化学を基盤としたプロセス開発を行っています。安全に、品質・収率良く、スケジュール通りに作ることを意識しながら仕事しています。
有機合成に関する知見はどこでも活きて、今まで大学・大学院で学んだことは全く無駄になりませんでした。一方で、反応を研究室から実機へスケールアップするために必要な専門知識は、知らないことだらけ。何らかの操作も設備も、スケールによってダイナミックに変わります。分かりやすく違うのは、温度域を保つための熱管理。実験室ではものの数分で済む操作が、実機では加熱・冷却といった徐熱が追い付かず数十時間も操作に時間がかかってしまい、そうすると目的物が分解するなどの問題が生じたりします。
そんな中でも、データがコツコツ積み重ねて、ようやく化合物を大量生産できます。自分の手掛けた化合物がモノとして得られたときは、本当に感慨深いものでした。
また研究職ながらも、人と多く話す=他・多部署と綿密に調整しながら仕事をします。プロセス開発は、製造、管理、開発、企画、営業、経営など多くの人と共に行われているんだと実感しながらも、分野を超えて詳細を伝えることの難しさとやりがいを感じています。


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