クミアイ化学工業(株)【東証プライム市場上場】

始業
メールのチェックとその日に行う実験計画の確認を行ったのち、実験を仕込み始めます。
有機合成の実験では、反応が完結するまでに時間がかかることが多いため、仕込みは朝一で取り掛かり、その後前日仕込んだ反応の処理などを行います。

粗生成物の精製、解析
前日に仕込んだ反応を処理し、精製を行います。
また、化合物の精製は主にオープンカラムを用いますが、処理する数により自動精製装置を用いるなど、効率のよい作業を目指します。
精製した化合物について、NMRやGCMSなどの分析機器を用いて解析を行います。

昼食
自炊した弁当を持参してます。
また、社内で弁当を注文することもでき、1食410円と非常に安いため、気分によって変えております。
広いカフェテリアがあるため、先輩方と談笑して過ごしております。

反応の後処理
朝仕込んだ反応を確認し、完結していれば後処理を行います。
確認は主にTLC、GC、GCMSを用います。
合成した化合物は、他部署にて製剤化され、生物化学研究所に送られます。

次の日に向けて反応の仕込み
終夜反応に向けて、実験を仕込んでいきます。
安全性を第一に考えて、室温でできる反応のみを行っています。

デスクワーク
本日行った実験の片づけや電子実験ノートの整理を行います。
また、次の日に仕込む反応のために、反応条件の調査を行い、実験計画を立てていきます。

終業
実験やデスクワークが残っている場合は継続して行います。
終業後は先輩とともに海へ釣りに出かけています。会社に入るまでは素人でしたが、釣りを趣味にされている先輩も多く、研究所から砂浜まで近いこともあり、気軽に釣りを始めることができました。
今では毎週海に通っています。