最終更新日:2025/4/14

(株)アレフ

  • 正社員

業種

  • 外食・レストラン
  • 食品
  • 商社(食品・農林・水産)
  • 農林・水産
  • 専門店(食品・日用品)

基本情報

本社
北海道

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

多くの人と連携しながら、当社自慢の「食」を届けています!

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「安心して成長できる環境がある」若手社員インタビュー

ハンバーグレストラン『びっくりドンキー』を中心に、さまざまな食の事業を手掛けるアレフ。同社の店舗や工場で活躍する若手社員に、入社後の成長の過程、同社の風土、今後の目標などについて語ってもらいました。

◆Y.I.さん(写真中央)
店舗運営部 北海道・東北ゾーン
びっくりドンキー トレーナー
2023年入社/理学部卒

◆K.N.さん(写真左)
生産物流本部 北海道工場 トレーナー
2023年入社/食と健康学類卒

◆A.I.さん(写真右)
店舗運営部 北海道・東北ゾーン
びっくりドンキー トレーナー
2023年入社/デザイン学部卒

若手先輩社員の一日

「普段はホールキッチンのオペレーションをしながら、お客様対応に入っています。休日はスノボに熱中しており、ゲレンデが空いている平日に休むことも多いです」(Y.I.さん)
「早朝の勤務が多いですが、時間帯が固定なのですぐに慣れました。連休を作りやすいので、退勤後そのまま旅行に出掛けるなどして楽しんでいます」(K.N.さん)
「現在の店舗は締め作業をパートナーさんが担ってくださるので、閉店時間より早い時間帯に帰れています。オフは好きな絵を描くなど、ゆっくり過ごしています」(A.I.さん)

問題解決の視点を活かし、食品ロスの改善にも貢献したい/Y.I.さん

就職活動では、札幌に拠点がある食品関係の会社を中心に探していました。当社に決めたのは、いきいきと楽しそうに働いている先輩社員たちの様子を見て、一緒に働きたいと思えたことが理由です。アルバイトで接客経験もあったことから、店舗の仕事を希望しました。

びっくりドンキーの店舗では、店内をいくつかのポジションに分けて業務を分担しており、1年目はまずパートナースタッフに教わりながら、各ポジションの業務の理解に努めました。当初は丁寧な接客とスピードの両立が難しいと思うこともありましたが、次第に効率良く動けるようになっていきました。

また、当社の理念には「損得よりも善悪が先」といった言葉がありますが、対応で迷ったときはこの言葉を思い出し、お客様に人として寄り添う姿勢を優先しています。「前に経験したことがある」という場面が増えていくに伴い、対応もスムーズにできるようになりました。

2年目に現在の店舗に配属されてからは、新入社員という意識が抜け、責任意識が強くなったように思います。店舗では60名近いパートナースタッフを3~4名の社員でマネジメントしており、育成や採用にも関わり始めています。経験が浅い学生スタッフが増えるディナーの時間帯などはオペレーションが難しい分、うまく回せたときの達成感が大きいですね。

採用のやりがいも感じています。自分が進言して採用となったスタッフがどんどん成長し、「仕事が楽しい」と言いながら元気に働いている姿を見ることができた際は、とても嬉しかったです。時には厳しいことを言わなければならない場面もありますが、やる気を削いでしまうと元も子もないので、できるだけ褒めて育てる教育を実践しています。店長がとても褒め上手・聞き上手な方なので、普段から背中を見て学ばせてもらっています。

原価や利益計算などの業務も少しずつ教わっており、先日はロスが多い自動発注の食材について「手動で調整を入れられるように、毎日の基準値を設けてはどうか」と提案をしました。意見を採用していただき、実際にロスを減らすことができたのが嬉しかったです。

将来は商品開発の仕事に興味を持っていますが、まずは数年以内の目標として、店長への昇格を目指しています。そのためにも、パートナースタッフとの信頼関係をより強固にできるよう、コミュニケーションスキルを日々磨いていきたいです。

幅広い知識を身に付けられる、食品工場の面白さを実感!/K.N.さん

学生時代は食品科学を勉強し、就職活動でも食品系の会社を広く検討しました。当社に決めたのは、面接で「自分をしっかり見てくれている」と感じられたのが理由です。食材に近い仕事がしたいという思いから工場配属を希望しました。

私が配属となった北海道工場は、ミート、ソース、配送、大豆ハンバーグ、お菓子など多くの製造ラインを備えている工場です。入社後は半年間ずつミート、ソース、配送のラインに入り、作業手順の理解を深めました。最初の頃は作業スピードが遅いことが課題でしたが、長年スポーツで培ったコツコツと努力をする姿勢を活かしながら地道に取り組む中で、次第にスムーズに作業ができるようになっていきました。

工場には幅広い世代のパートナースタッフがいますが、職場になじむ上での苦労はなかったです。困っていたら助けてあげよう、という心の温かい方ばかりで、年齢が離れた方とも垣根なくコミュニケーションを取れています。作業量は毎日異なり、大量に製造する忙しい日もありますが、チームで協力し合って時間通りに作業を終えられたときには、達成感を味わえますね。

最近はミートラインをメインで担当していますが、自分の作業で精一杯だった頃とは異なり、周囲の状況を気に掛けながら動けるようになりました。経験が浅いスタッフの所にこまめに様子を見に行ったり、工程が詰まりそうな場所を予想して助けに行ったりと、できるだけ広い視野を持って動いています。そうした姿を見て、ライン長も「成長したね」と褒めてくださいます。

最近は発注業務のほか、新しく入るスタッフの育成にも少しずつ携わっています。ライン長からは「人によって伝え方を変えるといい」と助言をいただいており、自分なりに工夫しているつもりですが、「もっと噛み砕いて一から伝えてあげたほうが良かった」と反省することもあり、伝えるスキルを磨くことは成長課題の一つです。

