最終更新日:2025/5/8

(株)アイネット【東証プライム上場】

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仕事・キャリアパスについて伝えたい

ITのプロフェッショナルへの階段を、真っすぐに上りつづける若手社員たち

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営業とSE。それぞれが描くキャリアプラン

多様な人材が活躍するアイネット。2人の先輩たちがどのような形でキャリアを築き、どんな未来を描こうとしているのか。それぞれの仕事内容に迫ってみた。

S.Uさん/営業
DC本部 データセンター事業部
経済学部経営学科卒/2015年入社

N.Sさん/インフラエンジニア
ITMS本部 ITソリューション事業部
大学院理工学研究科修了/2019年入社

先輩のオフタイム

S.Uさんは夫婦でゴルフを楽しんでおり、互いの家族や共通の知人とラウンドに出かける休日を過ごしている。旅行でも最終目的地はゴルフ場ということも多いそうだ。
N.Sさんは友人とカフェに出かけておしゃべりする時間を大切にしている。大学ではパラグライダー部に所属して大空を舞っていたそうだ。

【S.Uさん】多くの人の支えを受けて、一歩ずつ成長できた自分がいる

企業研究を始めた頃はITのみならず、人材やメーカー、小売業などを幅広く見ていました。最終的にITがいいと思ったのは、業種業界を問わず多様な企業とつながりが持てる業種だから。なかでも当社は話がしやすい温かな社員がそろっており、長く安心して働きつづけられると入社を決めました。

当社は自社でデータセンターを保有しており、企業・団体にデータセンターサービスやクラウドサービスなどを提供しています。私は入社以来、営業としてお客さまにデータセンターを使ったサービスの提案を手掛けてきました。技術面に関しては知らないことばかりでしたが、社内のエンジニアに質問しやすい環境があり心強かったです。また、お客さまとの対話も正直、苦手意識もあったのですが、先輩にロールプレイングで指導してもらうことで、少しずつ視野が広がっていきました。

1年目の頃はクラウドで提供するアプリケーションの販売から入ました。段階的に扱う商品の難易度が上がっていき、データセンターやクラウドの仮想サーバー(Iaas)は3年目頃から販売するようになりました。最初は距離感があっても、地道にお客さまと確かな関係を築いていけば、いつしか困ったときに真っ先に相談を持ち掛けてくださるようになるもの。相談されたことをかなえるために対策を講じて、感謝の言葉をかけられる瞬間が何よりの喜びとなっています。

当社の場合、クラウドサービスの基盤を同業他社にOEM提供する事業も営んでいます。求められた仕様の基盤を作った上で、それを仮想サーバとして同業他社に貸し出し、エンドユーザーに利用してもらうのがそのビジネスモデル。私の担当で最も大規模な取り引きをしている顧客も、まさに同業他社です。エンジニアと連携して基盤の運用やメンテナンスを行うとともに、サービスをいかに販売するのか、その支援なども手掛けるなど、キャリアを積んだ今は厚みのある仕事ができるようになっています。

部署内には継続して若い社員が入ってきていますので、私よりも年下のメンバーも多くなりました。最近は主任という立場に昇格し、より責任をもって後輩たちの成長の支援、働きやすい環境づくりに注力していかねばならないと気を引き締めています。ちなみに営業にも子育てをしながら頑張っている女性の先輩がいますので、私自身のライフイベントの変化があっても柔軟に働きつづけられる点に安心感を覚えています。

【N.Sさん】ITインフラの専門家として、大きく視野が広がっていく

大学院では気象学について専攻していたのですが、研究で使うサーバの管理をした経験からITに興味を抱くようになり、企業研究ではITインフラに強みを持つ企業を探していました。そのなかで出会ったのが、自社で独自にデータセンターを所有しているアイネットです。説明会を通して若手社員が楽しそうに仕事をしている様子が見て取れたこと、研修を通して基礎からじっくりと学べる環境が整っていることに安心感を覚えて、ここで頑張っていくことにしました。

