最終更新日:2025/4/25

日新信用金庫

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 信用金庫・労働金庫・信用組合

基本情報

本社
兵庫県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

この街の〈人と企業〉と共に歩む金融機関をめざし、着実に信頼を広げていく

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明石市の本店営業部に勤務する3名が語る〈私たちの仕事と風土〉

明石市、神戸市などを中心に兵庫県内に36店舗を展開する日新信用金庫。活気あふれる明石市の本店営業部へ取材! 地域のお客様とつむぐ信頼や仕事への向きあい方を紹介します。


佐野良太さん(右)
本店営業部 渉外課
2015年入庫 経営情報学部卒

前島惇也さん(左)
本店営業部 渉外課
2016年入庫 経済学部卒

松浦翔子さん(中)
本店営業部 預金課
2016年入庫 経済学部卒

融資の対応や提案を行う渉外課に勤務する佐野さんと前島さん、庫内で預金や相続の手続きを担う松浦さん。扱うのはお金や書類であっても、その先にあるのは〈人〉。お客様と築く信頼関係の深さ、そこから得る唯一無二の喜びにぜひ注目!

仕事のワンシーン

「目標達成のための数字にはこだわりたいですね」と佐野さん。お客様先へ訪問するときの相棒は自転車やバイク、モバイル端末。お客様のために汗を流すことを忘れない。
お客様の抱える課題に踏み込み、最適な解決策を考える仕事は経営者の考え方や情熱にも触れる。「さまざまな業種の知識をもっと身に付けていきたい」と前島さん。
預金課は店舗内に勤務しながら、お客様とアットホームな信頼関係を築ける仕事。「結婚などプライベートの変化を経ても〈にっしん〉で働き続けていきたいです」と松浦さん。

お客様の事業が発展すれば、取引が活発になり、街が潤う。自身の役割を実感しながら、地域に貢献する

入庫1年目は預金を担当し、他の支店で融資課と渉外課を経て、現在の店舗で渉外を担当しています。今、力を入れているのは新規のお客様の開拓。融資には、まずは決算書が必要です。貸借対照表や損益計算書などが記載された決算書をお客様から見せていただいたときは〈信頼していただいたのだ〉と、思わず気持ちが引き締まります。
融資や渉外の仕事を通して感じるのは、〈にっしん〉の役割は地域貢献だということ。明石市に本店を置いている〈にっしん〉の商圏は兵庫県です。お客様の事業が広がったり、収益が増えたりすることで、兵庫県の経済が潤っていく。そんな取り組みをコツコツと続けることが、地域に貢献することなのだと思っています。実は兵庫県出身にもかかわらず、明石の歴史もあまりよく知りませんでした。お客様から明石の街の歴史などの話を聞けるのも、今では楽しみになっています。
また、渉外を担当していると、お客様から多くの先輩の名前を聞きます。そんなときは〈にっしん〉の歴史を感じると同時に、先輩たちがお客様一人ひとりと築き上げた信頼が、今ここに存在しているのだということを実感し、自分もまたそんな強くあたたかい信頼関係をつくっていかなければならないことを感じます。
入庫年次の近い後輩は、ひそかに、ライバルだと思っています。後輩の個性や優れたところを認め、良い意味で競い合っていきたいですね。〈佐野さん〉

お客様とお客様の出会いをつくり、経営課題の解決につなげる。関わった人すべてに利益と喜びを提供したい

渉外課は個人、法人を問わず、事業をしているお客様の融資のご相談に乗る部署です。今、店舗を挙げて力を入れているのが、お客様の抱えている経営課題の解決に向けた支援です。窓口となるのは〈ソリューション事業室〉。営業店と連携している部署です。たとえば、お客様の事業を発展させるためには、何が必要か。地域に根づく信用金庫として何かできるかを考え、異業種のお客様同士の出会いの場をつくったり、後継者問題に悩むお客様には事業継承の方法を提案したり。相談内容に応じて専門家の力を借りることもあります。人と人が出会い、新しいビジネスの方法が生まれる。関わった人すべてに利益を提供できる仕事に、新鮮なやりがいを感じています。ビジネスの根底は〈人〉。お客様の事業を知り、汗を流すのが、〈にっしん〉の仕事の一番大切な部分なのだと実感しています。そして、この仕事は経営者と会うことが多いため、経営者の考え方や個性に触れることができる。これも刺激になっています。
〈にっしん〉は先輩との距離も近く、新人の頃は先輩に助けられることが本当に多かったですね。悩んでいたときは「どうした?」と声をかけてくれ、親身になってアドバイスをくれる。この雰囲気の中で、仕事ができることにも喜びを感じています。〈前島さん〉