まずは先輩たちの助けになれるような働きができるようになり、数年後にはライン長にステップアップすることが目標です。電気設備のメンテナンス方法を学べる工場内研修や、他工場とオンラインでつないでの研修も受けており、さまざまな分野に詳しくなっていきたいですね。いずれは、北海道外の工場でも経験を積んでみたいと思っています。

お客様やスタッフなど、さまざまな人と交流ができる店舗の楽しさを実感/A.I.さん

学生時代はデザインを専攻し、インターンシップでもデザイン系の会社に参加しました。しかし「PCに黙々と向き合う仕事より、人と話したり体を動かしたりする仕事のほうが自分には合う」と気付き、志望業界を変更することに。さまざまな企業を見た中で、学生の話を親身に聞いてくださり、職場に対して良いイメージを持てた当社への入社を決めました。

接客はアルバイトで経験がありましたが、新入社員時代は「社員として早く一人前にならないと」という思いが強かったです。パートナースタッフの方々が親身に教えてくださったおかげで、スムーズに業務を習得できたように思います。2年目になる頃には、周りの状況を見渡しながら仕事ができるようになりました。

スムーズにお店が回るような体制を柔軟に考え、作っていくことが社員の役割なので、流れが詰まっている場所があればフォローに入ったり、時にはポジション変更なども指示したりしながら、その時々の状況を見て臨機応変に対応しています。スタッフに欠員が出た日は、一人分のポジションを埋めるため、全員で協力し合ってお店を回します。「パートナーさんの力を借りてお店を回せている」という気持ちはいつも心に留めていますね。日頃の感謝もあり、業務に関する相談や要望があったときには、できる限りの改善策を探るようにしています。

自分の判断が正しいか迷うときは、上司や先輩に相談しています。疑問はできるだけその日のうちに解消するようにしており、いつも的確なアドバイスをいただいています。日々の対応については、店舗運営の細かいマニュアルを参考にしていますが、パートナースタッフに質問されたときにすぐに答えられない場面はまだまだ少なからずあります。一度経験した事象については迅速に対応できるよう、知識と経験を積み重ねていきたいですね。

お客様の反応を直接見られることや、「おいしかった」「ありがとう」といった声を掛けていただけることが、毎日のやりがいです。お店の仕事がとても楽しいので、今後もできるだけ現場に近い仕事を担っていくことが目標です。スタッフやお客様など毎日多くの人と関わる仕事なので、初対面の人との交流を楽しめる人や体を動かして働きたい人には、店舗の仕事が向いていると思います。

学生の方へメッセージ

当社はとても研修が充実している会社だと思います。最初の内定者会では、名所の観光を楽しむなど全国の同期と交流を深めました。入社後も宿泊研修や各地の店舗をつないでのオンライン研修があり、段階的に必要な知識を学べます。「18ヶ月フォロー研修」では久々に全国の同期と顔を合わせ、小樽のビール醸造所を訪問するなどの機会がありました。お互いの現状や悩みを共有することができ、とても励みになりましたね。
(Y.I.さん)

工場の仕事はなかなかイメージが湧かないと思うので、興味がある人は機会を見つけて工場見学をしておくのがおすすめです。私はまだ北海道工場しか経験がありませんが、当社の工場で働く魅力は、多くの先輩社員とコミュニケーションを取れることだと思います。パートナースタッフも大勢いますが、社員も15名ほど在籍しており、経験豊富な先輩たちから、さまざまなジャンルの知識を日々教えてもらっています。
(K.N.さん)

当社には全店共通の教育カリキュラムが整っているので、「次に何を教えてもらえるのか」を自分でもきちんと理解しながら、段階的にスキルアップに取り組める環境があります。配属後は各店舗や工場に分かれていきますし、一つの店舗に常駐する社員は数名程度ですが、「同期と同じことを教わっている」という安心感を持ちながら成長ができると思います。
(A.I.さん)

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同社の店舗は一日中客足が絶えない人気店も多い。「味はもちろん、安心安全にもこだわったメニューを提供しているので、自信を持ってお客様に提供できています」とのこと。

マイナビ編集部から

創業から57年という長い歴史を持つアレフ。2023年度には過去最高の売上高に達するなど、変化の激しい外食産業の中でも安定的な成長を続けている。

メイン事業である「びっくりドンキー」の名前は、お客様を楽しませたい、ワクワクさせたい、という創業者の思いから名付けられたという。その根底にあるのは、食産業の担い手としての矜持。お客様に喜ばれる良いものを提供したい、という思いが非常に強い企業だと感じた。企業理念にある「よりよい品をより安く大衆の側に立つ」「お客様、我々、全ての幸福を目的とするが、お客様あっての我々という姿勢を守る」といったメッセージからも、同社が大切にしているものを汲み取ってほしい。

社員たちは総合職として入社後、それぞれの適性を見出しながらキャリアを築いていく。今回取材した若手社員たちからも、既にその片鱗がうかがえた。

問題解決の目線を持って「お店をより良くする」ことに励んでいるY.I.さん。食材の生産に興味があり、多くの先輩たちから学べる工場の環境が気に入っている、というK.N.さん。学生時代、接客の仕事が好きな自分に気付き、入社後も「やっぱりお客様に近い仕事が楽しい」と語っていたA.I.さん。三者三様の個性を活かして、これからも活躍していくことだろう。将来的にさまざまな活躍フィールドが望める会社のため、「自分ならどんな活躍ができるだろうか」と想像しながら検討を進めてみてほしい。

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びっくりドンキーを中心とした全国358店舗(2025年1月31日時点)の運営を手掛けるアレフ。持続可能な食産業のあり方にも高い意識を持っている企業だ。

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