以来、データセンターに関わるシステムまわりのインフラエンジニアとして経験を重ねてきました。配属当初は複数のシステムで共通して使用しているデータ連携用ミドルウェアの設定作業に携わりましたが、大学で使用していたLinuxOSのコマンドはそのまま応用できた反面、新しく覚えるべき要素は文字どおり山積みの状態でした。なかでも経験のなかったWindowsサーバの設定を覚えるのが大変でしたが、上司や先輩のサポートを受けながら一歩ずつ成長を遂げることができました。

自分の中で転機となったのは、3年目頃にスタートした複数台の大型システム更改の案件でした。見積もりから構築までを1年半かけて行ったのですが、サーバー構築を行う担当者は上司と私でした。また作業は基本的に私が担っており、周りからのフォローがありつつも非常に忙しい日々を送ることになりました。優先度の高い作業を先に終わらせないと後の工程が詰まってしまうので、計画的に仕事を進めていく力が身に付いたとともに、自分自身がかなり鍛えられた案件となりました。

直近では運用中のITインフラの障害監視、サーバのバージョンアップなど、実にさまざまな案件に取り組んでいます。今なお、頑張って設定をしたのにうまくいかないという壁に繰り返しぶつかっていますが、昔は先輩に頼って解決していたのが、最近は一人で何とか乗り越えられるようになっており、多少なりとも成長を遂げた自分を感じています。

まだまだ足りないことのほうが多いので、知識や経験を重ねてより高いレベルで仕事ができるようになりたいですね。いずれは周囲から“この分野ならば聞いてみよう”という専門性を身に付けたいと思っています。そのためにもまずはLinux関連の資格を取って自分を高めていくつもりです。

学生の方へメッセージ

将来の仕事として“やりたいことがない”と悩む学生は少なくないでしょう。そんなときは業種業界をこだわらず、幅広いジャンルの企業に訪問してみましょう。どんな人がどんなふうに働いているのかを実際に見れば、自然と自分の将来に対してのイメージが膨らむと思います。そんな時間の繰り返しを通して、自分らしく働ける場と出会ってください。(S.Uさん)

企業研究をしていたときに感じたのは、その会社が何をしているのか、しっかりと把握するのが大事だということ。面接で“自分は何ができるのか”を話すとき、具体的なことを土台に答えることで、面接官への説得力も高まるはずです。もし当社を目指すのであれば、積極性を持ち合わせている人を特に歓迎します。若手社員はメイン業務のほかに多様な仕事を受け持つので、積極的に何でも手を挙げて自分を高めることを心掛けてください。(N.Sさん)

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新卒は例年、50名前後が入社している。同期が机を並べて学ぶ時間が長いため、配属後もお互いに疑問点などを教え合い、支え合いながら成長していくことができる。

マイナビ編集部から

創業50年以上の歴史を誇るアイネットは、DXやクラウド、FinTech、IoT、宇宙、データサイエンスなど、ITの中でも最先端領域に位置付けられる技術を数多く形にしてきた企業である。メーカーや親会社の縛りを受けない独立系IT企業だけに、自由自在に技術を組み合わせながら、お客さまにとって最適な解決策が提示できるのが大きな武器となっている。また、自社でデータセンターを有しているため、システム開発のみならず、ITインフラを活用した情報処理サービスで成果を収めている点も差別化につながっている。

経営基盤も盤石で、安定した環境のもとで新人を着実に育成する体制を整えており、新人研修のほか、社内インターンや資格取得の補助などを通して成長を促している。また、子育てをしながらエンジニアや営業として活躍できるように、出産・育児休暇や時短勤務などの各種制度も整備済み。和気あいあいとした空気の中で社員同士が笑顔でつながっている会社だから、肩ひじを張ることなく働けることだろう。長い目線でのびのびと自分を高めていける会社である。

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アイネットでは現在、ハイスペックなセキュリティ機能を網羅した独自センターを4棟運営している。
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