相続手続きの相談を受けたときから完了まで担当できるからこそ、信頼関係が深まる

私の所属する預金課では、口座や定期預金の開設・解約、住所変更、相続手続きなどを担当しています。入庫以来、ずっと預金課ですが、入庫したときは定期預金の手続きなどを任されていましたが、今は相続手続きも増えました。相続人の方に署名をいただいたくなど、書類を整えることのほかにも、今後の相続対策について相談に乗り、司法書士とやりとりすることも。相続はとても奥が深く、100人のお客様がいれば、100通りの相続があります。お客様の要望をお聞きしながら、手続きをじっくり進めていけるのがうれしいですね。〈にっしん〉は仕事が細分化され過ぎていないので、最初に相談を受けた担当者が、完了するまで、すべて担当できます。相続手続きを担当したことがきっかけで新たな取引が始まることもあり、信頼関係も深まるので、とてもやりがいを感じています。
職員同士の仲も良く、店舗が異動になっても、先輩が「元気?」と聞いてくれる。気に掛けてもらっているのだなあと思うことも多いですね。残業時間も少なく、ひとりで仕事を抱え込むこともありません。希望すれば、融資に関する業務の研修も受けられます。休日も取りやすいので、プライベートとのバランスを取りながら勤務できる環境だと思います。〈松浦さん〉

人事担当者から学生のみなさんへメッセージ

お客様と出会うこと。お客様とお話をすること。私たちは今まで以上にお客様との接点を多くつくることに取り組みたいと思っています。お客様の抱える課題を〈にっしん〉によって解決していく。そんなソリューション型の対応や提案ができるように人材育成を進めています。お客様から寄せられた〈ありがとう〉のエピソードを全店から集め、職員を表彰するなど、モチベーションを高められる取り組みも行っています。お客様のことを考え抜いた提案はお客様に驚きを与え、それは喜びに変わり、職員への信頼へとつながります。新人のみなさんにもぜひそんな体験をしていただきたいと思います。そして、これこそが〈にっしん〉の仕事の醍醐味なのです。
求める人材像は特別なものはなく、素直と感謝の心を忘れず、ミスを起こせば「ごめんなさい」と言える人。この言葉を言える人は信頼を生みます。そして私たち人事部も、素直で誠実な人がのびのびと勤務できるような環境づくりを進めています。

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「〈にっしん〉に広がる仕事のやりがいをぜひ多くの学生のみなさんに知って欲しいですね」。人事部調査役の木室昭彦さんと主事の木村さやかさん。

マイナビ編集部から

取材が行われた日新信用金庫の本店はJR明石駅に近く、明石の台所と呼ばれる〈魚の棚商店街〉も近く、活気にあふれたエリアにある店舗だ。インタビューに応えてくれた3名の職員のみなさんの入庫理由は「地域貢献に興味があった」「人事の対応にあたたかさを感じた」などだが、業務を通して〈にっしん〉における地域貢献の奥深さを経験している最中だ。金融機関にもITが積極的に導入されているが、同金庫では、人が人と対面で話し、あたたかい信頼関係を築いていくことを重視している。やみくもに支店を増やすのではなく、店舗ごとの地域性を大事に、職員一人ひとりがていねいな信頼関係を築くことで発展している点にも注目したい。新人研修から始まり、中長期的な人材育成研修も実施し、中小企業診断士や社会保険労務士などの専門資格の取得支援もある。地域貢献にとどまらず、ビジネスパーソンとして成長したい人も伸びやかな風土のもとで活躍できる企業だ。

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兵庫県明石市に本店を置く日新信用金庫。地域に密着した信用金庫としての信頼を掲げ、健全経営を実践。また、若手人材の育成にも力を入れている。

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